快速みすずの交通ブログ

管理人の交通(主にバス)に関することを中心に書き綴るブログです。

こんな臨時列車が走っていました。~急行たてしな編~

2009-11-02 14:25:35 | 鉄道
1986年7月号の時刻表を何となく見ていると、「おや!?」と思う臨時列車に遭遇しました。


それが、大変見にくいですが、画像の部分です。


急行たてしなと急行きそ51号です。急行きそ51号は長野行で急行たてしなは、名古屋発着の中央西線では珍しい小淵沢行となっています。塩尻まで併結運転されていたと容易に判ります。使用車両も165系もしくは169系を使っていたと想像します。


「おや!?」と思ったのはその経路もしかりですが、“急行たてしな”の愛称名でした。確か、新宿⇔上諏訪を結んでいた急行に“たてしな”の愛称がついていたと思ったのでした。


鉄道雑誌をひもといてみると、やはりそうでした。


昭和39年10月から1年間、新宿・上諏訪間を結ぶ急行として走り始めた165系使用の7両編成の電車が急行“たてしな”でした。


昭和40年10月以降は急行アルプスに吸収されるようになり、一旦愛称名が消えましたが、昭和48年10月から季節列車として再登場しました。


その時は、新宿・岡谷間で運転されて、急行みのぶとの併結運転で、165系12両編成でした。うち“たてしな”は8両編成で走っていましたが、昭和53年10月で廃止されてしまいました。


そして、8年後に中京圏から臨時列車として、再び愛称名が復活したのでした。


こういう発見もありますので、たまには古い時刻表を眺めるのもいいものです。