ナンバンギセル (思い草)
ススキ (尾花)
アサザ(浅沙・阿佐左・阿邪左)
ホオノキの花 (ほほかしわ)
シイの木の花芽 (椎)
梶の木の花 (たく たへ)
マルバチシャの実 (丸葉萵苣木)
カツラの黄葉 (楓 加都良 桂)
アカメガシワの花芽 (ひさぎ)
初秋の新宿御苑に万葉の花や木を探しに行ってきました。
新宿門にあるインフォメーションセンタを訪ねてお目当ての「ナンバンギセル」が何処で見れるか聞きました。イネやススキなどイネ科の植物の根元に寄生してその養分をもらって生育する花だそうです。花の名は遠い外国からやってきた船員達が口にくわえていたパイプの形に似ている事から付けられたそうですが、古名の「思い草」も味わいがありますね。
この花は以前向島百花園でも見たことがありますので今回が2度目です。この他にも思いがけず色々な花木に出会えました。6月に撮影した時の花を併せて載せました。
道の辺の 尾花が下の 思い草 今更々に 何か思はむ 万葉集に詠まれている思い草はこの一首のみです。
萱の沼そろりそろりの白鷺よ