かたかたかたる

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和田秀樹「頭のいい人のしくみ」

2005年08月13日 | Weblog
題記の本を読んだ。
結論として、頭のいい人は
「結果を出すために自分にあったプロセス・
頑張り方を模索し、実行できる」のだという。

また、”メタ認知”という能力も不可欠らしく、メタ認知とは、以下の5点が主。
①自分の能力限界の予測
②自分にとって今何が問題かを明確にする能力
③目の前にある問題への適切な解法の予測
④自分の認知パターンを一段上から客観的に点検する
⑤結果と目標を照らし合わせ、計画実行・中止を決める判断力

また、著者は子供たちの勉強に対し、いいことを言っている。
ペーパーテストの目的はただそれらを覚えろと言っているわけではなく、
いつ、この内容でと全員に同じ課題を与えられた中で、
その課題を達成するために、
今の実力を把握し、全体のスケジュールを組んでいくetcの
能力を養うことができる、
「要領のよさ」=「頭のよさ」を身に着けるものである。

私はこの本を図書館で見つけた。
「頭がいい」ってのは何だろう、とふと疑問に思ったからだ。
別に頭がよくなりたいわけでなく、
世間的に頭がいいという真意が分からなくなっただけだ。

とはいえ「自分は頭が悪い」、とはいいたくない。
それは本当に頭が悪いひとの言うことだろうから。