和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

水戸偕楽園を訪ねて

2023-03-09 13:36:55 | 日記

表門







内裏



好文亭





列公梅









常盤神社

偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられ、天保13(1842)年7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により造られました。
斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」をつくりました。園内には約百品種・三千本の梅が植えられ
丁度今が見ごろで平日でも多くの観梅客でにぎわっていました。
水戸駅からタクシーで表門へ廻ってもらいそこから見学をスタートさせました。梅林を散策後好文亭に入りました。好文亭は木造二層三階建ての好文亭本体と木造
平屋造りの奥御殿からなっています。
好文亭の名前の由来は、晋(しん)の武帝の故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、梅の異名を「好文木(こうぶんぼく)」といったことから
命名されたといわれています。斉昭はここに文人墨客や家臣、領地の人々を集めて詩歌や養老の会などを催したそうですよ。
残念ながら現在の建物は昭和20年の水戸空襲により焼失してしまったため、昭和30年から3年かけて復元されたものです。
私も好文亭三階に上がって楽寿楼(らくじゅろう)からの千波湖や田鶴鳴梅林の眺望を楽しませてもらいました。梅林は早咲き遅咲きもありまだまだこれから咲き始める梅も
たくさんありました。先日テレビで「江戸の粋」と言われる6種類の梅を紹介していましたのでそれを探しながら歩きました。
「江南所無」  「虎の尾』  「列公梅」  「月影」  「白難波」  「柳川枝垂れ」などでした。
横浜の小学校の同級生4人が集い、偕楽園観梅とアンコウ鍋を食す計画はこの度3年の時を経てから実行され楽しいひとときを過ごしました。

梅が香や花弁の中を覗き見て