薄
撫子
萩
桔梗
女郎花
藤袴
葛
秋の野に咲いている花々の中から七つを選んで「秋の七草」としたのは奈良時代の歌人山上憶良です。彼は万葉集第8巻の中で秋の七草についての歌二首(下記)を詠んでいます。
秋の野に咲きたる花を指折りかき数うれば七種の花 山上憶良
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなえへし また藤袴 朝顔が花 山上憶良
萩は万葉集の中で141首、薄は47首、桔梗は5首、撫子は26首、葛は18首、女郎花は14首、藤袴は1首詠まれています。
山上億良が朝顔としているのはここでは桔梗のことですが諸説あるようです。
赤き屋根見へ隠れして女郎花