和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

日光植物園  Ⅱ シーボルト、マキシモビッチ、マキノ

2023-08-27 08:38:27 | 日記

タマアジサイ シーボルト命名

サルナシ マキシモビッチ命名







ミソハギ  マキノ博士 命名

オゼアザミ  マキノ

ハナイカダ  マキノ

ヤマアジサイ

オトコエシ  マキノ

ナガバナコウヤボウキ 以下は命名者不明

トビシマカンゾウ

マルバタケブキ

オミナエシ

ワレモコウ

ツルニンジン

コウヤミズキ  マキノ博士命名 高野山で初めて見つけて  花はトサミズキのように花房が長い

ヒュウガミズキ  シーボルト命名 宮津市で発見されたが   花は日光植物園で今年4月2日撮影 参考までに

トサミズキ   シーボルト命名 土佐に自生していたので    花は今年4月2日 日光植物園


NHKテレビらんまんを見てから皆様植物学者の名前には敏感になっていると思います。
ここ日光植物園内を歩いているとシーボルト、マキシモビッチ博士、牧野富太郎の名前が頻繁に名札から読み取れて
ここ日光は植物学者の研究の場だったのだと改めてこちらも勉強をさせてもらいました。
この時期草むらに入るとヒルがいるからきおつけてと。もしかまれたら塩をかけるとぽろと落ちますからと塩袋を貰ったり。
またノシシが紛れ込んでいるので罠をかけましたのでをいわれて、いつもよりは緊張しながら園内をあるきました。
涼しいので散策は楽しかったですしお盆明けだったので園内を歩いている人は少なかったです。
ミニ企画展では、牧野富太郎関連資料等の展示や、牧野本人および牧野と切磋琢磨し、日本植物学の黎明期を創り上げた
研究者らの功績が紹介されていました。日本近代植物学発祥の地としての小石川植物園の歩みをじっくり勉強してきました。
入り口近くには立派に育っているトサミズキ、ヒュウガミズキ、コウヤミズキの実が皆同じようで区別が出来なくて係の人から
詳しい説明を聞いたりして勉強しました。トサミズキ、ヒュウガミズキはシーボルトが命名らしいです。名札が草に覆われて見えなかった。
コウヤミズキは牧野富太郎が命名。ただしこんなことも牧野は付け加えています。ヒュウガミズキはシーボルトの日本人弟子で宇和島
出身の二宮敬作が宮津市の杉山で発見しシーボルトに教えたけれど日向(宮崎県)も宮津(京都)もシーボルトには解らなかった?
それは謎だらけ。
トサミズキ、ヒュウガミズキ、コウヤミズキの3本の木の実を眺めても区別がつきにくく、実が短いか長くぶら下がっているかの違いだけ
なのでは花房を見たらわかると思いますね。

小さき風まといて染める男郎花