訪日タイ人の女性が緊急搬送されて、1800万円の医療費が掛かったと言う事で有る。
道路で倒れていた時に、心臓マッサジを受けて搬送されて、一命をとりとめたらしいが。
タイで日系の子会社の社員だそうだが、何年かかっても支払うそうである。
私もタイで暮らしいた頃は、JRカードの保険しかなく、期限をオーバすれば無保険であった。
タイの保険に入ろうと思って事も有ったが、外国人の生命保険は保険料が高いので、
やめる事にしたのだが、彼女と娘は安心と安全の為にと相当前から障害保険に入って居たらしい。
車も車両保険にも入っていたし、タイは事故が多いから、金額は決して安くはなかった。
その頃は娘は中学から高校生で、車の集団登校していたので、
事故に遭う事は無いと思っていたが、やめろとは言われず、
喧嘩になるのを避けるために、無駄な出費と思うが黙ってうなずいていた。
タイに居てマンゴを運ぶ改造自動車が、散歩中に通り掛かり、
彼女と娘がマンゴの収穫に行くから乗らないかと言われ、のこのこと付いて行ったのだが、
マンゴを収穫して、出荷するのに時間が無いと、急いで帰っていたのだが。
行く時は助手席に乗っていたのだが、帰りは助手席に犬が座っており、
荷を積んでいるので荷台には座るところが無く、可哀そうと思い私は荷台の後ろに尻を載せて、
乗っていた時に、急いでスピードを出していたので、マンゴ農園の中の道が凸凹があり。
大きく弾んだ時に、荷台をしっかり持っていないため、振り落とされて、
背中ら落ちて、改造車は知らずに走り去って行く、
これは大変と大声で叫ぶが、聞こえないらしい暫く言って、気が付き止まってくれた。
このまま置いて行かれると、歩くことも出来ず気が付くまで、
暑いマンゴ農園に探しに来るまで、いなければならない事になっていた。
やっと彼女と娘の肩を借りて、帰る事が出来たのだが、
彼女の言いぐさが、荷台に乗ったらしっかりと、捕まっていないからだと言う。
それがタイの常識であるが、コン イプン(日本人)は荷台に乗る事は無い。
その日は運が悪い事に、日曜日である、病院は休みである。
それから半年近く背中の痛みに悩まされて、今もあの時付いて行かなければ、
こんな目に会う事は無かったと、後悔しているのである。