五箇山のもり

五箇山の豊かな自然・文化を桂湖ビジターセンターより紹介

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

湖面開き

2012年05月26日 | 日記
今日は桂湖の湖面開き・大笠山開き。
今年は白山国立公園指定50周年記念ということもあって、
いつもよりちょっと盛大だとか。
湖面開きらしく舟を並べて、
神主による神事が行われました。





これは競技用のボートでドイツ製のエンバッハ。
とっても高級らしく、ベンツが買えてしまうほど!



そして白山国立公園指定50周年記念の除幕式。



今の季節限定の山菜鍋をふるまいました。



前日に山に入って
ススタケ、ウド、アザミ、イラナ、フキ、ワラビ、ヨシナなどを
調達して、下準備。
当日鶏肉・五箇山豆腐をプラスして、
味噌味の具だくさんお汁に仕上げました。



山菜の旨みがたっぷりのお汁、
みなさんに喜んでいただけたようです。

そしてボートの無料体験。





ぽかぽかお天気のファミリーでのカヌーの姿は、
何とも微笑ましく、
今日の桂湖はとってもほのぼのとした雰囲気に包まれました。
コメント

ぶなのベイビーちゃん

2012年05月24日 | 日記
春は山菜だけじゃな~い。
食べられなくたって、森はたくさんの新芽に溢れています。
春の森はたくさんの新しい命で本当に生き生き。

これはぶなのベイビーちゃんたち。
ず~っと向こうまでぶなの新芽です。



去年はぶなの実が5~10年に一度の豊作の年でした。
(だから今年の熊はぶなの実をたくさん食べてるはずなので、
 とっても質の良い脂身になっておいしかったはず・・・。)
なので一面に落ちたぶなの実が一斉に芽吹きました。

ぶなは秋にこんな形で実をつけます。



中には三角形の種が2個入っています。
ぶなの実は栃やどんぐりみたいにアクがないので、
拾ってそのまま食べられます。
これが本当においし~い。
去年はこれでぶなの実クッキー作りのツアーを行いました。



この種から芽が出た様子です。
最初は葉っぱはほんのりピンク色。









こんな風に殻をつけたまま芽を出すパワフルな子もいます。





そして



どんどん成長。







まだまだこれから大きくなっていきます。
このたくさんの新芽がどれだけ生き残れるかはわかりませんが、
それも自然の中で生きていくということ。

でもこのぶなの赤ちゃんたちがいつか





こんなにも





大きくなって、
この森を守ってくれると思うと本当に愛おしい。
存在そのものが自分たちに力をくれるってすごい。
豊かな自然に感謝。

日々成長していくぶなの赤ちゃんを見ながらたくさんのことを思うのでした。
コメント

桂湖はやっぱりカヌー

2012年05月19日 | 日記
半年の長~い冬眠を経て桂湖がオープンして2日目。
天気良好、風も穏やか。
ということで、さっそくカナディアンカヌーを浮かべて、
モニターツアーの下見へ。

桂湖にはカヤック、カナディアンカヌー、競技用のレガッタがあります。
桂湖でのカヌー体験は基本的にカヤックを使いますが、
今回は優雅にカナディアンカヌーで行ってきました。



カナディアンカヌーはデッキがオープンデッキでシングルパドルを使って漕ぎます。
シングルパドルは水かきが片方だけについているので、片側で漕ぎます。(写真右)



そしてカヤックはクローズドデッキでダブルパドルになります。(写真左)



どちらかというとカヤックはアクティブに
カナディアンはゆっくりのんびりと雰囲気のある感じ。

それでは出発。
今日も山師匠の頼れるお二人に案内していただきました。
まずは軽トラにカヌーを積んで移動。



今回はツアーのルートということもあって、
ビジターセンターからではなく、
ガイドが一緒じゃなきゃ行けないそんな特別な
わくわくする場所へ向います。





左端の雪のかぶった山は人形山。そして開津橋。(人形が現れる裏側の斜面になります)



広~い湖をゆっくり漕いで、
水面を滑るように静か~に谷へと進んで行きます。
本当に穏やかで、ゆるやかで、心静かな時が流れます。
ここ桂湖?と思うほど
いつも眺めている桂湖とは違う顔を見せてくれます。



まだまだどんどんの雪。



そして谷に上陸~。



雪解け水がこんこんと流れだしています。



ここからはちょっとサバイバル。
上流に向かって水の中をズボズボ進んだり、
急斜面を登ったり。



このお二人に着いていくのは至難のわざ。
途中見失ったりしながら必死です。



山菜の採り方・残し方・食べ方・保存の仕方、
急な斜面の登り方、下り方、
川の歩き方に、
それ以外にも
人生のことなどなど、
思いっきり教えてくださるお二人。
私に五箇山での感動を与えてくれるのはこのお二人のおかげであり、
五箇山の豊かな自然や文化を伝えていく上でもなくてはならない人たちです。

このお二人がこんなにも熱心にいろいろ教えてくださるのは、
愛して止まない五箇山の豊かさをみんなに伝えたいその一心です。
私がそれを受け取りみなさんに発進する。
その熱い想いにちょっとだけプレッシャーを感じつつも、
その想いに答えたい。
だって五箇山・桂湖の自然はサプライズがいっぱいなんだ~。

超ワイルドな二人ですから、
このままツアーにするとなると・・・
そこは素人な私の感覚で無理のない形で、
モニターツアーの行程を練っていこうと思います。
でもこのこびてない、すれてない、
まんまな感じが五箇山の自然の良さであり、
五箇山人の良さでもあると思います。
その五箇山らしさを感じてもらえるように・・・。



今日のカヌーツーリング終了。
撤収は早いです。
本当に今日は桂湖のまた新しいステキを見つけられました。
やっぱりここは別世界・・・。
ゆっくりとした時間が流れ、
心もからだもリセットされるようです。
ありがとうございました。
コメント

五箇山の春の楽しみはこれから・・・

2012年05月07日 | 日記
さて五箇山の春祭りも終わったし、
そろそろたくさんのお客様が訪れるシーズン到来。
お祭りモードを切り替えて、
今日は桂湖で行うモニターツアーの練習も兼ねて山へ行ってきました。
山と言っても今日は「摘み草料理」がメインなのでほどほどです。



山菜と言えば、フキノトウにクグミ、ゼンマイにワラビなどなど。
ですが今日はそんな山菜の王道からマイナーどころも攻めてもらいました。

まだ所々雪も残っている中案内していただき、
たくさんの山菜を教えていただきました。





イタドリ
生で食べると酸っぱくてさわやか。でもこの酸味はシュウ酸なので注意。
ルバーブに似ているのでもしかすると仲間なのかなぁ。



アザミ
葉っぱはチクチクして痛いけれど、新芽の柔らかい部分を食べます。



ウド



ニリンソウ
猛毒のトリカブトに似ているので注意。
ニリンソウは今の時期かわいらしい花が咲きますが、
トリカブトは9月頃に紫の花が咲くそうです。



ニワトコ
昭和天皇がお気に入りだったとか。食べ過ぎに注意。



アケビ



天然のエノキタケ
春にきのこが採れることにもビックリしましたが、
普通に売ってるエノキタケとは全くの別物!
あんなひょろ長いきのこではなく、茶色でどちらかというとなめこっぽい感じ。

まだまだありますが、
途中川に入ったりしながら、



食材を調達して、摘み草クッキングスタートです。



クグミ、ニリンソウ、イラナ(イラクサ)、ニワトコ、アケビ、ウド、アザミ
ヨモギ、イタドリ、ニンジンバ(シャク)、アマナ、ススタケ、クレソン、ツバキ・・・



ミズナ(ウワバミソウ)、ギボウシなどなど。

よしのやさんの真照シェフにレクチャーしていただいて、
ワイルド料理。



天ぷら



おひたし



山菜きのこ汁



豪華摘み草ランチができあがりました。



忘れてならない五箇山豆腐も持って行き、
今回はちょっとバージョンアップ。
油あげ用の豆腐を購入して、その場で豆腐からの油揚げ。



箸がなければ、クロモジを採ってきて箸に。
皿がなければ、笹やふきの葉っぱを採ってきてお皿に。
山の男たちは自然の中で過ごす達人です。
採りたての一番おいしい状態の山菜を、
その場で少しだけ手を加えていただく。
自然の中だからこそ楽しめる最高のごちそうです。



そして食事の後は、クロモジを摘んできて、
ちょっと優雅にクロモジフレッシュティーで一服。

こんな感じでステキな一日を過ごしたわけですが。

山菜というのは山の人たちにとってとても大切なものです。
雪深い五箇山では特に、
待ちに待った春を告げてくれる幸せの合図です。
アサツキにはじまり、クグミ、ウドなどなど。
ゼンマイなどは手間暇をかけて保存食にして、
貴重なものとしてお店にも並びます。
そして大切なホンコサマの食材でもあります。

そんな大切な山菜。
集落の山には集落の人たちのテリトリーがあって、
見えないルールがちゃんと存在しています。
ここに住んでいる者としてそのルールは絶対に守るべきもの。
でもこの豊かな自然の恵みをたくさんの人たちに知ってもらいたいとも思う。

山菜をプログラムにする難しさはありますが、
いろいろ方法はあると思います。
山菜を採って、持ち帰ることをメインにするのではなく、
あくまでも春の自然の恵みを探しに行く。
ちゃんとした地域のガイドの方たちに連れて行ってもらい、
山菜の取り方や美味しい食べ方、保存の仕方などを地元の人から直接教えていただく。
そして一番おいしいものをその場で楽しむ。
ここに来てじゃなければ味わえない旬の味。
そしてちょっと視点を変えて、ゼンマイなどのメジャーで、
集落の人たちにとって大切な山菜以外の
すぐに食べられるマイナーどころを楽しむ。
こんなの食べたことない、これって食べれるの?
という驚きがステキなんです。

こんな感じの春探しツアー桂湖でやりますよ~。
桂湖はカヌーなんてオツなものがあるから、
カヌーで上陸して・・・。
お楽しみに。
コメント