2月1日付けの新聞記事(朝日新聞朝刊25面)、冬季オリンピックに関する記事より。
「安田 選手団から除外」との見出しに一気に私の興味は向けられた。
選手団から除外!?
トリノ五輪ってもうすぐ開幕なんじゃないの?
この時期で除外って・・・?
その記事の内容は、
①スピードスケート男子団体追い抜きメンバーだった安田直樹選手が国際スケート連盟(ISU)が参加標準記録を引き上げたために参加資格を失った。
②日本オリンピック委員会(JOC)より選手団への同行が認められなかったため日本選手団から外れた。
そして
③安田選手への取材内容(コメントなど)
が主なものだった。
①の理由は
国際オリンピック委員会(IOC)が「五輪のスリム化」を掲げており、参加選手数の増大により大会が肥大化することを防止する意向があった。
各競技団体と事前にきちんと人数の折衝をおこなっていた。
しかし、国際スケート連盟へ各国の参加状況が出揃った1月末に初めてあらかじめ決められた参加総数を上回ることが判明した。
参加選手を参加総数内におさめるために、「参加標準記録」を引き上げ、28名の選手を振り落とした。
その28名に安田選手が入っていた。
以上が主な理由のようである。
②に関してははっきり覚えていないが、どこかの記事で「前例をつくりたくない」とのJOCの意向により同行を認められず選手団からはずされたとのことだ。
ちなみに、①に関しては「標準記録の見直しがありうる」とあらかじめ規定には盛り込まれていたようである。
私はこの競技に関して詳しい知識も情報ももっていないので、①②に関しての意見は控えたい。
私の目を引いたのは③に関する記事である。
オリンピック直前に出場できないことを伝えられる。
それも怪我などではなく、自分の責任において対処できない問題が理由で。
そして選手団からも外れなければならない。
これはチームと同行できなくなることを意味していると思う。
すでにオリンピックに向けて調整のために合宿でイタリアに入っていたその場面で。
こういうときどんな心境なのだろう。
競技スポーツとしてスポーツを行っていた者であればある程度想像はできる。
つらさ、くやしさ、やりきれなさ、、、きっと言葉で表現するには困難などうしようもない感情だろう。
でも当事者ではないので、安田選手の気持ちを全て理解することはできない。
新聞に載っている限りの安田選手のコメント
「やりきれない。決められた標準記録は突破していたのに・・・。なんか全否定された感じ」
うん。そうだよね。それが普通の感情だよね。
でもここからのコメントがすごい。
出場資格がなくなったと伝えられた次の日の午前中のコメント。
「急にそんなことを言われてもという気持ちと、もっといい記録を出していなかった自分の力不足という気持ちが半々。でもルールに従うのがスポーツマンシップ。僕だけ例外というわけにはいかないですから。」
「今後のことは決めていないが、自分で決められるなら日本に帰って練習したい」
「来年の日本の出場枠をとってこないと(*)。僕は若いので次の五輪も狙える。これを試練と思ってがんばります」
*安田選手は3月の世界選手権の代表になっている
こういう考え方ができる選手だからオリンピック代表までのぼりつめることができたのか。スピードスケートを通じて人間的にも成長できたのか。
安田直樹という選手をこの記事で初めて知ったのでわからない。
でも、このようなショッキングな状況に陥って、これだけのことを言えるとは。
人のせいにした発言はせず、自分の力に目を向ける。そしてこの先自分がしなければいけないことに目を向ける。
もしかしたら本音の部分はこれだけではないかもしれない。
親近者や家族には愚痴や不満を言っているかもしれない。
でも公の場でこれだけのことを発言できる安田選手はひとりの人間としてすばらしいと思う。
応援してくれた人、サポートしてくれた人、ファン、安田選手を目標にしている若い選手・子供達、公の場での発言はいろいろな人が目にする。
そんな中でのこの発言。
おもわずフランスW杯直前でメンバーから外れた三浦知良選手と北沢豪選手の会見での言動を思い出した。
あのときも、他者への批判、愚痴、不満は言っていなかったような気がする。
自分のことだけに目を向ける。
先を見つめる。
これぞ真のアスリート。
こうのように気持ちを持っていく術を身につけることが、人間として大事。
スポーツの場面でも、一般社会においても役にたつ力。
こういうメンタルを身につけることがスポーツによる人間形成。
そんなことを感じた記事であった。
参考・引用した記事の記者は志方浩文氏。
「安田 選手団から除外」との見出しに一気に私の興味は向けられた。
選手団から除外!?
トリノ五輪ってもうすぐ開幕なんじゃないの?
この時期で除外って・・・?
その記事の内容は、
①スピードスケート男子団体追い抜きメンバーだった安田直樹選手が国際スケート連盟(ISU)が参加標準記録を引き上げたために参加資格を失った。
②日本オリンピック委員会(JOC)より選手団への同行が認められなかったため日本選手団から外れた。
そして
③安田選手への取材内容(コメントなど)
が主なものだった。
①の理由は
国際オリンピック委員会(IOC)が「五輪のスリム化」を掲げており、参加選手数の増大により大会が肥大化することを防止する意向があった。
各競技団体と事前にきちんと人数の折衝をおこなっていた。
しかし、国際スケート連盟へ各国の参加状況が出揃った1月末に初めてあらかじめ決められた参加総数を上回ることが判明した。
参加選手を参加総数内におさめるために、「参加標準記録」を引き上げ、28名の選手を振り落とした。
その28名に安田選手が入っていた。
以上が主な理由のようである。
②に関してははっきり覚えていないが、どこかの記事で「前例をつくりたくない」とのJOCの意向により同行を認められず選手団からはずされたとのことだ。
ちなみに、①に関しては「標準記録の見直しがありうる」とあらかじめ規定には盛り込まれていたようである。
私はこの競技に関して詳しい知識も情報ももっていないので、①②に関しての意見は控えたい。
私の目を引いたのは③に関する記事である。
オリンピック直前に出場できないことを伝えられる。
それも怪我などではなく、自分の責任において対処できない問題が理由で。
そして選手団からも外れなければならない。
これはチームと同行できなくなることを意味していると思う。
すでにオリンピックに向けて調整のために合宿でイタリアに入っていたその場面で。
こういうときどんな心境なのだろう。
競技スポーツとしてスポーツを行っていた者であればある程度想像はできる。
つらさ、くやしさ、やりきれなさ、、、きっと言葉で表現するには困難などうしようもない感情だろう。
でも当事者ではないので、安田選手の気持ちを全て理解することはできない。
新聞に載っている限りの安田選手のコメント
「やりきれない。決められた標準記録は突破していたのに・・・。なんか全否定された感じ」
うん。そうだよね。それが普通の感情だよね。
でもここからのコメントがすごい。
出場資格がなくなったと伝えられた次の日の午前中のコメント。
「急にそんなことを言われてもという気持ちと、もっといい記録を出していなかった自分の力不足という気持ちが半々。でもルールに従うのがスポーツマンシップ。僕だけ例外というわけにはいかないですから。」
「今後のことは決めていないが、自分で決められるなら日本に帰って練習したい」
「来年の日本の出場枠をとってこないと(*)。僕は若いので次の五輪も狙える。これを試練と思ってがんばります」
*安田選手は3月の世界選手権の代表になっている
こういう考え方ができる選手だからオリンピック代表までのぼりつめることができたのか。スピードスケートを通じて人間的にも成長できたのか。
安田直樹という選手をこの記事で初めて知ったのでわからない。
でも、このようなショッキングな状況に陥って、これだけのことを言えるとは。
人のせいにした発言はせず、自分の力に目を向ける。そしてこの先自分がしなければいけないことに目を向ける。
もしかしたら本音の部分はこれだけではないかもしれない。
親近者や家族には愚痴や不満を言っているかもしれない。
でも公の場でこれだけのことを発言できる安田選手はひとりの人間としてすばらしいと思う。
応援してくれた人、サポートしてくれた人、ファン、安田選手を目標にしている若い選手・子供達、公の場での発言はいろいろな人が目にする。
そんな中でのこの発言。
おもわずフランスW杯直前でメンバーから外れた三浦知良選手と北沢豪選手の会見での言動を思い出した。
あのときも、他者への批判、愚痴、不満は言っていなかったような気がする。
自分のことだけに目を向ける。
先を見つめる。
これぞ真のアスリート。
こうのように気持ちを持っていく術を身につけることが、人間として大事。
スポーツの場面でも、一般社会においても役にたつ力。
こういうメンタルを身につけることがスポーツによる人間形成。
そんなことを感じた記事であった。
参考・引用した記事の記者は志方浩文氏。
初めまして。こんなところで記事を書かれた方と交流を持てるとは・・・これぞインターネットの力ですね。
種目は違えどトップレベルで闘っている選手の言葉はとても興味があります。
これからも、選手の声を紙面で拝見することを楽しみにしています。
なんとなく、自分の名前で検索して、このブログにあたりました。安田選手のコメントは、その場で聞いていてもジンとする、いい言葉でした。なので、色付けすることなく、そのまま載せたいなと思ったものです。
この後、彼が帰国するときのミラノ空港でも会ったのですが(結構、偶然に)、それでも嫌な顔をせずに雑談してくれたのを覚えています。
この記事を見て、上記のように受け止めていただいた人がいるのがうれしくて、コメントしてみました。
今のスケート界をとりまく経済状況で、彼のような選手が競技を続けるのは難しいのですが、ぜひ、がんばってほしいものです。
次のオリンピックには出場して欲しいものです。
昨日の事なんですが、仕事の関係でハプニングがあり
私の知らない所で私もとばっちりを受けた話を1つ。
私はリバーウォークの近くにあるビルの管理会社で
事務をやっています。現在入居中の会社や、入居希望の会社(不動産屋さん)とオーナーの間を取り持つのが
主な仕事なのですが、今月入居予定の会社の方に書類を届けてもらう為、仲介に入った不動産屋さんに事務所に来てもらったのですが、その時に問題が発覚。
その不動産屋さんが、事務所の1ヶ月あたりの賃料を
税込み10万円と思って今まで入居希望の会社に話していたらしく、正確には消費税別だと伝えると、何とか消費税込みで10万にならないかと言い出しました。
賃料についてはオーナーに聞かないと判断できない事を伝え取り合えず帰って貰ったのですが、この話を
オーナーに報告すると「税別だって言ったのに」と仲介の業者に電話してました。その後営業時間は17時までと言っておいたにも係わらず17時30分過ぎてから電話してくるわ「竹元さんから税込みでいいと言われた」
などと責任転嫁とも取れる事をオーナーの方に話した様です。もちろん、私はその様なことはいってませんし、オーナーも嘘だとは分かっていたようです。
今回の件がまとまったらこの人とはもう会いたくないと思う今日この頃、ヤツの一言にあきれ返ってしまった私でした。
すごい打ち間違いがあるんですけど。
消せないから困った。
それなりに解釈して読んでください
すみません
まあ人前だからというのも
あるかも知れないけれど。
でお、ああいう発言は
そんなに簡単に出るものではないと思うから
普段からポジティブい考え
前を向いて進んで幾歩となんでしょうね。
だから、オリンピック選手に
なれるような人なんですね。
そういえば、アテネで柔道で優勝した
野田さん?だっけ、
実は肋軟骨骨折で怪我してたけど
上の2~3人しかしらなかったそうで。
知らせる必要はないから、と、いってました。えらい・・・