中国でテレビの報道で、横断歩道で老人が止まってくれた車の運転手に、
丁寧に頭を下げるシーンが出て来る、放送を映していた。
日本のテレビが、中国の交通の現状を映したかったか、又日本との比較で
優越感を感じたかったのか、分からないけど東南アジアでは同じような状態と思う。
田舎町の中学と高校は同じ敷地にあり、街の中心より離れて郊外にある。
生徒は乗り合いのトラックや乗用車の相乗りで、学校に通っているが、
バイクの駐車場が有り、多くのバイクが止められている。
免許証を取れる年齢に達して無い、子供たちが乗ってきたバイクで有る。
登校時間近くには警察官が交差点で交通整理をしている。
学校は交通規則の授業はしていないのかと、疑問を持ったのである。
学校に来てくれれば、その他の事は問題ないと言う事だろう。
タイでは小学生がバイクに乗り、大人も3人から4人も、一台のバイクに乗っている。
或る時娘が学校帰りにバイクに乗っていた時に、、警察の検問に捕まった。
免許証が無いのだから当たり前であるが、彼女がものすごく怒っていた。
捕まえた警察官は彼女の友達の夫で、家に夫婦で招待して、酒など飲まして接待を何回もした事が有り。
結婚式にも出席したのである。
警察官の妻に電話して、文句をたらたらと言っていて、
それから友達の付き合いを止めたのであった。
日本の警察は学校まで出向いて交通ルールを教えているが、
タイの田舎では自転車で通学するのは町の中心にある、小学生である。
中高生は自転車に乗る姿も見た事は無く、後は年寄り位で有る。
暑いタイでは歩くのと自転車に乗る事を嫌う。