カヤ日記

活動する研究者、かやちゅ。@カヤニストの行動記録
カヤネズミの研究&保護活動や野生生物の保全に関する話題をつれづれに

カヤネット観察会 in 滋賀

2011-08-02 | フィールドノート

7月30日、カヤネット観察会で琵琶湖へ。
目的は、琵琶湖博物館の見学と、カヤネズミの巣探し。
東京、静岡、福井、京都、兵庫の6名のカヤニストが集結した。
今回の観察会では、琵琶博の学芸員でカヤネット会員のKさんの協力のもと、博物館のバックヤードや収蔵庫の見学ができることになった。多謝。

当日朝の天候は薄曇り。午後から雷雨との予報が外れることを願いつつ、一路草津へ。
ところが、JRが信号トラブルで遅れ。さらに、遅れた列車表示にまどわされて、うっかり同じホームからでている湖西線回りの電車に乗ってしまった。
途中で間違いに気づきいて慌てて引き返し、草津駅からタクシーを使い、30分遅れで合流。申し訳ない・・・。

昼食をすませて、いざ観察会スタート!
誰かの、あ、チョウトンボ!という声を皮切りに、アブラゼミの抜け殻や、バッタなど、つぎつぎに発見。しかし、残念ながらこの一帯ではカヤネズミの巣は見つからなかった。
あんまりカヤ臭くないねー、場所を変えようか、などと話していたところに、Kさんから電話。
今からプランクトン採集に行きます、ということで、ついでに、良さそうなポイントを教えて貰えることになった。

プランクトン採集の様子。

ところが、そのあたりからだんだん雲行きが怪しくなり、観察会を切り上げて博物館に退避することに。早足で館内にたどり着いたとたん、一気にザーッときた。
この天候では続行は無理なので、予定を前倒しして、館内の見学に。
2時間かけて、展示とバックヤード&収蔵庫を見学した。

その後、天候が回復したので、観察会再開。
バスの時間を気にしつつ、30分ほど探したが、残念ながら球巣発見ならず。
でもその分、博物館見学が楽しめたのは、よかった。

終了後、Kさんおすすめの草津市内の隠れ家的お店で日本酒&料理を堪能。
小宴も終盤に近づいたところで、メンバーから学位取得のお祝いの品を手渡された。
1人1人のメッセージカードも添えてあり、思いがけないサプライズに感激。

帽子・手袋・巾着袋にフィールドノート、しっかり活用させてもらいます!

 


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