五箇山のもり

五箇山の豊かな自然・文化を桂湖ビジターセンターより紹介

かんじきトレッキングinタカンボー山

2013年03月03日 | 日記
今年は雪が少なかったこともあり、
2週間も早くタカンボー山へ行ってきました。
毎年五箇山では3月の第一土曜日・日曜日に
「シミシミバンバン」というカンジキトレッキングのイベントが行われます。
「シミシミバンバン」とは
雪の表面が凍みて、沈まずに歩くことができる状態のこと。
シーズンに何度か冷え込んだ朝になるちょっとうれしい出来事です。

今回はこのイベントの2日目の中級者向けのトレッキングで、
タカンボー山を是非ともとプッシュして実現いたしましたぁ。
タカンボースキー場から第1・2リフトに乗りそこからの出発となります。
かんじきをはいて鉄塔を超えてスタート。



だんだんとスキー場の耳障りな有線の音も遠ざかり、
真っ白で静か~な世界へ。



登りを一つ越え、二つ越え、



ここからの広がった景色は本当に気持ちいい。



そしてさらに歩くと楮集落や国道156の飛越七橋(橋を渡るたびに岐阜県、富山県を繰り返す)
も見下ろせます。私の今のお家も去年までのお家も見えましたぁ。



さらに登って、





タカンボー山の頂上です。
とはいうものの頂上には何もないので、もう少し足を延ばし絶景ポイントへ。
一瞬太陽も顔を出してくれて、



念願の冬の桂湖もお目見え。
そうそう桂っ子としては毎年冬の桂湖を確認しておかなければねっ。
開津谷も赤摩木古谷も、堺川本谷も凍っている模様。
湖の真ん中辺りだけ水が見えます。
何とも美しい!



そして今日は3月3日ひなまつり。
ということで真照さんが甘酒とアンパンマンひなあられを持ってきてくれました。
そういうところステキです!
そしてシナモンを効かせたホットワインもみんなでいただきましたぁ。
休憩しながらお弁当を食べて下山。



静か~な雪の世界。
凛とした冷たい空気に木々の表情。
広場をかんじき歩きするのも楽しいですが、
ちょっとだけ登れば本当に別世界。
タカンボー山のブナ林は壮大です。



心地良い疲れと満足感。
参加者のみなさんも無事登ることができました。
今年のかんじきトレッキングはこれでおしまいでしょうか。
このタカンボー山カンジキトレッキング毎年の恒例にしていきたいですね。
ありがとうございました。



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