和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

市川市真間 弘法寺の伏姫桜

2018-03-27 07:17:57 | 日記

伏姫桜

少し高台から眺めると

昨年の3月26日撮影の伏姫桜

宇賀桜(種類が違うそうです)

昨日の3月26日、市川市真間の真間山弘法寺にある枝垂桜の撮影に行ってきました。樹齢400年の古木で伏姫桜という名がついています。少し満開は過ぎていましたが大勢の花見客でにぎわっていました。伏姫とは南総里見八犬伝の主人公の一人で里見家の美しい姫君伏姫のことです。後世の人たちが「伏姫にも劣らぬ美しい桜」ということからこの名前を付けたそうです。

奈良時代の高僧行基が天平九年(737)にこの地に立ち寄った時、地元民から手児奈という娘の哀話を聞きました。その心情を哀れに思った行基はその霊を弔うため一宇を建てて「求法寺」と名づけました。それから100年後の822年に弘法大師(空海)が教えを広めるために来られた時、七堂伽藍に再建され「弘法寺」と改称されたそうです。鎌倉時代以後は法華経の道場となり日蓮宗の本山になっています。
千葉県内の花見どころの第18位になっているようです。

真間山の枝垂桜や陽のまぶし