『絆』日記

~ありがとう~

ゆうちゃんはどこ

2011-05-03 23:35:26 | 家族

昨日までオンコールで仕事だったタティ今日から実家に帰省予定でしたが1日家族でゆっくりしたいというタティの希望と昨日体調が芳しくなかったKKのことを考えて、今日は予備日として1日近場でゆっくりすることにするはずでした・・・・今日の午後まではゆっくりめに午後から外出し、いつもの小さな遊園地でひと遊びした後、大道芸を観ながら皆で大笑いをしその後、『今日ここはどう』とタティに推薦を受けたレストランでランチをすることにしました大人びた音楽とお洒落にアレンジされた店内であるこのレストラン、子供が小さい頃には入ることはありませんでしたしかし結婚前にタティとのデートに何回か来たことがあり、知り合いが遠方から来た時にも足を運んだことがあるこのレストラン私にとっては色々な思い出があるこのレストランです子供たちもじっと自分の席に座って食べれるようになり、昼寝も必要としなくなった今、このレストランに家族でゆっくり食事ができるなんてなんだか嬉しくなって一人ニンマリの私でしたゆっくりと塗り絵をする子供達を横目に私達は二人もなんだか昔の話に花を咲かせましたすると隣から『Hey』と声がかかりました柱の向こうを覗いてみるとそこにはKKの英語学校でお世話になっていたベニン先生がご家族で食事をしていたのです3月末で三重県に転校をされていた先生久しぶりの再会にKKも恥ずかしそう『Hey KK、How have you been』と聞かれて少しはにかみながら『Good Afternoon』と応えたKKなんだかこれまた不思議な再会、繋がりにワクワク感が高まり、ハンバーガーの味も一段と濃い味に感じてきました満足な気持ちに久しぶりのこのレストランの食事会計を済ませて『じゃ行こうか』と席を立った瞬間、ゆうちゃんがレストランを一番先に飛び出しましたその後をKKが続き、私とタティが続きましたタティと私の視線の先には大道芸をやっているあの広場に向かう階段を登っていくKKの後ろ姿その後姿を追いながらタティと二人で話を続けましたそして階段を登って二人の姿を探しましたKKが混雑する人ごみの中、一人大道芸を見て拍手をしていますしかしゆうちゃんの姿がありません『あれ』ゆっくり何度も視線を観客に合わせてみましたが何処にもいません・・ゆうちゃんの姿『うそ・・・』『タティ、ゆうちゃんが階段を登るのみた』と聞いてみると『いや・・そこまではみていなかったな』とのこと時計をみると14;55ゆうちゃんは何処へKKにはその場で大道芸を動かずにみているように伝え、私とタティの大捜索が始まりましたタティはレストランの前に戻りゆちゃんがいないことを確認した後、さっき行った遊園地を探しに行きました私は大道芸の観客を隅々まで見て周り、大道芸が終わる頃またレストラン前の広場に戻りました・・ここからでたのならここに戻るだろうと思いしかし観客の姿が戻ってくるものの、ゆうちゃんの姿はありませんレストランの人にゆうちゃんの特徴を伝えて戻ったら私の携帯に連絡をもらうようにお願いをしましたそして今度は一つのショッピングモールのインフォメーションカウンターに行ってゆうちゃんを呼びだしてもらうことにしました『ここに記入してください』と渡された紙・・氏名、年齢、背丈、着ている物、はぐれた場所等々こと細かに紙に記載して受付嬢に渡しました『お願いします』と・・すると受付嬢『きっと見つかります、大丈夫です今から館内放送をかけて、警備会社にも探してもらうように手配します』とのこと流れ出しそうな涙を抑えて『よろしくお願いします』と願いを託しましたそしてその数秒後ゆうちゃんを探す館内放送が巨大ショッピングモールの中に響きました『4歳の男の子・・・』そのアナウンスを聞きながら、ジワリと涙が流れました『何処に行ったの』・・そして今度は隣接しているもう一つのショッピングモールのショッピングモールのインフォメーションセンターに足を運びました『すいません・・迷子の・・』と声を掛けるとお姉さんの隣りの椅子にちょこんとゆうちゃんが腰掛けているではありませんか『ゆうちゃん』そういうとゆうちゃんの目からも私の目からも涙が溢れ出しました『良かった・・本当に良かった・・』すると受付嬢が『今まで一つも泣かないで待っていましたよお母さんの顔を見たら安心したんですね頑張っていましたよ、名前も年齢もはぐれた場所も、そしてお母さんの名前もご自宅の最寄り駅の名前も教えてくれて』とのこと・・『有難うございました』と深々とお礼を言ってその場を去りましたそして直ぐにタティとKKに連絡をして皆で顔を合わせました一人で行かないように釘を刺しながら、『ゆうちゃん良かった、良かった』と皆でゆちゃんの頭を撫でました時計を見ると15;15・・あれから1時間が過ぎていましたとてつもなく長い1時間でしたゆうちゃんあれからどうしたのかと聞いてみたところ、大道芸をみに階段を駆け上がったのだけれど私達の姿が直ぐにないことに気がついてレストランの前に戻ったのだそうですしかしすれ違いだったのか、私達はもうそこにはいなくて一人で泣いていたのだそうそこに犬を連れた年配の男性がゆうちゃんを見つけて、インフォメーションデスクに連れて行ってくれたのだとか有難うございましたレストランから飛び出したゆうちゃんを直ぐに追わなかった自分に反省と、インフォメーションセンターに連れて行ってくれた男性に感謝、そしてなんといっても無事に見つかったゆうちゃんに感謝をして色々な想いを感じた長い長い長い一日でした4歳の孤独な闘いこれからはちゃんと子供達の掌をいつも握っていたいと思いました明日も良い一日となりますように

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『ぴょん』

2011-05-01 19:53:05 | 家族

あっといういう間に4月も終わり、ゴールデンウィークに突入した感がありますが、皆さんごゴールデンウィークをどのように過ごしていますか我が家、GWの前半はタティがオンコールで仕事になってしまったので遠出はできずもっぱら近くの公園に通っていましたそれから近所のペットショップでペット観察GWの最初の日である29日その日はみぃちゃんの所属しているサークルが開催したお祭りに参加させていただきましたそのお祭り・・今まで参加したお祭りとはちょっと思考が違い、心が躍りました何が違うかってなんと全て子供達が発案、企画し開催したというのですまず、前売り券として250円でワンセット『10ぴょん』という紙の貨幣を買いますそしてそのウサギの絵が描いてある『ぴょん』の紙幣をお金として、お祭りで買いたいものや、やりたいことをするのです例えば・・・新聞で作ったゴルフクラブにガムテープを丸めたボールでやるパターゴルフその周りには枯葉が集められてその枯葉の上をガムテープボールが転がっていって点数を稼ぎますそれは 『2ぴょん』そして『2ぴょん』で、ダンボールで作った鉄砲の型、牛乳パックで作った変身ベルトに色を塗るコーナーもありますそしてのりで作るスライム作り、釘うちコーナーがそれぞれ『2ぴょん』パパ横綱との相撲取りが『2ぴょん』それから紙で作った魚を釣るのが『2ぴょん』折り紙コーナーは『1ぴょん』そして子供達が家でいらなくなったものを出し合ってフリーマーケット形式で売るそれを買うのも『ぴょん』紙幣そして持っている全『ぴょん』が終わり、案内テントに行くとまた『ぴょん』紙幣を貼り付けてくれるのです、その時は無料そして最後は新聞紙を丸めた棒で左右に分かれて闘いをしましたなんともそれらの可愛いらしいアイディアと子供目線の遊び方に感激してしまいましたりゅう君も、ガクちゃんも、そしてKKもゆうちゃんもとってもとっても満足そう皆、腰には牛乳パックのベルトをつけ、右手には新聞紙の棒をグラウンドを走っています今や何処もかしこも最新型で大人顔負けの緻密な子供用の玩具が溢れていますしかし、一緒に作って玩具にしてみたり、日用品をちょっと工夫してみたら、何もかもが新しい玩具になるのですよねそして誰も持っていないオリジナルな自分だけの玩具昨日の日曜日、あまり空模様が芳しくなかったので我が家、家の中で遊ぶことにしましたそして選んだ遊びは『我が家流 ぴょんゲーム』皆それぞれにゲームを作り、それに参加するには『ぴょん』を使うというものゆうちゃんは室内サッカー、テニス、そしてKKは室内運動会にボーリング、そしてタティは的中てにお相撲私は参加者隣りのけいちゃんとかなちゃんも誘って皆で大賑わいの我が家の『ぴょん』でしたモノがなくては遊べないのではなくて、モノを作って遊ぶそれが楽しみ方ですね後半戦のGWも始まります皆さんは何をして遊びますか素敵なお休みを過ごしてくださいね

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子供

2011-04-25 12:46:59 | 家族

春のかおりを感じる日々となりましたが、皆さん週末如何お過ごしでしたか我が家は近くの室内広場で4時間みっちり鬼ごっことかくれんぼをしました子供達の声に押されて走り、家族四人汗びっしょりです『誰がおに』『うそ~、タティでしょう』1時間ほど過ぎた頃でしょうか二人の兄弟がKKのところにやってきました『仲間に入れて』そして『いいよ』そのやり取りに兄弟も嬉しそう『名前は何』『あきとそう』『わかったこれが弟のゆうちゃんで僕はKK』そして私達を含め6人で始まりました、鬼ごっこあまりの回転の早さに私はサササ~と1階の部屋の角に身を潜めました2階で5人の楽しそうにはしゃぐ声が聞こえてきます『ゆうちゃんが鬼だぞ』『いや、お父さんだよ、お父さん』あき君の声かな彼らの声を聞きながら、あっという間に友達になりあっという間に仲間になるその子供達の生きる力は素晴らしいとなんだか心が温かくなりましたそう言えば、以前こんなことがありましたみぃちゃん家族と公園で鬼ごっこをしている時でした『入れて』と最新型キックボードに身を委ね、リュックサックにおもちゃの機関銃を背負った男の子がやってきました『いいよ今鬼ごっこやってるんだよ一人できたの』そういうと大きく頷き『お兄ちゃんは合宿だから僕一人できんだほらこの鉄砲があれば悪いやつがきたら戦えるから大丈夫僕はゆうた』7才というゆうた君、あっという間にメンバーに加わりました走るのも速いこと、速いこといつもこうやって新しい人と一緒に遊ぶのに慣れているのか、周りの空気を順応さもピカ一彼の逞しさに驚かされたのを思い出しました他にも、近所の公園で同じマンションのつんちゃん、ゆうき君家族とサッカーをしていた時です『入れて』との声がかかりましたそこには兄と妹の兄弟がこちらを向いて立っていました『うん、やろうやろう』そのうちに段々子供の数も増えて大人子供、総勢15名程に膨れ上がっていました一人で公園に行っても友達ができる、入れて、と言えば誰とも仲良くやれるそんな純粋な子供たちの関わりあいがとても愛おしく思いましたふと我に返ると、あき君が弟を呼んでいます『おい、そうあと10分で5時だから帰るぞお母さんに言われているから』っとすると弟も『うん』と帰り支度を始めました『今日は有難うございました今度また日曜日に9時にくるけど皆いるの』弟のそう君が私達をみながらいいました『また遊ぼうね』そう言いながら私達も彼らが小さくなるまで見送りました子供の頃のあの関係・・・素敵ですねそんな純粋な付き合いの元にいられる人生でありますように今日もいい一日を

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鉄のアイロン

2011-03-09 12:55:41 | 家族
先日、kkの懇談会で学校に行った折り職員室の前の展示コーナーの前を通りかかりましたそこには近代建築の小学校とのコントラストを示すかのように、堂々と『昔の品』が飾ってありますワッパのお弁当箱、アルミの水筒・・等々その中で目を引いたのは炭を入れて熱くする鉄のアイロンそしてそれらの前に我が家の両親の名前が書いてありますそう、実はこれらの品、学校から配布された『昔のモノがあればたいので展示したいので是非お持ちください』との手紙を読んだ両親が実家から運んできた品々なのですお弁当箱は父親が30年以上毎日使っていたもの水筒もその他の品々もみたことがありますが、ただ1つ鉄のアイロンは私もはじめてみました両親に『あのアイロンうちにあったの』と聞くと母親が祖母が亡くなった時に形見として実家からもらってきたものだと教えてくれましたそれを聞いて胸から熱いものが込み上げてきました祖母から母へ孫へ・・そして今はひ孫の学校に母方の祖母は400年続くお寺住職をしていた祖父の裏方で家族のために、地域のために全身全霊で頑張っていました戦後、祖父がシベリアに抑留されている数年間は、女手一人で全てを切り盛りして、残された成人していない長女から、生まれたての末の子供のこと、お寺のこと、村のことを必死で守り続けてきました村人が食べ物がないとお寺を訪ねてくると、おにぎりを握って持たせてあげたり畑の野菜を分けてあげてたりしながら時に厳しく、誰をもの支えとなっていたと聞きましたあの小柄な細い祖母の身体のどこからあの強い精神力と逞しさが湧きでてくるのかと思う程です私が彼女の時代に生きていたら彼女と同じような精神力を持って全てと立ち向かって行けたのでしょうか晩年、弱くなってベットに寝ていることの多くなった彼女にこの人と結婚するとタティを連れて行ったことがありますすると祖母はタティの手をとっていいました『この子はいいこだから大事にしてくださいね宜しくお願いします』とそしてタティが笑って祖母の手を握り返していましたタティが席をはずすと祖母が『青い目の外人さんなんだね』とポソリといったのが忘れられません彼女の中に、シベリアに抑留されていた祖父の想い、辛かった戦争をくぐりぬけて生きていた人生の先にあった素直な言葉だったのだと思います彼女の駆け抜けてきた人生・・想像を絶する程大変な世の中だったのだと思いますしかし、全てを受け入れて逞しく生き続けた彼女を感じる時、自分の中にも彼女が生き続けていることを誇りに思います今錆びた鉄のアイロンはKKの学校でKKをそしてそこに通う1人1人の子どもをそして学校を守っているのだと信じています世代を越えて伝わっていく人の生き方、そして人の想い・・大事にしていきたいと思いますあの鉄のアイロン、まだ炭を入れると温かくなるのだそう学校から戻ってきたら一度使ってみたいと思います皆の想いの先にいる・・それが自分です今日もいい一日となりますように

子供とお金

2011-03-02 23:57:39 | 家族

皆さん、お子さんにお小遣いをあげていますか我が家の子供達はそんなに物欲もないですし、お金に執着することがありませんしかし、お金は一生懸命働いた人がもらえる対価であること、そしてお金があるから毎日の食料が買えて、冷暖房の効いた家に住むことができることを教えることは大事なことだと今年になって、子供達にお手伝いカードを作成しました10回お手伝いしましたの◎が溜まる毎にご褒美としてお金、または欲しいものがもらえるいうものお金を選択すると、200円、欲しいものを選択するとポケモンの小さなフィギア付お菓子KKは200円を目指し、ゆうちゃんはポケモンのフィギア収集を目指しています今まで、お手伝いを頼んでも『今KKこれやってるからぁ』等となかなかお手伝いを自ら率先してやることはなかったのに、このお手伝いカードを始めてから子供達のお手伝い意欲があっという間に高まりましたそして、今や夜の布団式も『今日はKKがやるからママ、やらないでね』『ゆうちゃんが今日はゴミだしするよ今日はゴミの日』等、自分から聞いてきてくれるほどになりましたなんと嬉しいことたとえ、馬が人参を目掛けて疾走するところからが始まりだとしても時とともに、自分がお手伝をすることで相手が喜んでいる姿=自分の喜びになること、働くことで自分が欲しいものがもらえる=モノ・お金を大事にするということを肌で感じてくれたらと期待する私がいます二人のお手伝いカードを今机の上に並べながら幼き日の自分を想いました昔私が1年生だった頃、毎日50円のお小遣いをもらっていましたその50円でやることは大体決まっていました30円のよつやのアイスを買って、20円でガチャポンそれでちょうど50円しかし、当時ガチャポンで欲しいものを当てるのは至難の業いらないはずれのへんちくりんな消しゴムが出るたびに『こんなの要らない』とその場に投げ捨てて帰宅したのを覚えていますそしてある時母親に『今日お菓子屋さんで何を買ってきたの』といわれてアイスとガチャポンと答えるとガチャポンで何が出たのという話になり、暫しの沈黙の後『捨てたの、欲しくないものがでたから』という私に母親、私に一喝『お金を捨ててるのと同じでしょお母さんとお父さん働いてためたお金だよそれを捨てるなんて捨てたのを全部拾ってきなさい』と・・そして私は泣く泣く駄菓屋さんの前群がる子供達の列をかき分けて、ガチャポンの前で這いつくばって捨てたへんちくりんな消しゴムを拾って帰りました何ともそう考えてみると、自分もKKやゆうちゃんと同じ年頃だった頃、同じようにお金の有難味や、その使い方については特段考えることもなく行き当たりばったりだったのを思い出しました自分の子供達が自分と同じ路線にいることがなんだか不思議です同じなんですね、皆自分が失敗したこと、自分が上手にできたこと等子供達にちゃんと教えていけたらと想う今宵でした明日もいい一日になりますようにおやすみなさいませ

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