山門
階段は五重塔まで行くと300段近くありました
本堂
また階段を上る
五重塔 ここから先の奥の院にはまた400段の階段を上っていかなければ
石段にある手摺りは木製で高さは奈良ご訪問の折、皇后美智子様の身長に合わせて作られたそうです。
旅の最後に訪ねたのは宇陀市室生にある真言宗室生寺派の大本山室生寺でした。その昔桓武天皇が病気になられ室生山で祈祷が行われ快癒された事を感謝して天皇の発願で国家鎮護の寺として建立されました。
平安京の都から離れていたこと僧兵を持たなかったことで内乱、焼き討ちにあうことがなく現存したそうです。真言密教は女人は禁制のお寺ですが江戸時代五代将軍の母「桂晶院」の力添えで「女人高野 室生寺」として有名になりました。女人禁制だった高野山に対して女性の参拝が許されていたのでその名があるようです。
五重塔を観た後奥の院にも寄りたかったのですが時間がなくここで引き返しました。室生寺の参道には3000株もの石楠花が植えられていて4月中旬から咲き誇る見事な姿を想像しながら階段をゆっくり下りました。
1月3日のブログに載せた「かぎろひを観る会」のかぎろひの丘万葉公園は同じ宇陀市にありここから12キロと近いようです。
蒼天や木守柚子ある城下町