或る日山のお寺に説教が有るので行こうと誘われた、狭い山道を車で行くと、道路の行き止まりに
車やバイクが多数止めてある。
山の岩穴に仏像が並んで、ここの前で皆が集まってお坊さんの説教を聞くのであるが、
タイではお経の中頃と思うが、お坊さんが唱えたお経を本を見ながら同じように唱えるのだ。
集まった中の年上の男性が、その役目をする事が多いのだが、義父がそれに当たるが、
比較的若い男性にその役目を頼んでいる、その時はどうしてか判らなかったが、
義父の年少の時は学校にあまり行ってなく、タイ語が読めないのだったと思うわけである。
義母もあまりタイ語が解らなく、この地方のラオ語で話している。
この町ではラオ語が普通の会話で、子供は学校ではタイ語を習っているのだから、
2か国語話した事になり大したものだと思うのである。
普通の人は勿論タイ語は解るが、私の話しているタイ語は理解出来ない人もいた。
その時は彼女に私のタイ語を話して、彼女が通訳のタイ語を話すのである。
彼女も小学校は義務教育しか行ってないので、掛け算割り算は苦手のようだ。
養殖蛙やマンゴの売買の時は、義弟の嫁に付いてもらって計算をしている。
だけどこの町は、今では大学に行く子共が多いのである。
又貧富の格差も広がっている。
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タイの学校の試験で、タイ語が良く読めなくて、回答が出来ない、と言う事が、頻出しているそうで、地域の言葉しか話せ無いと、これだけでも相当、成績に影響するでしょうね。
日本では日本語も良く喋らない子供に、英語教育を施すらしいですが、どうなるんでしょうかね、怪しい日本人が出来るのでしょうか(笑い)
そこにキラリと輝る村人にブログ主殿の言わんとすることを伝える彼女。
BGMはベートーベンの交響曲第6番がぴったりです、
本日の記事。(拍手)
【追加解説】
(原文)
「普通の人は勿論タイ語は...、彼女が通訳のタイ語を話すのである。」
(対訳)
『彼女には翻訳機(お金)を与えているので、それで私の言葉が理解出来る。しかし翻訳機を与えていない村人には私の言葉は分からない。』
(原文)
「今では大学に行く子共が多い」
(影の声)
《大卒でいったい何人の子が自活できているのだろうか? このご時世、読み書きが出来てもスマホがいじれるだけ...》
昨日はカラオケ三昧で疲れて帰って何もする気がせず、寝てしまいました。
日本でも教育に関しては、色々と問題発生しているようですが。
彼女の手助けを借りてばかりいたので、タイで自立する事ができず、中途半端なタイ生活と終わりました。
私が残した物などはアッと言う間に無くなっていると思いますが、私の心の財産になっています。
金のある無し、情報がある無しで進路が決まってしまいます。
その結果、高学歴のスカポンタンや、文盲の高IQを量産するという捻れ現象を加速させ?
国家に大損失をもたらせていますね。
天は人の上に人を作ったの国ですから、なかなか変更する兆しは見えてきませんか?
昨日、息子が親友君からやっとこさ情報ゲットしたした塾には、なんとクラスメートの上位者たちが通っていましたww
親からは「ライバルは敵だ」と教えられているようです。
ヤッパリ、計算とかは苦手ですね。(笑)
子供の教育と言えば、以前ビィアちゃんが、算数の宿題を電卓でやっていたのを思い出します。
確か4、5生だった思います。
意味が無いですよね。
だけど彼女は、ノートに蛙の養殖やマンゴの為の購入費を書いて、計算していました。
色々と応援有難う御座います。
コメントを頂けるのは、それだけ見て頂いているのと思っています。
なーんさんも、これからもお気付きの点が、ありましたらコメント宜しくお願いします。