和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

ダルマチア地方 2 スプリットのスナップ トロギールへ

2017-07-11 08:00:01 | 日記

お金を払って撮影する ローマ風の衛兵を装う

スナップ

スナップ

ガイドのニーナさん

聖ロブロ大聖堂

ボートが一杯

さすが土曜日のリゾート地ですね

可愛いしぐさに二歳の孫を思い出して見てました

橋を渡っていくと今晩泊まるホテルがあります

スプリットではニーナさんという23歳になる現地ガイドにお世話になりました。初めて彼女に会ったとき顔はもちろん、すらりとした体つきや大げさな身振りや足の長いところなど今15歳になる孫娘にそっくりだったので驚きました。夫は孫に似ていると持っていた小さい頃の写真を見せたそうです。最近の写真がないかと言われたそうですが当然ですよね。
旧市街では自由時間にジェラートを食べて休んでいる夫を置いて人間模様を観察しながら街中をスナップしました。

スプリット滞在2時間後またバスに乗り次のトロギールへ向かいました。トロギールは周りを城壁に囲まれている小さな島で本土とは橋で結ばれています。街の起源はギリシャ時代にまでさかのぼるそうです。ここでも広場が中心になっていてこの街を代表する建築物の聖ロブロ大聖堂をみました。13世紀初頭から始まった建築は17世紀になって完成したそうです。門の前で詳しい説明を受けましたが真ん中にイエスの生誕がその上はイエスの生涯を、両サイド外側からアダム像、獅子像、イヴ像、聖人像、未完の十二宮,一番下には異教の民が彫刻されています。1997年世界遺産に登録されましたが教会の中には入らずその後は旧市街を見て回りました。この日は旧市街から歩いてチヴォ橋を渡った先に見えているホテルに宿泊しました。空港が近く夜遅くまで離着陸の騒音が聞こえたものの2部屋続きの使い勝手が良い宿でリラックスできました。


まつさおな空ゆったりと夾竹桃

ダルマチア地方 1 スクラディーン スプリットへ

2017-07-07 08:00:27 | 日記

スクラディーン クルカという小さな港町

ヨットハーバーにはぎっしり停泊していました

東西南北にあるという東門

宮殿に入るための説明を中庭で聞く

昔の宮殿の模型

宮殿地下の説明をガイドのニーナさんから受ける

ディオクレティオヌス胸像

前庭近くでフラッパ(アカペラコーラス)を聞く

グルグール・ニンスキーの像 彼の左足の親指に触ると幸運が訪れる。親指はぴかぴかだった 10世紀のニンと言う街の司教を務めた人

大聖堂 元々はディオクレティアヌス帝自身の霊廟として建てられた。今は教会として

4日目(6月17日)はトロギールまで425キロ移動する日です。このためホテルを早めの朝7時45分に出発することになりましたが幸いなことに今回のツアーメンバーは21名と比較的少数でしたので利用したデラックスバスでゆったり席を確保することができました。

途中2度トイレ休憩を挟みながらスクラディーンという静かな港町でシーフードの昼食をとりましたがフライにされた5種類の魚が大皿に満載で出てきたので食べきれないほどでした。サラダにかけたオリブオイルが美味しかったのでこの店で使っている地元特産の出来たてのオリーブオイルを3本買いました。
時間がなかったので街の観光はしませんでしたが近くのクルカ国立公園には渓谷や沢山の滝もあり美しいところのようです。また「隠れマリーナ スクラディーン」とも呼ばれていてあのマイクロソフトの創業者ビルゲイツも船を停泊させているマリーナがあるそうです。
ここダルマチア地方は「101匹わんちゃん」で有名なダルメシアン犬の故郷だそうで街中で何匹か見かけました。

昼食後また90キロ走りアドリア海沿岸最大の港町スプリットに向かいました。ローマ皇帝ディオクレティアヌス(245~316年?)帝が退位後隠居所として建設した宮殿を中心に発展した街です。世界遺産に登録されたこの宮殿はローマ帝国の衰退に伴い数百年に渡って廃墟となりますが7世紀頃になると人々が宮殿内に残された石材などを再利用住み始めます。古代ローマ遺跡の中に現代の人々が暮らすこの街には古代、中世、現代が複雑に絡み合う独特の雰囲気が漂っています。


旧市街窓辺豊かなゼラニウム

クロアチアのイストラ半島 プーラ、ポレッチ、ロヴィニへ

2017-07-04 08:00:05 | 日記

オパティアの港町 ホテルの部屋から クルーズ船も停泊

ホテル中庭プールサイドでバンド演奏 知っている曲多くベランダから楽しむ

プーラのシンボル円形劇場

上から見た写真を見せている人気添乗員の日高さんとガイドのエドさん

双子門 古代ローマ時代からの市壁に開けられた10か所ある門のうちの一つ

セルギウスの凱旋門

ポレッチのエウフラシス聖堂 

黄金に輝くモザイク画

博物館

博物館内の床のモザイク

ロヴィニの坂の上にある教会を目指して石畳をあるく

広場より見た景色

聖エウフェミヤ教会 

教会内部 明日はここで結婚式があり準備中

聖エウフェミヤの殉教の絵

ロヴィニ旧市街市場

2日目(6月15日)の夕方、クロアチアのオパティアに入りました。今夜から2連泊する美しい海岸都市オパティアはクロアチアです。スロベニアからクロアチアに入国するとき腰に2丁拳銃を提げたすごい美人の係官がバスに乗り込んできて一人一人顔をチェックしながらパスポートに入国スタンプを押していきました。記念に彼女の写真を撮りたかったのですが国境はカメラ撮影が禁止となっていますので諦めました。テロが頻発する欧州です。国境の警備は厳しくなっているようです。
オパティアのホテルは窓から見えるオーシャンビューも素晴らしく広々とした部屋でした。夜遅くまでプールサイドでバンドがダンス音楽を演奏していたのが少し騒がしく思いましたが過去に欧州旅行で泊まったホテルの中でも最高クラスのホテルでした。
クロアチアの人口は450万人、面積は九州の1.5倍位。ユーロが使えたスロベニアと異なりここでは独自の通貨クーナが使われています。一万円を557クーナに両替しました。お店によってはユーロが使えるところもあるので飲み物代だけあればOKです。   

3日目の観光はイストラ半島の古代ローマ時代からの古い歴史を持った街巡りです。まず半島南端部に位置するローマ時代に通商の中継地として栄えた港町プーラを訪ねました。1世紀に立てられた円形劇場やアウグストゥス神殿などの遺跡が残っています。旧市街の石畳を歩いてゆっくり見学しました。円形劇場は楕円形の形をしており今でもオペラやコンサート、映画の上映などが行われ現役の劇場として利用されているそうです。愛知県碧南市とプーラは愛知万博を機に姉妹都市になっているそうです。

半島西岸にあるポレッチではローマ時代のビザンツ帝国時代に建てられた世界遺産にも登録されているエウフラシウス聖堂を見学しました。内部は美しいモザイクが目を見張りました。今日の昼食はパンガスースというナマズとイカの煮込みです。ナマズと聞いてびっくりでしたが美味しかったです。

最後に訪れたロヴィニはポレッチとプーラとの間に位置する港町です。丘の上にある旧市街までつるつる滑りそうな石畳の坂道を登っていきました。気温が上昇して汗だくになりましたが、雨で濡れていたら道が滑ってもっとたいへんなことになったでしょう。高さ60メートルの尖塔を持つ聖エウフェミア教会内部の見学は涼しくて一息つけました。帰りは小さな商店が並ぶ道をショーウインドウを覗き見しながら下りました。降りきったところに青空市場がありサクランボや青いイチジク、あんず、スモモ、トマト、ブドウなどの果物、野菜、オリーブオイルやラベンダー等のお土産品がならんでいました。添乗員さんがサクランボを買ってきたのを味見しましたが美味しかったです。
観光が終わりオパティアに戻る途中の夕食レストランに着く直前に雨に降られました。街巡りをしている最中にこんなゲリラ豪雨に見舞われたら観光どころではなくなってしまいます。ラッキーでした。絵を描く夫の話ではここロヴィニはスケッチ旅行する人たちが必ず訪れる街だそうです。
夕食のレストランでは今日が誕生日の夫のためにお誕生日ケーキを用意してくれて皆でお祝いして貰いました。

短夜のバンド演奏誕生日