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つまりエロヒムとヤハウェは同じ神の別の名前なのではなく、それぞれ別の神なのだと(1)

2017-02-22 15:44:35 | 森羅万象

 

『秘密結社版 世界の歴史』

ジョナサン・ブラック  早川書房  2009/1/2

 

 

 

<決して正気を失ってはならない>

・学校で教えられるのが「表の歴史」だとすれば、選ばれた者だけが知ることができる「裏の歴史」というものがある。変性意識状態や身体の危険を伴う儀式を経験し参入が許された者だけに伝えられる秘密の知識—―それは特定の組織の中で古代より連綿と口伝され、ときに図像や文学の中に隠され、ときに重要な時代の担い手を導いて政治や科学や芸術に大変革を起こしてきたのだ。端からは全てが突飛で逆しまに思える彼らの世界観を、覚悟を決めて覗き込むとき、驚くべきもう一つの歴史が浮かび上がる。

 

<世の光ルシファー  情欲の林檎/天の争い/曜日の秘密>

・北欧のルシファー、ロキ。美しく情熱的な神であるが、性悪で機転が利き、狡猾。

 

・ほとんどの人は、キリスト教会によってその存在を認められている悪魔は唯一つしかいないと考えているだろう—―言い換えれば、サタンとルシファーは同じものであると。

 だが、テキストを虚心坦懐に一瞥すれば、聖書の記者の意図したことは全く違うということが解る。このこともまた聖書学者が認める所だが、一般信徒にはしられていない。

 既に見たように、唯物論の使徒である<暗黒の君>サタンは、ギリシアとローマの神話における土星の神サトゥルヌスと同じものである。ルシファー、すなわち人間を獣欲に駆り立てる蛇もまた、土星と同一視できるだろうか—―それとも、別の星なのか?

 

・明けの明星とは、言うまでもなく、金星である。すなわち聖書は、ルシファーを金星であると同定しているのだ。

 一見、ローマのウェヌスやギリシアのアフロディテなどの女神を、ユダヤ=キリスト教の伝統におけるルシファーと同一視するのは納得できないかも知れない。ウェヌス/アフロディナは女神であり、豊饒神である。だが実際には、この両者の間には極めて重要な類似点が存在する。

 ルシファーとウェヌス/アフロディテはいずれも、獣欲やセクシュアリティと繋がっている。

 

・ルシファーとウェヌスは共に野心的な存在である。ルシファーは悪だが、必要悪である。ルシファーの介入がなければ、原人類は植物状態以上に進化することはなかった。歴史における地球の表面を移動できるようになると共に、また情欲に突き動かされるようになったのである。動物は独立した存在としての自己意識を持つ。植物にはそれがない。アダムとエヴァが、「自分たちが裸であることを知った」というのは、自分たちが肉体を持っていることに気付いたということである。

 

・古代以来、多くの美しいウェヌス像が残されているが、同時にまた、恐ろしい像も存在する。比類なく美しい女性のイメージの背後に、恐るべき蛇女が潜んでいるのだ。

 

・キリスト教会が、自らの天文学的ルーツを隠蔽するためにサタンとルシファーを習合させたことは既に述べたが、ここでもまた、もう一つの意図的な混乱を解きほぐさねばならない。

 創造の物語を述べる『創世記』の最初の数章において、一般に「神」と訳される単語は、既に述べたように「エロヒム」である。後に『創世記』はエロヒムへの言及をやめ、その代わり、一般に「神」と訳される語として「ヤハウェ」を使うようになる。秘教の伝統の枠外にいる聖書学者たちは、同じ神に2通りの名が与えられている理由を、文献上の2つの流派、すなわちエロヒム派とヤハウェ派の存在によって説明しようとする。おそらくこの両派は年代的に異なる時代のもので、後世の編集によって一つに

纏められたのであろうというのだ。

 

・だが、秘教の伝統の内部にいる学者たちは、遥かに単純な説明を用意している。つまりエロヒムとヤハウェは同じ神の別の名前なのではなく、それぞれ別の神なのだと。エロヒムとは既に見たように、太陽神として共働した7つの精霊の集合名であり、一方ヤハウェは金星から大地を守るためにこの7つの内の一つが離脱して生じた。

 ヤハウェの真の、天文学的な正体を知るためには、その敵である金星の図像を見る必要がある。ここで念頭に置かねばならないのは、古代人にとって宇宙の起源の歴史とは、如何にして物質宇宙が出来上がったかということ以上に、如何にして人類の経験が出来上がったか、如何にして経験はその特徴的な構造を得たのかということに重きが置かれていたということだ。言い換えれば、それは自然界の法則に関するものである以上に、人間性の原理に関するものであった。

 

・月の神は、ヘブライ人にはヤハウェ、ムスリムにはアラーとして知られるようになる—―「汝為す勿れ」の神である。

 そんなわけで、創造という宇宙的ドラマのクライマックスにおいて、大地が生き地獄となる危険に陥った時、新たな勢力が起こってルシファーと対峙した。7つのエロヒムがサトゥルヌス/サタンを抑え込んだように、この7つの内の一つが分離して月の神となり、そこからウェヌス/ルシファーを抑え込む作用が生じた。

 このウェヌスに対する大いなる戦いは、世界中の文化に記憶されている。例えば蛇のような悪魔カリヤと戦うクリシュナの物語、ピュトンと戦うペルセウスが、アンドロメダを襲う性的に貪欲な龍と戦う物語などがその実例である。

 旧約聖書のヤハウェは恪気と憤怒の戦神である。ヘブライの伝承によれば。ヤハウェの軍勢を率いるのは大天使ミカエルである。『ヨハネの黙示録』曰く、「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、龍に戦いを挑んだのである。龍とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。………この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンと呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた」。

 つまり、創造のドラマの第三幕において、月の神が大勝利を得たのだ。

 かくして、月の時代が始まった。宇宙における最初の3つの時代、鉱物、植物、動物の各時代—―すなわち土星の時代、太陽の時代、月の時代—―は、週の曜日の最初の3つの名に刻印されている。これらの曜日名が、この3つの天体の名を、この順序で受け継いでいるのは、まさにこれゆえに他ならない。

 

 

 

『秘密結社版 世界の歴史』 

ジョナサン・ブラック  早川書房 2009/1/2

 

 

 

<啓明結社とフリーメーソンリーの魂の戦い>

・最後に志願者の耳に囁かれる言葉はー究極の秘密結社とは、秘密など何もないということである。

 

・1789年には、フランスには300ほどのロッジがあり、パリだけでも65あった。今日のフランス人のフリ-メイソンによれば、フランスには7万人以上のメイソンがいたという。

 

・国王が更なる改革に難渋している間にデムーランは武装決起を呼びかけた。そして1789年6月、ルイ16世は憲法制度会議の解散を図り、軍をヴェルサイユに集めた。その後、軍から大量に脱走者が出て、7月14日には怒れる民衆がバスティーユを襲撃した。ルイ16世は1793年に1月に断頭台に送られた。

 

・これに続く無政府状態の中で、フランスは内外からの敵の脅威に曝された。フリーメーソンリーのロッジの指導者たちが主導権を握った。間もなく、結社員の多くが反革命主義者と見做されー恐怖政治が始まった。

・1日百人を断頭台に送り、合計2750人を処刑した。

 

・フランス軍はエジプトに侵攻した。ナポレオンはサン・ジェルマンと称する人物と大ピラミッドの中で会見したという。またナポレオンは秘教学者で占星術師のファーブル・ドリヴェを顧問としており、大ピラミッドの中で一人きりで一夜を過ごしたことも間違いない。ナポレオンが会ったというサン・ジェルマンは肉体を持っていたのか、それとも霊だったのか?

 

・このことから、ナポレオンはシリウスを自分自身と同一視していたのではないということが判る。彼はシリウスに導かれていたのだ。

 

・18世紀中葉、フリーメーソンリーは世界に伝播したーオーストリー、スペイン、インド、イタリア、スウェーデン、ドイツ、ポーランド、ロシア、デンマーク、ノルウェイ、そして中国、アメリカとフランス結社員の足跡に続いて、フリーメーソンリーは全世界に共和革命の精神を鼓舞した。

 

・今日の合衆国には1万3千のロッジがあり、2001年現在で全世界に7百万人のフリ-メイソンがいると推定されている。

 

<隠秘学と小説の台頭>

・ディケンズの『クリスマス・キャロル』の他、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』には、霊があの世からでも愛する者を追い求める様子が描かれている。

 

・本書の執筆中、私は、若いアイルランド人神秘家ローナ・バーンと出逢った。彼女は、本書の基盤となっている文献などひとつも読んでいないし、その種の観念を語る人に会ったことすらない。霊的世界に関する彼女の非凡な知識は個人的・直接的体験によるものであった。彼女は、太陽の大天使ミカエルに会い、月の形を採る大天使ガブリエルにも会った。

 

・彼女によればその月は二つに分かれ、本のページを捲るように動いていた。

彼女はまた、自宅近くの野原で狐の群霊を見た。それは狐の形だったが、人間のような要素を持っていた。また彼女は、エリヤにも会った。彼はかっては天使の霊を持つ人間だった。そして彼女は、彼がスーフイ伝承の<緑の者>のように、水の上を歩くのを見た。つまり彼女は、通常とは異なる方法によって、我々自身の次元の物事を動かしている並行次元を知覚したのだ。

 

 

 

『秘密結社版 世界の歴史』

ジョナサン・ブラック    早川書房  2009/1/2

 

 

 

 <薔薇十字の時代>

・13世紀ドイツの神秘家マイスター・エックハルトに関しては、ほとんど何も分かっていない。

 

・エックハルトは「パリの12人の崇高なマイスターの一人」とも呼ばれる。この句は、古代の伝承に言う秘密の導師<白色同胞団>、カバラの<36人の義人>、<世界の屋根の友愛団>、<導師の内陣>、<九未知会>などを思い起こさせる。

 

・古代の伝承によれば、霊的世界を体験する方法は師から弟子への秘儀伝授の鎖によって伝えられた。

 

・霊的な不満と不安の空気が広がり、同じような志を持つ人々の間に緩やかで曖昧な繋がりができつつあった。霊的体験を求める平信徒のグループ、特に<彷徨う星>と呼ばれる集団が、秘密の集会を開くようになったー<自由心霊兄弟団><共同生活兄弟団><愛の家族団><神の友愛団>。

 

・ドイツ、オランダ、スイスのあらゆる社会階層において、社会的に疎外された貧困者の間にすら、同様の話が広く流布した。ある日、突然、謎の人物の接近を受け、秘密の集会に誘われたり、奇妙な異世界に連れて行かれたりするというのである。

 

・秘密結社に関するさらに興味深い話は、こちらから彼らを突き止めることはできないというものだ。彼らの方が何らかのオカルト的、慈善的調査によって、適格者を探し出す。時宜を得た時、こちらの準備が整った時、秘密の学院の一員がやって来て霊的な導師となるのである。

 

・薔薇十字団は、その並はずれた超常能力のゆえに、ヨーロッパ史のロマン主義的な伝説の一つとなった。彼らは、非常に長命だったーローゼンクロイツは1485年、107歳で死んだ。「自然の秘密」を心得、不可視の存在に命令を下すことができた彼らは、魔術によって自らの意志を行使することができた。そして、その力はほとんどの場合、奇蹟によって病を癒すことに使われた。他者の心を読み、あらゆる言語を駆使し、遥かな距離を超えて自らの生きた幻像を投影したり遥かな距離を超えて交信したりすることができた。また自らを不可視化することもできた。

 

・偉大なカバラ主義者ロバート・フラッドによれば、薔薇十字団の霊能力は聖霊の力であり、聖パウロが『コリントの信徒への手紙』で述べているものと同じであるというー予言、奇跡、多言語、ビジョン、治癒、悪魔払い。教会の聖職者にはもはやそのようなことができなくなっていたという事実を見れば、ヨーロッパの人々が謎の薔薇十字団に魅了されたのも頷ける。

 

 

 

『続 悪魔(ルシファー)最後の陰謀』

ロスチャイルド家1999年の予言書

  小石泉  (第一企画出版)  1994/6

 

 

 <この不思議な都市には誰が住めるか>

・ 「私はまた新しい天と新しい地とを見た。先の天と地は消え去り、海もなくなってしまった。また聖なる都、新しいエルサレムが夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて神のもとを出て、天から下って来るのを見た。また御座から大きな声が叫ぶのを聞いた。『見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや死もなく、悲しみも、叫びも病みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである』」 (黙示録21;1~4)

 

・ここには人と神が共に住むと書かれている。目から涙を全くぬぐいとって下さるとある。そこには。夜が無く、死がなく、悲しみも叫びも痛みもないとある。ここは清らかなところで、罪人(つみびとと読む「ざいにん」とは少し違う)は入ることができない。

 

・ここには不思議な都市がある。新しいエルサレムというその都市は、透き通ったガラスのような純金とあらゆる宝石で作られている。この都は、一辺が約2000キロメートルの立方体である。そこには水晶のように輝く川があり、その岸には命の木が生えている。

 

・読者は、エデンの園に「善悪を知る木」と「命の木」があったことをご存じだろう。人類はそのうちの「善悪を知る木」の実を食べて、罪人となり、悲惨な歴史を作ってきた。しかし、ここにはそれはなく、ただ「命の木」がそれも一本ではなく無数に生えている。

 

・私が面白いと想うのは、この都市である。我々日本人が考える天国とは。都市ではなく農村のイメージではないだろうか。いわゆる桃源郷、川が流れ、桃が実り、山があり。ところが、聖書は都市のイメージなのである。これは砂漠に住む民にとっては、自然とは厳しく、荒々しく安らぎがない土地だったからだろうか。

 

・立方体の都市。この幾何学的な天国のイメージは、日本人には納得がいかないかもしれない。これは実は、旧約聖書の神殿の奥の正殿の拡大した姿である。前に長方形の控えの殿がある。前を聖所、後ろを至聖所という。この正殿が立方体であった。だから新しいエルサレムとは神の住む場所という意味を強調したものであろう。都市には郊外もある、農村もある、心配いらない。

 

・考えてみれば、サタンは、人類の歴史以前からいたわけであり、人類の歴史と共にいたのである。我々が知っている歴史は西洋史を中心とするものだが、これにはこの事は全く出てこない。ところがサタンは、この間ずっと眠り続けていたのではなく、活発に動いていたのだから、その歴史もまた存在しなければならない。さらにサタンも学習する。クリスチャンといえば最も新しいものでも、聖書に出てくる2000年前の姿しか知らない。しかし、彼はこの2000年間人類と共にいて、人類とクリスチャンを観察し、学習し作戦を練ってきたのである。

 

 

 

『狂い始めたアメリカ 崩壊する日本』 

―これから2年 世界中に大激動が起こる

(小石泉)  (第一企画出版) 1998/9

 

 

 

<フリーメーソンのイルミナティとUFO搭乗者とのつながり>

・「シスコさんによれば、天(霊的世界)には、13階層がある。人間が知ることのできるのは第3の天までである。ルシファーが神に反逆してから彼らは、神から第9の天に住むことを許された。高位の堕落天使は、今でもそこに住んでいる」

 

・「スプリングマイヤーによれば、多くの元イルミナティがエイリアンを見たと彼に告白している。エイリアンは、人間に似た形を持っていて、爬虫類のような人間であるという。ある元イルミナティの将軍は、UFOの中で隣の操縦席にエイリアンがいたのを覚えている。面白いことに、イルミナティはほとんどUFOに乗ったことがあるという。そして必ず、エイリアンに会っている。悪霊の中でも有名なガーディアン・エンジェルは、人間と悪霊のハーフであるという」。

 

・「話の中でどうしても理解できない事があった。それはシスコさんがアストロプレインということをしきりに言うのであった。英語では、Astroplaneと書くのだが、時には、天的な階層か分野であるようであり、時には、宇宙飛行機のようでもあった。彼女は、小さい時分から幽体離脱の技術を教えられていて、そこに何度も行ったことがあると言った。アダムもエバも堕落する前には、そこに行けたらしい。堕落の後は、もうアストロプレインは、呪われてしまった、というのだ」。

 

 

 

『ルシファー 悪魔最後の陰謀』

 小石泉 (第一企画出版)   1993/6/15

ロスチャイルド家1999年の予言書

 

 

 

 <恐るべき中性子爆弾を大量保持>

・旧約聖書のゼカリア書というところに不思議な言葉がある。

 「エルサレムを攻撃したもろもろの民を主は災いを持って撃たれる。すなわち彼らは、なお足で立っているうちに、その肉は腐れ、目はその穴の中で腐れ、舌はその口の中で腐れる」 ゼカリア書14;12

 

・実はこの時より、この後のハルマゲドンという世界最終戦争の時の可能性の方が多いのだが、イスラエルを攻撃する敵に対して中性子爆弾が使用されるという事が何と2500年も前の預言者によって予言されている。

 

・中性子爆弾は核の破壊力や熱ではなく、核爆発によって生じる電磁波によって生物のみを殺傷することができる。生物の細胞を破壊するが、形そのものは破壊されることはない。いわば電子レンジのでかいやつだと思えばいい。だから、人間でも動物でもそのままの形で死んで行くのである。無生物にはほとんど被害がないので、建物や機械類は戦後直ぐにまた利用可能という。便利と言えば便利な恐ろしい兵器である。イスラエルはこの中性子爆弾を多量に保持しているというから、このゴグの戦乱にも使用されると考えられる。

 

 <聖書の予言は恐ろしいほど当たるのだ>

・何しろ今度来られるキリストはあの柔和な羊飼いの姿ではない。「そこで、私は、私に呼びかけたその声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が目についた。それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のようなものがいた。そのかしらと髪の毛は雪のように白い羊毛に似て真っ白であり、目は燃える炎のようであった。その足は、炉で精錬されて光輝くしんちゅうのようであり、声は大火のとどろきのようであった。その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎが突き出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。私は、彼を見たとき、その足元に倒れて死人のようになった。すると、彼は右手を私の上において言った、恐れるな。私は、初めであり終わりであり、また生きている者である。そして死と黄泉とのかぎを持っている」(黙示録1;12~18)

 

これはほとんど仁王像である。12弟子のうちキリストに最も愛されたヨハネでさえ、恐ろしさに震え上がり、気絶してしまった。

その日、歴史は止まり、天は地につながり、霊界が物質の世界に介入する。3次元はさらに高次元に侵入される。これはまったく想像を絶する世界である。

 

 

 

『予測はしないほうがいいのだが』

44年間、何万件も当てた男の今後の予測

 船井幸雄   Gakken 2011/9

 

 

 

<人類を支配していたレプティリアン(?)たちは地球から去っていった>

・日本で一番レプティリアンに詳しかったのは評論家の太田龍さんでした。2009年に亡くなられましたが、私の友人であり非常に鋭い視点の文明評論を語れる方でした。

 

・彼の説明によると、レプティリアンとは、国際金融資本の中に巣くう「ロスチャイルド、イルミナティ、フリーメーソン」といった秘密結社の奥の院に鎮座して、人間社会のリーダーたちを操ろうとしていた存在自体のことであるようです。

 

・彼はレプティリアンを「爬虫類人型異星人」と表示していました。

 

・シッチンさんはシュメール文字が読めたのでシュメールの古文献を研究して「人類は45万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だ」という研究を発表しました。

 

 <「聖書」の神々とはアヌンナキのことだ>

・アイクさんは、そのアヌンナキの正体がレプティリアンだと考えたようです。

 

・そのときから現在まで、レプティリアンとその血統の地球人が「秘密結社エリート支配階級」となって人類を家畜人として管理統制してきた、というのがアイクさんの説です。

 

・アヌンナキばかりでなく、世界中の宗教の神々の多くがレプティリアンの姿(この場合は竜、あるいは蛇)をしていることをアイクさんは強調します。

 

・しかし、その彼等もその後、目に見える世界からは姿を消して低層4次元に潜み、世界の主だった支配層にレプティリアンの混血の人達を中心にすえて、人類を影からコントロールしてきたように見えます。

 

 <アイクさんの本からレプティリアンの関係について書かれた部分を念のため一部引用して紹介しておきます>

・彼ら(宇宙からやって来た爬虫類人)は、人間の姿を取って現れることによって、この地球という惑星のハイジャック(乗っ取り)を仕掛けた。この作戦はクロスプリーディング(異なった種を交配して雑種を作る)計画を含む。これによって、人間と爬虫類人の雑種(混血児)の血統が生まれる。彼等はこの雑種人を通じて、より低い第4次元から作戦行動を取ることが出来る。

 

・イルミナティ、世界の方向をコントロールしているこの一味は、数千年数万年以前から爬虫類人的異星人種と地球人類との間の人種間交配の結果生まれた遺伝的混血種である。権力の中核は、この次元でさえない。彼らは、第4次元の下層、多くの人々は、それをアストラル(霊体)下層と呼ぶが、伝説と神話ではそれは“デーモン(悪魔霊)”の伝統的な棲み家とされている。

 

・そのような場所に存在する、これらの第4次元的爬虫類人は、前記のように混血種を使って活動する。なぜなら、この両者は、互換的な波動を有しているからである。そのために、ヨーロッパの王室と貴族の家系は、アメリカの指導者を生み出すいわゆる米国の東部エスタブリシュメントの家系との婚姻関係を維持することに驚くべき執念を注ぐのである。

 

 

 

『真実を告げる書:異星人からのメッセージ』

クロード・ボリロン・ラエル

 日本ラエリアン・ムーブメント  1985/4

 

 

 

<1973年12月13日、ラエルが初めて異星人エロヒムと遭遇した場所 クレルモン・フェランに近いピュイ・ド・ラソラの噴火口>

 

 <遭遇>

 

・すると突然、霧の中に点滅する赤い光が見え、そのヘリコプターのようなものが私の方に下降して来ました。ヘリコプターなら音を立てるはずですが、全く何の音も、ビューという音も聞こえません。

 気球なのだろうか?その機体は地上から20メートルほどの高さになり、平らな形をしているのが見て取れました。

  空飛ぶ円盤だ。

 私はずっと前から、空飛ぶ円盤の存在を堅く信じていましたが、まさか自分が目撃するとは思ってもいませんでした。直径は7メートル程度で、底部が平らであり、上部は円錐形をしていて、高さは2.5メートルほどでした。底部に強烈な赤い光が点滅し、頂部にはカメラのフラッシュのような白い光が、パッパッと煌めいていました。その白い光はとても眩しくて、瞬きせずには見ていられませんでした。

  機体は全く何の音もなく下降を続け、地上2メートルくらいのところで静止しました。

・それから、信じられないようなことが起こりました。機体下部の上げ戸が開き、タラップのようなものが地面まで下ろされたのです。何か生き物が出てこようとしているのが分かりました。私は、それがどんな外観をしているのだろうかと自問しました。

まず、二つの足先が、続いて二つの脚が現れ、それで私は、おそらく人間と会うのだなと思って、やや安心をしました。私が最初は子供だなと思ったその人物は、ついに姿を完全に現して、タラップを下りて、私の方に向かってまっすぐに歩いて来ました。

   その人物は、1メートル20センチ前後の身長にもかかわらず、子供ではないことが分かりました。目はやや切れ長の目をしており、髪は黒くて長く、短くて黒いあごヒゲを生やしていました。

 

・彼は、体全体を包むワンピースの、緑色の繋ぎ服を着ており、頭は大気に晒されているようでしたが、その周りを不思議な後光のようなものが取り囲んでいました。それは目に見えない保護物のような、とても細かくて、ほとんど見えないような泡のようなものでした。皮膚は白く、やや緑がかっており、肝臓の悪い人の肌のようでした。

 

 私は、彼が聞こえるのかどうかを知りたかったので、彼に話しかけてみました。

―どこから来たのですか?

 彼は力強く、ハッキリ発音する声で私に答えましたが、やや鼻に掛っているようでした。

 「とても遠くから」

―フランス語を話すのですか?

 「世界中のあらゆる言語を話せます」

 -ほかの惑星から来たのですか?

 「はい」彼は答えました。

―あなたは地球に来たのは、これが初めてですか?

 「とんでもありません!」

―しばしば訪れているのですか?

 「大変しばしば、-それでも言い足りません」

 

 

 

『クローン人間にYes!―科学による永遠の生命』 

(ラエル) (無限堂)(日本ラエリアン・ムーブメント) 2002/10/7

「本書は私達が未来に向かって前進をするための手引書」

 

 

 

<宗教(religion)>

・宗教(religion)という言葉は、ラテン語の(religere)から来ており「繋ぐこと」を意味します。インターネットほど人類を繋ぐものはありません。

 

・今、一つの巨大な集団意識が出来上がろうとしています。インターネットは神経細胞を繋ぐ電波のようなものです。私たちは、皆、人類という強大な脳の神経細胞です。インターネットは、私達の間を流れるメッセージです。「新人類」は神経細胞を流れる信号のようなものです。

毎日、何百万人もの人間が世界のネットワーク上の巨大な集団の「ミサ」で、回線上で「聖餐を受けている」のです。

若い世代の人たちは、この技術と共に育っていますので、古い世代の人たちよりもずっと多く世界の他の場所とつながっています。若者たちの世界的意識は、大人たちの意識よりずっと高いです。彼らは、マウスをクリックするだけで、地球上のどんな場所ともつながることができると知っているのです。

 

<インターネット  一つの宗教的体験>

・インターネットは、情報を自由に直接に伝えることができるため意見を持つ人は、その意見が主流の意見とは違っていても表現でき、人々に考えさせ、公式な物の見方に疑問を提示することができます。政治的なもの、宗教的なもの、科学、あるいは経済に関することでも良いのです。だからこし、全体主義の国は、彼らの絶対的権力を失わせることになるインターネットを管理しようとしているのです。

 

・インターネットは検閲の死を意味します。再び禁制が終わるのです。もはや禁制を敷くことはできません。妨害したいと思うどんな考えや表現も小さな抜け穴を通ってインターネットに現れることができるのですから。

このインターネットの自由が、先に書いたような極端な場合でも、神聖なものと考えられるならば、これは新しく、さらにずっと革命的な地平線への扉を開きます。

印刷機が発明され、考えが自由に行き渡るようになった結果、宗教に革命が起こり、プロテスタントとカトリック教会に大きく分裂しました。そのお陰で当時、カトリック教会において、振るっていた強大な勢力が弱まりました。

 

・確立された権威に疑問を持ち、新しくて問題になる考えを印刷できるということは、一つの革命でした。それによって考えが口から耳に伝わるよりも遠くへ伝えることができたのですから。一人の天才や夢想家や革命家は一度に少人数のグループに話すことしかできませんでした。つまり、彼らの新しい考えが社会に影響を与えるまでには、何世紀もかかったのです。

 

・でも印刷機のおかげで彼らの考えが社会に大きな影響をもたらす重要な時間は、ほんの数年に縮まりました。だからプロテスタンティズム(新教)が、あれほど早く爆発したのです。

イエスの時代に印刷機があったならキリスト教がヨーロッパに広まるのに何世紀もかからなかったでしょう。

現在、インターネットを使えば全地球上で即座に革命的な教えにアクセスできます。

そして今、E-ブック(電子本)が登場しています。

 

・紙の出版会社は、新聞であれ本であれ、まもなく消えてしまうでしょう。これは環境に良いことです。紙に印刷するために何トンもの化学物質が川や空気中に吐き出され、紙に印刷するインクも化学物質であり公害だからです。

 

・より若い世代の人たちは、日曜の朝のミサ(カトリックの儀式)で過ごすよりも、インターネットで過ごす時間が増えています。親がミサに行くことを強要する家庭を除いては、若者はすべてどちらかというと、コンピュータの前で時間を過ごしたいと思っています。彼らがそうするのは、確かに正しいことです。インターネットは、今日どのミサよりもはるかに宗教的な体験だからです。

彼らが持つ小さな画面のおかげで、人種や宗教の区別もなく、人類のすべてとつながることができるのですから。

インターネットほど人類を一つにするものではありません。

 

<(下記は日本で出版されたラエルの著書の一部)>

・「不死の惑星への旅」、「異星人を迎えよう」、「真実を告げる書」

「ハーモニーメディテーション」、「天才政治たちに権力を」

「フランスの偽善」

 

<(クロード・ボリロン・ラエル) >

・1946年フランス生まれ。当時カーレーサーであった彼は、1973年12月13日、異星人「エロヒム」に遭遇した後、国際ラエリアン・ムーブメントを創設。

著者は、27年前から人類がクローンをつくるようになると予告しており、人類社会が「楽園」を迎えることができると主張。

世界初のクローン人間会社「クローネイド」を設立。クローン人間第1号をつくる発表をして注目を浴びている。

 

・異星人「エロヒム」とは、聖書の原点であるヘブライ語聖書の「創世紀」に、一番最初に出てくる言葉だが、ヘブライ語で「天空より飛来した人々」という意味を持ちれっきとした複数形です。単数形は「エロハ」。

 

<人間のクローニングー永遠の生命の扉>

・私は、エロヒムが私の額から採った細胞を巨大な水槽のような機械に入れ(注;日本語版「不死の惑星への旅」参照)、数秒で私の完璧なコピーを作るのを見ました。

 

 



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