カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

小川つり掘り園に行ってきた。2022年5月同好会

2022-05-09 21:00:00 | へら
2022年5月9日

10連休のうち,釣りには9日,残り1日もエサ等を買うために釣具屋さんめぐりの旅と釣り三昧でした。そして,連休最終日は小川園での底釣りで締めをくくります。前日は,冨堰から帰ってすぐに,久々にウドンを作り,底釣りの仕掛けや道具を出して準備していたこともあり,気分は徐々に上がっていき,なんだかピクニックに行く感じでいます。
朝,師匠をPICK UPして,色々とお話ししながら小川園に行くのですが,道が空いて快適に進み予定よりも早く到着してしまいました。

到着後,事務所で受付をしていると,コータローも到着。
どこに座るか迷いつつ,桟橋に乗ることにしました。
本日は,小川園同好会3回目の師匠と,小川園初心者のコータローと一緒に同好会に参加します。

【釣結果】
竿 12尺
浮子 クルージャンウィンターバージョン グラスムク 7番
道糸 多分0.8号
ハリ クワセヒネリ 4号
ハリス 0.35号
上 30cm,下 34cm





エサ
ウドン①
 ・一光園 32g
 ・117 8g
 ・水 100cc

ウドン②
 ・Gウドン 1袋
 ・水 110cc

まぶし粉
 ・谷養魚場
 ・水光園

6時20分ごろ3人でしゃべりながら準備しています。
浮子のオモリバランスを取ってみると,エサ落ちが出過ぎていたのでスイッチシンカーを別のモノに付け替えたらいい感じになりました。幸先がいいです。

底建てをすると右側に一ヶ所丘があり,そこに乗ると6目くらい(約8㎝位)高くなっていますのでそこには載せないように注意します。
その他は,浮子トップで3目程度の差ですので低めに棚を合わせて,掘れるので高めの場所を中心にエサ打ちをすることにします。

開始時間7時ギリギリ過ぎに準備が完了してエサ打ち開始です。
ジャミを懸念して,ドロをたっぷり付けて

久々の底釣り。
今までの忙しい宙釣りと比較するとのんびりしています。
エサを打って,浮子が返るのを確認してから打ち返すのですが,これは底釣りも宙釣りも同じものの,一連の動作に掛かる時間は当然底釣りの方が長い訳で自分のリズムを掴むのが難しいのです。ふつうは・・・
そんなカッパの隣で釣りをしているコータローが自分の浮子の状態を「浮子が馴染んで・・・あっ触った・・・返ってきて・・・アタリそう・・・」などなど独り言で語っているのを聞いていると,底釣りのリズムをなんだか掴めそう。

ドロを被せて釣っていますが

なんて思っていると,さっそくコータローが1枚ヒット!
続けて,師匠も1枚ヒット!

二人とも,小川園の凸の恐怖に勝ったのです。そしてカッパはまだ凸の恐怖のまま・・・なんてことはなく,今日はなんだか釣れそうです。

なんて話していたら,お昼の注文の放送が流れたので,コータローと二人でお弁当の予約をするために事務所に行ったのです。
事務所につくと「や」さんが晩酌をしています。そのまま二人もご相伴にあずかることになります。
コータローはビールを,カッパはお茶を頂き,ワイワイガヤガヤ。
そのうち,竹竿の話になり,「や」さんの竿を色々と拝見しました。小さいころ実家にあった竹竿の穂先を折ってしまったことがあり,おっかなびっくりに丁寧にやさしく継いで竿を振っていたのです。竿一振りごとの違いに感じ入りましたが,カッパは竹竿の世界に入るとそのまま「沼落ち」してしまうと思っていますので,手は出さないようにしておきます。
コータローは「や」さんの人柄が好きになったようでした。

小一時間,しゃべってまったりした時間を過ごしてから釣り座に戻ると師匠は既に3枚目を釣っていました。

本日のカッパは少々お疲れ気味ですのでギアを落として釣りをしており,ちょうど底釣りのリズムにはいいのかもしれません。
エサは前後20cm,左右30cmくらいの範囲に拡散して打っています。浮子が返ってからさわりがなければ打ち返すリズムになるように打ち返しています。

重い一光園&117のウドンを使っていましたが,軽いGウドンに変更。浮子トップの馴染み加減がトップ3節くらい違います。
数投エサ打ちをしていると,浮子が返るときにサワリが出てきたのです。モーニングを逃しているカッパ。久々のサワリにドキッとする時間。浮子に変化が現れたとき,「ドキッ」とするのです。そして,目が冴えます。雲空の光の加減で浮子が見えにくいので,しっかりと目を凝らして浮子の動きを読み取ります。
ズボッと2目くらい勢いよく浮子が入って釣りあげてみると,小さなヘラブナが1枚
『凸逃れ:ミッション達成』の瞬間です。

さて,続きはどうなるか?
このまま釣れてくれれば楽なのですが,エサを打ってみるとサワリが無くなります。おまけに馴染が深くなっているので棚の調整をしていきます。

数投エサ打ちをして,魚の動きを見ていますが,なかなかサワリが出ずに釣れません。
魚が遊んでくれないので寂しいのですが,会話だけは賑やかに楽しく時間は過ぎていきます。

浮子の馴染み加減や返りから惚れていると思ったところで素ウドンでいいカラツンを貰ったので,一応棚を取り直してみるとある程度フラットにそこそこ掘れているのです。
棚を調整して数投エサ打ちをしても反応はまだ薄いのですが,これで釣れてほしいところです。

お昼のお弁当が届いた放送が流れてきました。
ここで釣れれば気持ちいいのですが,果たして・・・

「チク」
いいアタリです。
こうしてお昼前に2枚釣って,お弁当を美味しくいただくのでした。

昼食後に釣り座に賑やかに戻っていきました。
コータローは匂いのキツイ水光園のまぶし粉を使って浮子にいい反応が出ているようです。
カッパのこれまでの経験では,水光園のまぶし粉の反応はイマイチで,あまりいい思いはしていないのですが,本日は試してみます。
このあとコータローは小さい冬のアタリにガッツリ食わせて釣りあげていました。

水光園のまぶし粉に変えてみたら,浮子の反応がいいのです。サワリがしっかり浮子に現てくれるだけで気分が上がってきます。
浮子に反応がある。「アタレ,アタレ」と唱えつつ,「そこで,さっと入って」と願望が口出たところで,カラツンは釣りあるある。
そして,一節ほどのいいアタリがようやく出たところで,すっと合わせて竿に感じるいい重さ。どや顔で「お~い」と魚を取り込むのです。
次の一投では,魚が薄く反応が無くなる感じです。釣れない・・・

師匠も分かったと言って,ぽつりと釣るのですが,魚が薄い。続かない・・・

さて,お昼ご飯を食べて,お腹が膨れ,反応のない浮子を見ているとどうなるか?もうお分かりですね。
眠くなります。普通です。

さらに,6連釣行もあり,マジ眠くなりました。本当に,白目を開けて寝ていました。意識飛んでいます。飛びまくりです。
でも,ここは釣り人と言えるのが,浮子がピクっと動いたときには,目が「かぁ~」って開いて,目がシャキッとするのです。
そして,釣ってしばらくは竿を振る手も軽やか,浮子をしっかり見て,会話も増えるのですが,生体反応の弱い浮子を見ていると徐々に瞼が重くなっていくのです。

そんな眠くなっているときに,おぼろげながら浮子を眺めていたのです。
隣のコータローが「あと少しで浮子がアタリそう・・・アタル・・・(浮子トップが水中に)入る!」と語っていたところ,カッパは自分の浮子を見ながら,入る(ような幻のような感じで)のを無意識に体が動き釣ってしまいました。

この後,サワリを出そうとエサ打ちの回転を上げるようにしてみましたが,サワリが出ないので徐々に回転数が下がり眠くなって,ふと気合を入れなおしてエサ打ち回転を上げて・・・3時になり納竿となりました。

6枚 4kg

半年ぶりの小川園。のどかな雰囲気と,難しい池でヘラブナに遊んでもらえました。
今月も,「や」さんお世話になりました。

そして、久々にお米3kg、バナナ、卵をお土産に持って帰り奥さんに喜ばれたカッパでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿