久しぶりのブログです。
なかなかブログの更新ができず、すみませんでした。
今日は、どうしても書いておかなければならないことがあります。
本日発売の「週刊朝日」に、「普天間問題」について「チーム鳩山」に秘策ありと出ています。
様々なことが書いてありますが、「今回の政府提案のベースになったのは、川内私案とされる。」とあります。
それに続いて、総理が川内に「指示した」とされる言葉まで出ています。
私は、総理から指示を受けていませんし、政府が現在、様々な努力をこの問題にしていることのベースに私達の提言がなっていることも決してありません。
この記事の中で、正しい部分は3月6日に元外務省国際情報局長孫崎享氏と共に首相公邸を訪れ、総理と会い、孫崎氏が、記事の中にある進言をしたことは、事実です。
しかし、「川内私案」については全く違います。
第1に、私と近藤昭一議員が総理に示した案は「川内私案」ではなく、「沖縄等米軍基地問題議員懇談会案」であり、「グアム移設案」を提言していること。
第2に、その他の具体的地名を出していないこと。
第3に、「ローテション展開基地」については、「普天間基地はグアムに移設」を確定させ、「辺野古沿岸建設を中止」した後に日米間で誠実に協議すること。
これ以外にも、日米同盟をさらに深化させるためのいくつかの提案をしています。
原文をぜひ読んでみてください。
↓
平成22年3月6日
2010年5月日米両国政府合意案(第1次案)に向けて
沖縄等米軍基地問題議員懇談会
会 長 川内博史
事務局長 近藤昭一
1、グアム協定を維持し、遵守する。
2、SACO合意を改定する。
① 在沖縄海兵隊の本拠地を、2014年までにグアムに移設する。費用の相当部分は日本政府が負担する。
② 2014年グアム移転までは普天間基地を、負担軽減の上、使用する。
③ V-22オスプレイの運用については、日米両国政府で協議する。
④ 辺野古沿岸の基地建設は中止する。
⑤ 日本政府は、海兵隊のローテーション展開基地を、日本国内に確保するために、米国政府と誠実に協議する。
3、日米地位協定見直しの協議を開始する。
① 刑事裁判権について
② 低空飛行訓練の日本の法令遵守について
③ 134ヶ所の米軍使用基地・施設の整理統合について
4、日米グローバルパートーナーシップの観点から、日米同盟を深化させるために協議を行う。