そんな初参加の句会より
ちょうど2年経ちました。
ふりかえって数えてみますと
私は12回のうち、5割の6回出席でした。
これでは上達は無理でしょう。
去年の6月で、行事が終わって、
25日は午後の会議だけになり、
24日でなく25日の朝出発しても間に合います。
そんな中、この2月24日はおぢばに帰る車中にいました。
体調は不安定でしたが、時間的には
今年の初句会に参加できるかもしれません。
と言っても、俳句が出来なくては行けません。
寝るか、出るか、どっちにもいけるように
電車の中で頭をひねりました。
贅沢に、ちゃらんぽらんを楽しみます。
・早春や寝ても起きても痛いまま
1年以上も続く右の肩甲骨あたりの痛みといったらありません。
寝ても、起きて動くともっと、じっと座っていても、痛い痛い!
近鉄線の電車の窓から見える、厚い雲。
やがて雲間から光が差し始めました。
まっすぐ直線に降りた光の下に、「春」がいるような気がしました。
その「春」はフキノトウより、スミレより、なにより
まっすぐ直線で伸びるツクシがぴったりだと思いました。
・雲間より光の先の土筆かな
時計を見ながら、「せめてあと1句は欲しいなぁ」
と思いました。
私のあせりと関係なく、電車は、のどかにガタンゴトンと進みます。
・赤い靴ガタンゴトンと春の旅
遅刻でしたが、また、特選をいただきました。
ルンルン♪
楽しいです。
でも、やっぱり、自由律にあこがれます。
ちなみに、去年いただいた選評です。
2016,6,24, ○○珠實選(固有名詞なので一部○○に)
川上美也子
★坂道のほたる火すずし車椅子 季語がふたつ、おしい。しかし「す
ずし」が作者の言いたいところ。そんなときは突っ走っていいでしょう。
★◎ぽ~ぽ~ぽっ恋蛍ぽ~ぽっぽっ 美也子俳句として◎
葦原の闇の中からポッ!ほたる
○むらさきの花はシャキっと梅雨の朝
きみどりの愛が飛びかふ梅雨の夜
☆美也子さんは思うまま俳句をひとつの詩形として作られていったらよい
と思います。自由律でもよいでしょう。なぜならもうすでに今の段階で独
自の詩の世界を持っておられるからです。