前にも書いたように彼女は小学校しか卒業していないが、例えば養殖蛙の事業では出費と売り上げは帳面に書いていて
毎回の売り上げ金は言ってくれるが、利益は良くわからない。
ノートはタイ語で書かれているから、見ても分からない。
彼女の儲かってるような話は、例えば蛙の養殖では、餌である飼料の購入費とせいぜい薬とビタミン剤位である。
出費で日本では車の燃料代や電気代等諸費用と、自分の日当代は入れると思うが
そんなのは関係なく粗利益だけを言っている。
勿論設備投資等を含めて、私のタンブンと思っているからどうしょうもない。
私が日本に引き揚げるときは、親蛙の水槽から産卵水槽と養殖水槽まで設備は整っていた。
そしてミャンマー青年を雇うと言って、ミャンマーで行ってもビザがおりず。
色々と役所を回ってやっとビザがおりたが、それに保険や警察の届け出など出費が
出て行くが、その上ミャンマー青年の給料を上げると言うのだ。
本人が賃金を挙げて上げてくれと言わないのに、上げるというので私が反対したが
娘の教育費が要らなくなったからという、娘はまだ稼いでいないときであるし、
食事と住む場所を提供して、普通のタイ人労働者と同じ賃金を払っては、
その内に給料を払えなくなると思っていたが、その通りになり
その後彼女は規模の拡大に走り、養殖池を5つも作り、無借金経営が銀行の借金をし
その金をマンゴの売上金で支払っているが、ミャンマー青年はバンコクに出て行き、
彼女一人の仕事で疲れたと言っているが、今は婿を探しているか適当な人が居るのかもしれない。
情熱の冷めた私は、彼女の復活を祈るばかりだ。