私はテレビ番組では、ドキュメント番組や歴史番組や、アメリカのドラマの、裁判や刑事事件や探偵ものが好きである。
予想が想像が付かない話や、緻密な番組構成などを、見ていると時間が経つのを忘れるのである。
振り返ってみると、自分は昔は問題が発生すると、人のせいにしたり、
その問題から逃げていたが、その壁を越えなければ、又同じことの繰り返しである。
今は完全に無くなったかと言えば噓になるが、自覚し始めたのは海外の生活からである。
会社から海外に派遣され、一緒に居た仲間が休暇とか、不幸があり自分一人で、
現地の人と言葉も話せ無い中で、自分一人で仕事をしなければならない、立場になった時である。
言葉は大事だが身振り手振りで、案外通じるもので、
色々な問題が発生しても、逃げる事は出来ず、それが後に役に立ち自身にも繋がった。
タイに生活し始めても、日本人としては迷う事無く、結論を出す方の人間と思っていたが、
日本の様に曖昧の答えが通用しない、ええとと言って暫く返事に困る事が有った。
日本では誤魔化しが、通用していたが、右か左かと問われると
極端な答えを出す時は、ちゅうちょしてしまう、
日本では相談する相手もいたし、色々な情報も入って来るが、
タイの田舎暮らしでは、そんな人も居ない、
彼女にタイの事は私の方がよく知っていると言われると、
反論する材料が殆どないし、ここは日本ではないのである。
日本の習慣や常識は通じないのである。