伊那バス／路線バスについて

伊那バスも信南交通と同様、新宿・名古屋・大阪へ高速バスを運行しているので、ご存知の方も多いと思います。伊那・駒ヶ根・松川町に営業所があります。
高速バスと貸切バスが主体のバス事業者のような気がしますが、路線バスも細々と運行しています。
伊那市では、伊那本線（本社前⇔辰野駅前）西箕輪線、新山線、若宮・福島・手良線があります。駒ヶ根市は駒ヶ岳ロープウェイ線、松川町では大鹿線、生田線、部奈線があり、登山時期に鳥倉林道線があります。また、箕輪町、南箕輪村、伊那市、駒ヶ根市、松川町でコミュニティバスを運行委託を請け負っています。ほとんどが、中型か小型で運行しています。
伊那バスは以前はいすゞも導入していましたが、今は日野オンリーです。車番は数字5桁で最初の2桁が導入年号、百の位が用途で100が高速、200が中型小型路線、500が大型路線、800が貸切
を表し、十の位が通し番号となっています。大型路線車は駒ヶ岳ロープウェイ線に導入されている関係で、各々動物の名前がついています。

名鉄バス2803

エアロエースの話題が続きますが、画像は名鉄バスの2803です。2008年式です。中央高速バスの名古屋⇔飯田線の運用に入っていました。従来だと、エアロエースは、名古屋⇔長野線とか名古屋⇔松本線に入っているのですが、飯田市内で見かけるのは稀有なことです。
一度乗ってみたいとは思うのですが、なかなか機会がなくて…。

高速バス・南アルプス号

画像は今月で廃止されます高遠⇔新宿を結ぶ高速バス・南アルプス号です。JRバス関東担当便です。三菱エアロエースには驚きました。以前はいすゞのガーラだったような気がしましたが。開業当時は旧長谷村の伊那里から高遠を経て、さらに国道152号線を杖突峠を越えて、諏訪インターから中央高速に入って新宿まで2往復していました。JRバス関東の単独運行でした。後に、高遠から伊那市内を経由して国道153号線を箕輪町から伊北インターから中央高速に入って新宿まで4往復運行し、伊那バス・京王電鉄バスも運行することになりました。新宿新南口から出発する京王電鉄バスは南アルプス号が唯一でした。現在は、各社1便ごとの3往復になりました。開業当時はJRバス関東が中央高速バスに対抗して、開業したと思いましたが、そうでもなかったとも思いました。高遠発便を中央高速バス駒ヶ根伊那系統に組み込んで、路線維持をしてもよかったとも思いますがどうでしょうか？

名鉄バス2507

画像は名鉄バスのセレガ2507です。貸切車ですが連休中の続行便として、飯田へやって来ました。2005年式。豊田営業所所属です。名鉄バスは一貫して三菱オンリーでしたが、近年豊田営業所のみ日野を導入しています。日野はトヨタグループですので、お膝元だけは配慮したことと思います。
都市間高速バス豊田線などには、新型セレガも多く走っています。

松本電鉄バス10499

画像はみすずハイウェイバスの松本⇔飯田線の本日飯田18:05発便の運用に入っている日野セレガです。車番が10499なので、2004年式です。
この路線は最近まで三菱エアロクイーンが専属で入っていました。10390・10490（94年式）・10590がそうでした。たまたま、車両のやりくりの関係で入っていたのかどうかわかりませんが、セレガが運用に就いたのは稀なことです。10499はおそらく、廃止になった松本⇔中部国際空港の専属車だったのではないかと思います。正確な情報を教えていただければ幸いです。