今日は8月7日、立秋です。
明日からの暑さは「残暑」になりますね。
「立秋」の文字を見た時に、作家の「立原正秋」を思い浮かべるのは私だけでしょうか。
4日に離山に登ったことを書きましたが、5日から今日までは、タイトルのような3日間でした。
5日は、軽井沢にある国立情報学研究所の国際高等セミナーハウスで東北大学の小粥先生が主催するセミナーに招かれました。
東京大学の工学部長などを経てこの研究所長になった故猪瀬先生がご自分の土地を国に寄付してこのセミナーハウスがつくられたとのことで、軽井沢町民を対象にした「土曜懇談会」という講演会などもやっていて、こういう催しは軽井沢でしかできないのだから、より活発になればいいですね、というような話もしました。
6日は、県の総合教育センターで地域高校協会の教頭研究協議会が開かれました。
事務局校である本校の教頭さんが忙しい中準備をしてくれたものです。
私も今年は地域高校協会の理事長を仰せつかっているので、挨拶をしに出かけました。
望月高校の特別支援教育に関する発表があったり、ワークショップ形式で各校の取組をそれぞれ発表して情報交換をするなど、充実した会になったようです。
もちろんそれぞれ別の学校ではありますが、同時に共通の特徴と共通の課題をもつ地域高校の教頭さんが、こうして一堂に会して勉強をし、それを各校に持ち帰って活かしていくことは、とても意義のあることだと思います。
かつては泊りがけでやっていたこともあると聞きました。
本当はいろいろな意味でそういう「余裕」があるといいんですけどね。
そして今日は、軽井沢国際親善交換会が軽井沢プリンスホテルで開催されました。
町長と町議会議長がホストを務める会で、町内外の国際交流の関係者やホテル・別荘関係者以外に、地元の首長さんや学校長にも案内状が届くのです。
写真ではそんなにたくさんの人がいるようには見えませんが、ざっと数えて中規模の高校の生徒数と同じ位の出席者はいました。
外国人の方も相当数、全体の3分の1から半数近くいましたね。
あらためて軽井沢は「国際親善文化観光都市」だと思いました。
「夏休み」と言っても、当然ですが、教員は休みではありません。
補習があったり、部活動があったり、校務があったり、出張があったり、本校はそれに加えて文化祭の準備があったりします。
それでも、授業や会議などがビッシリ組まれている普段の日に比べればはるかに融通はききます。
本校の先生方には、休める時に休みをとることも含めて、普段の授業日にはなかなかできないこと、つまり、各種研修会に参加したり、見聞を広めるための旅行に行ったり、家族孝行をしたり、友人に会ったり、美味しいものを食べたり、蓄積した疲労を癒したり、といったことをどんどんしてほしいと言っています。
「放電」だけではバッテリーはあがってしまいます。
可能なときに意識的に「充電」「蓄電」をしてもらうことで、先生方の健康や活力や教師としての資質が増幅され、ひいてはそれが「よりよい学校」に繋がっていくのだと思っています。
私は相変わらずの宴席続きで、今日が5日連続の中日、「修行の夏」も続きます。