カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

さくら湖に行ってっ来た。出ないけどM1の試釣に

2024-04-02 21:00:00 | へら
2024年3月31日(日)

明日は,さくら湖でマルキユーM1の予選が開催されます。春の風と共に、釣りの情熱も高まってきています。

この前の2月に開催されたマルキユーM1の清遊湖の予選では,カッパは奥マスの真ん中で1日中17尺2m~2.5m位のセットをやり通しました。

結果はと言いますと…あの緊張感溢れる「アタリ凸」
お尻が浮いていく感じを満喫してしまいました。

抜きセットで浮子が馴染んでいき・・・エサ落ちてでピタッと止まって・・・そのまま
もしくは,ちょっと浮子を馴染ませて・・・エサ落ちてでピタッと止まって・・・そのまま
午後からは,アタリ欲しさに,幻覚まで見えてきそうなほどでした。
このような悲惨な目に合ってから,絶不調が続いています。

さて,さくら湖の予選の話に戻しますと,予選の開催日は,よりによって4月1日です。年度始めの4月1日はサラリーマンのカッパとっては仕事を休むわけにはいかず,エントリーを見送りましたが,仲間が参加しますので応援を兼ねてさくら湖に足を運びました。
それに釣れなくても,ここの煮込み弁当目当てでも全然かまわないとも思っていたのです。

5時30分前に入場して,仲間と合流しました。
本日は,師匠,GOさん,PCQさん,Jrさん,Aプロさん,ハマちゃん,カッパの7名。C桟橋の事務所を背にしたところが開いていたので,入釣しました。座席番号46番。
昔,この辺りで段底して大物を釣った記憶があります。今日は,試釣の応援ですので,釣方は仲間の釣り方と,竿の長さも合わせることにしました。




【釣結果】
釣方:メーター固形セット
竿:9尺
浮子:4㎝B
ハリ:上 8号8cm,下 コム3号 70cmスタート

バラケ:
粒戦 1
細粒 0.5
水 1.8
ヤグラ 1
もじり 1

クワセ:
力玉 サナギ漬,力玉大 サナギ漬






M1に参戦する仲間が,9尺を出していましたので,カッパも同じ尺を出して参考材料になれば考えました。
先ずは,棚にバラケを掛けて,その後抜けてからクワセが倒れ込むタイミングの浮子の動きを注意深く見つめます。

ひたすら投げ続けること30分。ようやくアタリが出たのですがカラツン。しかしこのカラツン、下ハリスが長いせいか、それとも何か他の要因があるのか、判断がつきませんでした。とりあえず、スレ掛かりしたことと、下ハリスが張るまでの時間が長過ぎる感じがしたので、10cm短くしてみることに。

その後も,カラツンが続くので,バラケにヘラが反応して,オモリ付近~クワセまでの糸ズレかもしれないと考えていました。
そこで,バラケに手水を加えて小バラケにして,バラケの拡散範囲をタイトに,濃度を薄めることで,バラケへの反応を減らして,クワセへの集中を図ることを考えたのです。
丁寧な落とし込みとバラケのパターンを少しずつ変えて打っていきます。

かなり水分の多いバラケを小さめに付けて,気持ちはオモリの上で抜く感じですが,このバラケエサは今日初めて使うブレンドで特徴をまだ上手く掴めていません。
バラケが抜けている位置は,自分がコントロールしたいと思っている位置よりも,もっと上で抜けている感じがしました。

バラケは早めに抜けて浮子が,馴染んでいき,受けが出て待っていてもアタリは出ません。
小バラケで打ち返します。
バラケは早めに抜けて浮子が,馴染んでいき,触りが出て待ってもアタリは出ません。
何度も小バラケで打ち返します。
バラケは早めに抜けて浮子が,馴染んでいき,触りがあり,エサ落ちから少しシモリ出したので,待っていたら,アタリ,しっかりクワセを喰ってくれていました。





この後,クワセの倒れ込みでもう1枚釣れました。

1枚,2枚釣れると次のアタリが出るまで時間が掛かりますが,しぶとく打ち返します。
小バラケを抜いて,浮子のシモリが出てからしぶとく待ってからのアタリを取るのです。これがカッパのタックルでのヒットパターンになりました。

折角当たったのですが,念のため,再度,バラケを棚に入れるようにエサ付けを変えて,数投試してみたところ,はじめの1,2投は反応がなく,4投目あたらからやはりカラツンが出て,当たってもスレになるのです。
少しリスキーに感じましたが確認のため,3投程,大バラケを抜くようにエサ打ちしました。予想していたことですが,これだと上でハシャぐ割合が増え,サワリが遠のく感じがするのです。
よって,方向性を戻します。
水分多目の小バラケを打って,水中に入って早めに開かせる。そのうち浮子にシモリが出てから待ってアタリを狙います。狙って当たらなければ早めに打ち返してから狙うのです。
これで,ポツリポツリと釣っていくのでした。
時々,絶妙な下ハリが張るイメージのタイミングで上ハリを喰って当たることもあったりしましたが,釣れると嬉しくテンションが上がります

これで行けるかと思ったところ、難しいさくら湖は一筋縄ではいかなくなるのです。

昨日から,すっかり暖かくなっているとはいっても水中にまで,この陽気が反映しきってはいないようですが,徐々にヘラブナの活性が変わってきているようです。
浮子の周りにも数匹へらが浮いて見えてきました。時間とともに活性があがり,10時過ぎ辺りから,小バラケを抜くのでは当たらなくなり出しました。

しばらく当たらない時間が続き,クワセが張るところで浮子が馴染まなくなってきました。
ヘラは近くはいるようですが,クワセを煽ってきている感じで,喰ってきてはくれない感じがします。

下ハリスが張らないので,ハリスを徐々に短くしていきます。
バラケを抜きから,棚に入れるようにします。

これまでも謎のカラツンがあるので,カラツンでは縮めずにいて,スレ掛かりが出てから約5cm(目分量)ずつ短くしていくことにしました。

バラケの入れ方も少し変えてみることにしました。大バラケはあまり良く無いので小バラケにします。
バラケを小さいながら棚に入れるように手モミします。確実に棚まで入って一度,浮子のメモリが1目掛かった後で抜けるように調整します。
何度か,棚に一旦入れてから直ぐに抜けるようにしていると,そのうちクワセが倒れ込むタイミングとバラケが被さるタイミングが合えばアタルような感じになりました。
このバラケコントロールが難しいのですが,難しいながら上手くできることもあり,面白くも感じています。

ここまで12枚

こうしてポツポツ釣ったところで,本日のメインイベント突入。
何か・・・と言えば・・・

お弁当タイム!!!

さくら湖のお弁当は美味しいのです。そして,今日も「モツ煮込み弁当」(750円,お茶付き)です。ごはん大(+100円)にしました。
単純なカッパは,お日様の下で,美味しいお弁当をほおばるだけで,幸せを感じてしまう。
しかもごはんを食べ終わったら,また,大好きな釣りができる。
もう最高です
お弁当の写真撮るのを忘れていました。

昼食後,再開です。

再開後も,しばらくするとまたアタリ,しっかり釣れてきます。
いい感じです。
ハリスを短くしていき,結局は45cmまで短くしてアタらせたのですが,それは2枚のみ
この時,地合いが急激に変わっていたのですが,カッパが気付くまで時間が掛かったのでした。

しばらくの間,釣れなくなり,カッパがはっきりと認識たのは1時過ぎのことでした。
これまで微かに感じられていた魚っ気が浮子に伝わってこなくなったのです。

ここまで,18枚

さて,どうしましょうか?
また,小バラケの抜きセットに戻します。
ハリスは短めのママですと,アタリが出なかったのですが、この時カッパは,ヘラとの距離感=ハリスの長さの問題ではなく、クワセの安定性や倒れ込んでからのアクション=ハリの重さでアタらないのではと考えて重めにコム5号,軽めとしてコム2号,長さは45cmで試していたのです。
触り薄く,浮子の深馴染みもいい感じには出ない。
出ても,アタリに繋がらなったのです。

何故アタらないのか,頭の中では?が浮かぶばかりでした。

風が舞って,向かい風~追い風になって,落とし込みの精度が落ち,表層流れに浮子が乗って動くのもあり,釣れなくなっています。

何か釣れるヒントはないか・・・この前の3月20日に,さくら湖に来た時の釣り方も思い出して・・・
喰い渋りの状況から,あーでもない,こーでもないと色々と考えたのですが,出した結論が,朝の釣れていたセッティングに戻すことです。
距離感が変わったと考えたのでした。

ハリ コム3号,ハリス 60cm

ヘラの喰い気は下がっているように感じます。

水分多目の小バラケを一定のリズムで打って,そのうち浮子にシモリが出てから待ってアタリを狙います。
竿振りにも注意して,極力同じ位置に浮子を立たせるようにします。現実は・・・下手くそな自分に少々凹むけど,練習と思って頑張ります。

しばらく時間が掛かるのです。
深馴染みが出ました。
そして,待っていると・・・アタリ!

1枚釣れると,アタリは遠のきます。
しぶとく,打ち返して,狙っていき・・・アタリ。

3時前に44cmの大型を1枚釣って,残り30分・・・
しぶとく,打ち返していきますが・・・アタリません。
3時30分になり,最後はカラツンで終了となりました。

結果:22枚

翌日のM1カップ参加の皆さん頑張ってください。


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