日本は津波による大きな被害を受けるだろう UFOアガルタのシャンバラ

エーテル界の人類の源郷か?神の国か?天上のエルサレムか?
チャネラーとコンタクティの情報を集めています。森羅万象も!

大統領は結社員たちが選んで世界に掲げる「表看板」、すなわちアメリカ大統領のみならず、イギリスの首相もまた、秘密結社メンバーたちが選んだ単なる代理人のひとりにすぎないのである。(2)

2023-10-18 10:12:46 | 森羅万象

 

世界経済は日独から強奪した財貨で賄う

・先にも触れたが、定説によれば、マンハッタン計画の総予算は20億ドルを上回るという。この金額は、第2次世界大戦で消費した全小火器類の金額に匹敵するそうだ。

 

・結社の金融カルテルが過去から保有管理してきたアジア・中国での権益と財貨を、結社は日本に錯覚を起こさせて狙わせた。結社の戦争シナリオは、戦争を通して富と権益を貯め込む日本民族を、最後には丸ごと「回収」して富を継続支配する方向で編まれた。日本は戦争を通して、富を貯め込みつづけている成金国だったからだ。

 

富裕・ロマノフ王朝と神国日本は崩壊させる

・1905年、英米の金融カルテルはシナリオどおり、ロシア皇帝を日本と戦わせた。日本は英米の金融カルテルが差しだした金融支配という名の甘い「友情」に乗った。だが裏では、ロシアの戦費をロスチャイルドの金融グループが負担、日本の戦費をクーン・ロエブ商会がそれぞれ担当していた。

 

・ロシアは戦費の浪費を繰り返した。いきおい、融資金とその利息の返済に追われ、それに伴う国内経済の破綻が大衆の反乱気運を醸成していった。日本も、ロシア皇帝と同様に緊縮財政に追い込まれていった。

 

・結社の対ロマノフ王朝、ならびに神国・日本を崩壊させる作戦は、イギリスの血脈とアメリカ経由の資金で始まった。仲間内でさえ容赦ない非情な態度で臨む結社メンバーのやり口は、いかんなく発揮された。ロマノフ王朝を金融支配する最大の目的は、革命後のソビエト社会主義共和国連邦の樹立であった。

 

レーニンを起用、共産主義国家を誕生させた超富豪たちの結社

・20世紀、結社は「恐怖」をばらまいた。「恐怖」は覇権と富の獲得に跳ね返るからだ。ここでいう「恐怖」とは、先述した原爆の父とも呼ばれるアルバート・アイシンシュタイン博士とその友人、バートランド・ラッセル卿との会話の中で使われた言葉と同じ意味である

 つまり、ラッセル卿はアインシュタイン博士に「世界各国の主権を国連へと委譲させるためには、核兵器の生み出す“恐怖”を利用する必要がある」と語っている。この会話で使われている「恐怖」とは最終兵器のことであり、ファシズムのことであり、ソ連と中国の共産主義、マルキシズムのことだ。

 

・レーニンはスウェーデン、スイスを経由して、ドイツから封印列車でロシアに潜入。彼らが掲げた革命タイトルは、ボルシェビキ革命。

 

理論家マルクスの起用は、ロスチャイルドが決めた。マルクスには、先述した結社の一団体「義人同盟」と謀って、1848年に共産党宣言を仕上げた実績があったからだ。マルクスの共産党宣言の内容は、アダム・ワイスハウプトの理論を下敷きにしていた。その証拠に、1776年に作られた結社イルミナティのワイスハウプトの理論は、マルクスが用意した宣言の基本項目と同じなのだ。ワイスハウプト理論を踏襲したマルクスの共産党宣言は、次の条件を強要していた。

 

  • すべての君主国、およびすべての勅任政府の廃止。
  • 私有財産、および遺産相続の禁止。
  • すべての地代の公共目的への適用。
  • 高率の累進課税。
  • 亡命者および反逆者の財産の没収。
  • 国家資本、および排他的独占権をもつ国立銀行による、信用の国家への集中化。
  • 国家の工場、生産用具の拡大、共通計画により、あまねく実施させる荒地の開墾と土地改良。
  • 万人の平等な労働義務。
  • 産業軍隊の訓練(特に農業のため)。
  • 農業と製造業の結合。
  • 人口の地方へのさらなる均等分散による、都市と地方の相違を漸進的に廃止。
  • 公立学校でのすべての児童の無償教育。
  • 教育と工業生産の結合。
  • 現在の形態の児童労働の禁止。
  • 愛国心、および民族意識の廃止。
  • 家庭生活、および結婚制度の廃止と子供のための集団教育の確立。
  • すべての宗教の禁止。

 

・したがって、望ましい計画の5つの要点とは、銀行の国有化、企業連合の国有化、商業秘密の廃止(保険業の国有化)、全住民の消費組合への強制的組織化である。

 

・「レーニンの計画案は、まさにルーズベルト大統領のニューディール政策であり、トルーマン大統領の社会主義政策であり、戦後のイギリス労働党政府の政策であり、戦後の歴代アメリカ大統領の基本理念でもある」

 

・また、レーニンの計画はそっくりそのままアメリカ国内歳入庁(IRS)で活用されている。つまり、歳入庁は“納税者の財産隠しや所得隠しを見逃すことなく、所得税を現実に徴収”し、“所得隠しに対しては財産没収で応ずる”ことを大原則にしたのだ。

 

ソ連邦もまた、シティ・ウォール街の金融カルテルの手で崩壊させられた

・さて、強奪の話に戻ろう。結社メンバーによるロマノフ王朝潰しは、暗殺から始まっている。1825年にアレクサンドル1世を毒殺。その3年後にニコライ2世を毒殺。そして、ここが肝心な点だが、1917年にはモスクワ国立銀行に保管中のロマノフ皇帝の宝石コレクションと現金7億ドル以上を、赤軍の皇室守備兵らに強奪させている。強奪の指揮者はレーニンだ。

 

結社の悪魔的神通力はさらなるバージョン・アップを遂げる

・ところで本書では、結社と系列の金融を含む、産業界と宗教団体が天文学的規模の富と教会信者を入手した期間を、18世紀から20世紀までとした。なぜなら、ほぼこの2世紀で、現在の近代世界が完成したからだ。同時に、結社が飛躍を続けるその陰で、その悪魔的神通力にもやや衰えと綻びが見えはじめたのも、20世紀の末ごろからである。

 たとえば、結社が唱える最終目的をほぼ実現しているのは中国だ、とする結社の認識が表沙汰になってきたことからも、鉄壁のはずの結社の結束力が弱まってきたかのように見える。

 

ナチスもナチス原爆もヒトラーのものではなく、結社のものだ

Q:「アメリカに渡った爆弾はその後どこへ?」

A:「ロスアラモス。アメリカ西海岸にある原爆研究所だ」

 先にも述べたが、この情報はベラスコはベルリンで入手している。

 

・一方、ベラスコは3月中旬に地下官邸でアメリカが爆弾を手にしたとする情報を、なんとヒトラーから直接知らされたと語っているのである。ベラスコはその地下官邸にには4月中旬までいた。だが実際、4月の時点でのアメリカ原爆の開発状況は、定説では、プルトニウム(長崎型)の生産に拍車をかけていたが、未完成だったとされている。

 

ヒトラーとベラスコは、4月21日に地下官邸を脱出している。したがって、1945年4月21日以降のアメリカ型原爆の情報は、無人の地下官邸では受信できなかったはずだ。

 

ベラスコは日本のスパイどころか、日本とヒトラーを監視する結社の秘密諜報員

Q:「これまでの原爆情報は日本の諜報機関TOのエージェントが確認したのか?」

A:「そうだ。この点は白か黒かの単純な答えですむことだ。連絡メモは使わなかった」

 

・日本の反応は何もなかったとベラスコ。それは当然だった。なぜなら、結社のシナリオでいえば、ベラスコには日本の戦争をとりたてて熟知する必要はなかったからだ。

 ベラスコは、日本のために働くスパイどころか、実は結社のために働く秘密諜報員であり、ヒトラーを監視するスパイだったからだ。

 すでにお気づきの読者もあろう。国家社会主義を標榜したヒトラーのナチ党は、結社が戦争を始めさせるためにドイツ国内で作り上げた一政治政党であって、決してドイツ国民のための公的政党でもなかったのだ。

 

共産主義と戦う“正義”のファシズム国家は“反共”米英連合軍の敵だ

ナチ党のナンバー2に昇格していたボルマンは、戦後アルゼンチンに逃亡しているそれを助けたベラスコは、ナチスUボート艦内の狭い小部屋で、長い航海時間をボルマンとふたりきりで過ごしている

 ヒトラーに最後まで付き添ったボルマンは、敗戦時の総統の代理人を務めていた。そして次の帝国をどう構築するかを、艦内でベラスコに語りつづけたとベラスコ。

 

『天皇の金塊』を指し出せ!

果実「天皇の金塊」が熟すまで、日本に降伏はさせない

・では結社の連合軍がなぜ、一気に日本を降伏させなかったのか。その理由は、結社がつかんだ秘密の「果実」が熟するのを待つためだったのである。

 「果実」とは、19世紀前半から1945年の終戦まで、日本がほぼ100年がかりでアジア全域から貯め込んできた「天皇の金塊」=「金の百合」のことだ。

 

・ナチス・ドイツ軍も、戦時下の自国内と占領地で、銀行、商人、個人が所有していた金やダイヤモンド類を根こそぎ略奪押収している。俗にいう「ナチスの財宝(含む書画骨董品)」だ。結社は連合軍に押収させた。その財宝を「ブラック・イーグル」と呼んで極秘に扱ってきた。

 

天皇の預金をバチカンの銀行に“疎開”させたベラスコ

・ベラスコが日本と関わった最初の仕事は、1941年秋、日本の昭和天皇とバチカンの法皇ピウス12世との接触を画策することにあった。

 

日本のためどころか対米情報機関TO(機関長ベラスコ)は日本をスパイしていた

・実は、TOは1944年6月4日以後も活動を続けていた。なぜなら、TOはベラスコのいう「私の対米情報機関」ではなく、結社の対世界情報機関だからだ。その組織の一部を結社が日本に“貸与”し、機関長がベラスコだったのだ。

 

・日本政府が対米開戦の前に設けた、対米英情報収集専門の「内閣情報部」の外国機関として、フランコ総統に協力を要請して組織化されたのがTOだということになっている。

 

TOに巨額の資金を投じて日本を売った「貢献」にご褒美

・やはり、TOと内閣情報部との関係解消はあっけなかった。ノルマンディー上陸作戦前々日の深夜(1944年6月4日)を最後に、双方の関係は突然切れるのである。ベラスコがイギリス情報部MI-6に捕まりかけたからだという。

 

・地下官邸でヒトラー総統に付き添った側近たちは、厳選された上級情報将校、衛兵、通信係、女性秘書たちだった。

彼ら官邸要員を選んだ(ヒトラーの最期を目撃させる人々を選抜した)のはマルティン・ボルマン副官だ。ボルマンはドイツ第三帝国の最期(地下官邸)をヒトラーに代わって仕切った人物だ。彼は歴史定説が語る「4月30日のヒトラー自殺」を細工して官邸を去っている

 

・むしろ、奇妙なのは内閣情報部を設けた日本政府だ。いってしまえば、日本政府(内閣情報部)は、国民の巨額の税金と日本の命運を左右する戦争政策上の秘密情報を、TOを窓口に、まさに“のし”をつけて敵側に進呈していたも同然の結社向サービスだったからだ。

 

原爆投下の決定権者はトルーマンではなく結社金融カルテルの面々

・決定者である大統領の事情とは、どのようなものだったのか。もちろん、原爆投下命令を軍人たちに指示するのは大統領の仕事だが、先にも述べたように、大統領に終戦の基本方針を指示するのは結社金融カルテルの面々だ。

 

新ナチス復興計画の主は、ヒトラーを世に出した結社

・大統領や首相の決定権をたちまち微力なものに仕向ける結社の、途方もない力をさらに一例紹介しておこう。

ドイツでは5月7日の無条件降伏を待たず、新ナチス復興計画が始まっていた。ベラスコはドイツが降伏したその年の暮れから、新ナチス復興計画に動員されている。敗れたハズのナチスは潜水艦で、ドイツの優れた頭脳と血統を続々と南米に移動させていたのである。ドイツ海軍は終戦時に、百数十隻のUボートと25万人の乗員の消息を見失ったとされている。

これは戦後ドイツ政府の戸籍調査が算出した数字だそうだが、ナチス復興のために欧州から南米大陸へと、頻繁にUボートで往復輸送が繰り返されている規模からも、役所の発表した数字は絵空事ではなさそうだ。 

 

新ナチス復興計画の主はいうまでもない。ヒトラーを世に送りだした結社だ。

 欧州沿岸から南米沿岸までのおよそ3000マイル、往復18日間の航海に要する潜水艦の輸送コストは膨大。しかも、相当数の潜水艦が相当回数の往復を繰り返すから、燃料費を含む全費用はさらに膨らむ。ベラスコと新ナチス本部との連絡役を務めたフェリペの話によれば、「天文学的な金額」を見込んだ大移動だったという。

 ベラスコは1946年5月7日午前5時、ヒトラーの「後見人」であるボルマンを南米に送り届けるために、その潜水艦で南米に出向いている

 

・その2年前の1944年、ノルマンディー作戦が開始された前々日の深夜に、スペイン北西部ガリシア地方の漁村の沖合から、潜水艦でドイツのハンブルグ港に向かって脱出して以来の長い航海だ。南米アルゼンチンのラ・プラタ河口付近で、ボルマンとベラスコは下船。その地でボルマンと別れたベラスコは、単身空路マドリードに戻っている。ヒトラー・ドイツの敗戦後を見据えた第四帝国の創設は南米で、戦時中から着々と進められてきていたのである。

 

・新復興計画に動員され、南米や北米に送り込まれた旧ナチス第三帝国の指導的人物には、政治軍事指導者、科学者、技術者のほかに貴族などがいた。有名人の中には、人体実験で名を馳せたヨセフ・メンゲレも含まれていた。計画は、イギリス情報部を中心にしたプロジェクトとして遂行された。そのプロジェクト名称を「ペーパー・クリップ・プロジェクト」だと明かす研究者もいる

 

新ナチス復興の足がかりとして南米が選ばれた理由は、南極に近いからだ。南極には近代の常識的学術世界も知らない、古代からの特殊な空間がある、とする結社の歴史観と深い想像力が関係している

 読者には前述のフリーメーソンの由来とメンバーの顔ぶれを思い起こしていただきたい。いわば、空想SF科学世界に造詣の深い賢人たちの間では、南極と北極には巨大な未知の地下空間世界が存在すると語られてきている。

 空想作家の大家ジュール・ベルヌは、先述したようにフリーメーソンの高位階者だった人物だ。

 ベルヌはヒトラー・ナチスの神智学協会「黄金の夜明け」や東方騎士団にも深く深く関わった人物とされている。その代表的先品『地底探検』は、地球の空洞に住む高度な文明をもつ人々の世界を、SF形式で紹介したものだ。

 

 こうしたことから考えると、新ナチスが復興の本拠地として、南極を選んだ理由がわからないでもない。この想像が確かな事実にもとづくものであることであることを次の現実が明かしている。

 

南極探査で旧ナチス軍と交戦したリチャード・バード

・第2次世界大戦直後の1947年、南極探査に臨んだ米海軍の伝説的人物、海軍准将リチャード・バードはいう。

われわれは苦い現実を認めなくてはならない。次の戦争では恐るべき飛行物体から攻撃を受けるだろう。南極には進んだ文明と優れた先端技術をもつ人々が存在する。彼らはナチスSSとともに活動している

 

・バードの発言は、空母と4000名の兵士を率いて南極に向かい、8週間の航海の後、多くの犠牲者を出して帰還した際のものなのだが、南極でバードたちに何が起こったのかは、第2次世界大戦が残した謎のひとつとされている。バード准将のいう飛行物体とは、連合軍が呼んでいた「フー・ファイター」、つまり、あの「ヴリル型戦闘機(俗にいうUFO)」のことだろう。

 バードが南極探査に臨んだそのほぼ9年前の1938年、ドイツの南極探検隊が山や湖があり、氷に覆われていない60万平方キロメートルの土地を発見、その地をドイツ領土としてヒトラーが宣言していた。その地をニュー・スワピア(ノイエ・シュバーベンランド)と名づけ、そこに巨大なナチスの軍事基地を建設したといわれている。

 バード准将の探査任務は、その巨大基地を偵察(攻撃)するためだったのだ。偵察時期が戦後でもあったことから、旧ナチス軍と交戦したことになる。バードのアメリカ海軍は新型兵器で反撃されて惨憺たる敗北を喫した。その苦い戦闘体験をバードが報告した現実である。

 ベラスコは1952年10月10日、新ナチス・メンバーの手配で南極のこの巨大基地を単身訪れている。訪問目的はヒトラー(総統に似た別人だったとベラスコはいう)に届け物をするためだった

 

その訪問前の1946年には、地下官邸で別れたボルマンと再会してマドリードの自宅に匿った後、潜水艦で南米へ送り届けていた。翌年6月6日には、これも自宅に匿っていたアイヒマンをマドリッド近郊バラハスから空路、南米に逃亡させている。

「そのソファで、ふたりとも寝起きしていました。とても静かな人たちでした」

 ベラスコ夫人のコンチータは、ボルマンとアイヒマンがベラスコの自宅で過ごしたときの印象を、そう語っていた。

 ナチスの大物戦犯を、追跡中のユダヤ人グループの追尾をかわし、あるいは追跡グループから意図的に見逃されて、ベラスコはボルマンを潜水艦で、アイヒマンをマドリード空港から、それぞれ逃亡させた。その後、かれらは南極の巨大基地に向かったが、それはベラスコがCIA(OSSから改組された)の支援、つまり南米大陸内までの安全確保を取りつけたからだ。これぞ、ベラスコの正体であり、背後にいる結社の力なのである。

 ベラスコが背負ってきた限りなく重い役割は、そのまま結社のベラスコに対する信任の厚さを物語っている。

 

結社の最終目標は恐怖の世界連邦政府の実現

・結社は至福千年王国を目指している。つまりワン・ワールド=世界連邦政府の実現を悲願としていることで知られている。そのために世界に「秩序」を呼びかけ、国連創設に苦心してきた。そうした結社に対抗できるほどの、知識力と資金力とリーダー・シップを発揮する勢力は、現世界のどこにもない。21世紀の現在も、結社の理想は失われていないのである。

 

原爆と財宝は、戦後処理の決め手として一心同体

・彼らがロマノフの財宝や枢軸国ヒトラーの財宝を“回収”して、秘密裏に設立したファンド「ブラック・イーグル」に、さらに天文学的金額の隠し財宝「金の百合」が上積みされた財宝の総額は、超天文学的規模になる。

 

「金の百合」の持ち主ゆえに天皇は最初から戦犯除外

・講和条約締結の背後に、日米間の最深部で両国が資金活用を認め合う、いわば暗黙の最高機密として「金の百合」が存在したのである。

 

おわりに

・こうした“戦争関連”の人々との出会いを数珠にたとえれば、数珠玉の始まりは先のヒーリー爺さんだったかも知れない。そして最後の数珠玉が、この初老のスペイン人になる。実はこの老人こそが本書の主人公だ。つまり、広島に投下された原爆はアメリカ製ではなく、ナチス製だったと発信した張本人、アンヘル・アルカッサル・ベラスコその人である。

 

・本書では、ベラスコと私が交わした、束の間の対話を紹介している。対話の軸をナチス原爆に置き、私がその情報の詳細を詮索する形になっている。対話の目的は、「ナチス原爆」と「天皇の金塊」のふたつが、とてつもない20世紀の産物として生み出されたそのカラクリを明かすことにあった。

 

「国家とは、抽象概念が作りだした形式のひとつにすぎない。つかみどころのない形而上の存在にすぎない“国家”なるカタチを、戦争の真犯人呼ばわりしてどうする。世間には実益にめざといもっと、利口な生き物たちが隠れている。かれらは国家と呼ばれる架空世界を隠れ蓑に、その架空国家と国民の頭の中に漂う抽象概念を巧みに悪用して、戦争を勃発させる。私益を国益だと人々に思い込ませることに長けたそうした生き者たちこそが、戦争の真犯人なのだ

ベラスコのこの口癖は、自身もまた利口な生き者、つまりペテン師の一員であることを問わず語りしたものだ。

 

 

 

『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』

 イラスト完全ガイド

エレナ・ダナーン  ヒカルランド 2022/12/23

 

 

 

 <異星人種族解説(これまで地球と関わりあった異星人)>

<アンドロメダ>

<アンドロメダ銀河(メゴペイ)>

▼マイトラ族

**非常に悪い、全てのうち最も悪い種族**

彼らは地球人の最悪の敵であり、また、この銀河の全ての種族の最悪の敵です。

 

・彼らは最後の2度の氷河期よりも前から地球に来ており、何度も機会を狙って植民地化しようとしましたが、毎回シカールやアヌンナキや五種族評議会や銀河連合によって干渉されて来ました。

 

・彼らによって大っぴらに人間の拉致が行われており、それは彼ら自身の利益のため、あるいは米国テロス同盟に協力する場合のいずれかです。

 

マイトラ族は人類の歴史を通して起きた悲劇に数回、関わって来ました。酷い伝染病のいくつかは、人類の人口が80億を超えないようにしたいと考えるレプティリアンの知識と同意を得て、彼らによってもたらされました。

 

竜座“ドラコニス”

爬虫類人種族(レプティリアン)>

竜座の主な星系:アルファ星、イプシロン星、およびシグマ星

・竜座の恒星系には、7つの異なる爬虫類人種族(レプティリアン)が、アルファ・ドラコニアンを含む、3つの主なヒト型爬虫類種族が最も知られ、恐れられています。彼らは1万5000年以上、ずっと地球にいるのですが、散発的には、もっとはるか以前の、何百万年も遡る頃から来ています。

 

・そして指導者たちはその見返りに富、武器、技術を約束され、全ての条約が調印されると、竜族(ドラコニアン)は、これら全ての背後にいる、真の支配者として現れます。そして一度入ると、大きな犠牲を払わない限り、それらを取り除くことは出来ません………。

 

・多くのヒト型爬虫類種族は、例えばシカール、ナーガ、マザレックと同様に、エーテル性物質に加え、肉と血液を摂食し(人間を食べ、人間の血を飲む)、そしてこれら両方の栄養源は、実は本質的に繋がっています。

 

・また、彼らが地球の所有権を手放したくないのには、非常に確固とした理由があるのです。つまり、アドレノクロムです。それは、地球で子供たちが極度の痛みと恐怖に晒されることによって生産される物質です。そしてこれがレプティリアンにとって、宇宙で他の何よりも価値のあるものなのです。

 

アルファ・ドラコニアン、つまりシカール人

・レプティリアン人は、地球から215光年離れたところにある、以前は地球の極星であった、ツバン星系、つまり、竜座アルファ星が起源です。彼らは、別の非常に優勢な爬虫類人種族の、ティアマティアン族によって別の次元から地球に捨てられた、「知性を持つ爬虫類」です

 

・こういった全てのバリエーションは、彼らの社会階級によるものです。この種族は暴力的で、彼らの文化は戦争に基づいています。シカール人は地球人のことを栄養、取引、奴隷の原材料と見なしているため、人間を見ると特に我慢が出来ず、拉致の大部分が彼らのせいだと考えられています。

 戦争をする種族は必ずしも知性を必要としないというのは、しばしば主張されることですが、ドラコニアン人はこの一般法則の例外です。

 

・彼らはまず二つのタイプに分けられます。つまり、テラ・ドラコニアンとオフワールド・ドラコニアンです。テラ・ドラコニアンは、地球の人類より何億年以上も前から存在しています

 

・他の新しく訪れた種族は、彼らからは侵略的であると考えられていました。彼らは次元間移動の能力があるので、銀河連合は、テラ・ドラコニアンを3次元レベルに閉じ込め、オフワールド・ドラコニアンのことも、太陽系の圏外のエネルギー・バリアによって、地球星系に潜入しないよう、ブロックしました。

 

社会構造

・爬虫類の社会構造よりもむしろ昆虫のような社会階級に基づいた構造に倣っており、それは、3つの主な階級から成っています。

▼シカール族

・王族とエリート。シカール王家の人たちはベージュまたは緑がかった茶色の鱗のある人たちで、身長約18~25フィート(約550~760センチ)です。彼らは湾曲した角、尻尾、そして翼を持っていますが、翼は彼らの肋骨の延長によって出来た皮膚のたるみであり、体の後ろにぴったりと折り畳むことが出来ます。

 

▼ナーガ族

・軍人階級。(シカールより)背が低く、厚みがあり、非常に筋骨たくましく、翼はありません。

 

▼下層階級

・身長が低く(約122~365センチ)、かなり弱く、防護器官もより少ない。翼はない。

 

シェイプシフト

・これは彼らの優れたスキルであり、戦争と征服の目的のために、自然界にあるカムフラージュ能力から開発されました。彼らは彼らが選ぶどのサインであれ、彼らのエネルギーのサインをぼやけさせるでしょう。

 

<竜座シグマ星>

▼ギアンサール族――イギアノイド/サウロイド(トカゲ人)

・彼らの故郷の世界はティフォン・ギアンサール(竜座シグマ星)です。

 

この者たちは、人間を寄生虫の宿主として利用し、遺伝的に(ハイブリッド)、精神的に(インプラント)、さらには、プラズマ生命体的にも同化させています。死者の領域との接触と、“悪魔”の召喚を含む、闇の魔法の儀式……悪魔が何を意味するかはおわかりでしょうが、その儀式はレプティリアンにとって、彼らとあなた方の次元のレベルの間の時空構造に穴を開けるのに、非常に便利なものなのです。

 

MIB(メン・イン・ブラック)すなわちドラコ・ボーグ

・いわゆる“メン・イン・ブラック”は、米国政府の秘密部門と協力しているシカールによってコントロールされたサイバネティック(人工頭脳搭載の)生命体(サイボーグ)で、あなた方を驚かすために訪れる場合、通常は本物のシェイプシフターを連れて来ます。

 

 <地球におけるシカール帝国の活動

レプティリアンのハイブリッド化

・彼らは昔から人間のDNAに関わって来たので、人間のDNAに興味を持っており、この目的のために、彼らのシェイプシフトを使う熟練した能力を、大いに活用しています。シカールは、グレイ種族をその助手、生命科学的に作られたドローン、シンソイド、そして様々なハイブリッドのように、彼ら自身のハイブリッドを作ろうというコンセプトで地球人のDNAの操作に関わっています人間の拉致は、拉致被害者が決して戻って来ない場合、普通、ドラコニアンによるものです彼らは地球に地下施設を持っており、一部は地球の軍事施設と繋がっており、極地やシャスタ山などの様々なポイントに接続するモノレール・システム網で結ばれています。

 

 <魂の剥ぎ取り

・地球人の体を処理して、その魂が彼らのマトリックスに住むようにするために、シカールは卑劣な手順を実行しました。時間、練習、そして粘り強さでもって、人の魂を体から引き剥がし、それを容器に捨てる技術を完成させました。

 

 <植民地化

・シカールとナーガは非常にタフで、極端に言えば、ほとんど全ての環境に適応出来ますが、薄暗い光と穏やかな不変の温度のため、地下環境タイプを好みます。これが、小惑星や死んだ惑星の中に建てられた彼らの軍事基地が多数見つかる理由です。彼らは必要な場合にのみ地表に出ます。人が住んでいる世界を植民地化する彼らの通常の方法は、最初に地下に最初の作戦基地を建設し、次にそれを徐々に拡大し、トンネル網で地球を横断し、全ての主要な戦術的施設をゆっくりと接続することです。

 

 <占領者のヒエラルキー

・地球の侵略者種族は、米国政府とその安全保障と同様に、彼らの間で相互に関連する協定を結んでいます。ドラコニアンは、エイリアンの存在に関連する全ての情報を制御する軍隊・産業・異星人複合体の秘密のピラミッド型の頂上を構成します。

 

地下の悪夢と高まる嵐

アメリカ政府は、アガルタ王国のケンタウルス座アルファ星からの移民である、テロシ派の一部の分離主義派閥と同盟を結びました。この二つの組織の同盟関係は、後にレチクル座ゼータの星のドウ・ヒュー族と秘密契約を結びました。

 

・要するに罠に陥ることを選んだアメリカ政府でしたが、ドウ・ヒュー族とドラコ・レプティリアンが協力し、地球の政府とテロシ族の統治者の間の狡猾な条約を利用して、米軍事基地とテロシ族の地底の植民地を占領しようとしていたことがわかり、不快な思いをしました。ドウ・ヒューを使った共同の操り作戦は、簡単に征服する方法として非常によく知られています。

 

・それでこの状態は何十年も続き、悪化して行きました………。拉致された数百人の地球人のリスト、主に囚人と精神病の患者は光速で増加し、そして急速に拉致の数は短期間で数千か数百万人に達しました。シカール帝国は、条約が調印されるとすぐに介入し、その直後には、オリオン帝国とアルタイル共同体は勝手に宴会に押しかけました。

 

何十年もの間、米軍基地と繋がり協力を受けた広大な地下施設で、地球人たちが拉致され、保管され、飼育され、拷問され、強姦され、屠殺されて来たのです。子供は性的売買、食用、そしてアドレノクロムのために、女性は遺伝子の繁殖と性奴隷のために、そして男性は様々な鉱山植民地に奴隷労働者として送られました。

 地下施設の中には、次の技術に特化したものがありました。つまり、ナノ技術や量子による微粒子散布装置(ケムトレイル)を使ったマインドコントロール技術、人工知能、誘導エネルギー兵器、人間のクローン作製、および遺伝子実験、そしてさらに悪いことに……ソウルスカルピング(魂の剥ぎ取り)も行っていました。

 

・あなた方は地下鉄と都市のネットワークの広さを想像出来ないことでしょう………巨大な地下都市のことを。非常に古くからあるアガルタ人の地下建造物は、地球外技術の助けを借りて調達され、大幅に拡大されました時速1200キロに及ぶ反重力技術を使った列車は、大陸間を非常に深いところで結んでさえいるのです。

 これは、銀河連合が最終的に介入を決定し、不介入の規則を破り、カバールの同盟とその活動を保護する条約にも拘わらず、最近まで続いていました。21世紀の20年目には、大規模な浄化に進むための膨大な作戦が行われました。名付けて、“ストーム(嵐)”です。その目的は、カバールを絶滅させ、地球人種族を解放することでした。

 

・このような地下共有施設は何百もありますが、テロシの一派と地球政府の協力を得て、アガルタ人の既存の地下建造物の延長線上に建てられた、シカール・オリオン・アルテア同盟によって使用された主なもののリストを以下に挙げます。


大統領は結社員たちが選んで世界に掲げる「表看板」、すなわちアメリカ大統領のみならず、イギリスの首相もまた、秘密結社メンバーたちが選んだ単なる代理人のひとりにすぎないのである。(1)

2023-10-18 10:10:42 | 森羅万象

 

 

(2023/10/18)

 

 

『天皇の金塊とヒロシマ原爆』

高橋五郎  学研プラス  2008/10/1

 

 

 

<金の百合>

・第2次世界大戦末期、なぜ日本にだけ、原爆が投下されたのか?しかも、なぜそれが「ナチス製」だったのか?じつは、そうでなければならない「理由」があったという。わが国に今も秘匿されている「金の百合」と称する“巨大資金”。大日本帝国が“天皇の名”のもとにアジア各地から強奪した戦利品の集大成だ。この「金の百合」を軸に見えてくる、日本敗戦を演出した“ペテン師”たちの暗躍。これまで決して語られることのなかった、彼らの正体と戦前のタブー、そして現代に続く欺瞞を白日のもとにさらす。

 

「天皇の金塊」とナチス製広島原爆を操った「ペテン師たち」

・恥知らずで鉄面皮な「ペテン師たち」が21世紀の人間社会を仕切りはじめたおかげで、鉄面皮とはまったく無縁な国民は今のところ、「ペテン師たち」が前世紀から持ち込んだ碌でもない「パワー」、つまり金権力と武力に縛られ、鬱々とこの世紀をかろうじて生きしのいでいる。

 

・本書はいったいどんな理由で歴史上の著名人たちを「ペテン師」呼ばわりするのか。それになぜ「興行一座」の面々が大量殺戮兵器ピカドンを広島・長崎の一般庶民の頭上で炸裂させた下手人だと断言するのか。実はこうした真剣勝負の質問は実に真っ当なものだとする人物の口を借りてカラクリを解き明かす。その人物とは元ナチスのスパイでユダヤ系スペイン人のアンヘル・アルカッサル・デ・ベラスコのことだ

 

・当然のことだが、ベラスコの一言一句は自信に満ちて刺激的。いわく、「原爆の秘密を世界で最初に知ったのは私だけだ」。かと思えば「広島と長崎に投下された原爆は、ともにナチス・ドイツで完成したヒトラーの原爆だ」とくるのである。

 そしてさらにはヒトラーの原爆は、日本とドイツの共通の敵であるべき英米に向けたものではなく、最初から日本に向けた兵器、つまり黄色人種抹殺を意図して開発したともイメージできるヒントまで披露に及んだ。

 

・ペテン師たちにとっては、有色人種ごときはピカドンで処理する穀潰しの対象か実験動物のモルモットにすぎず、かれらが住むわけでもないどこぞの風土大地なんぞは、新型兵器の威力シミュレーションに役立つだけで、その環境が未来永劫放射能に汚染されようが、そんな程度のことはかれらが愛する狂騒曲のお題目に勝るものではないというのが本性なのだ。

 

「ペテン師」隠しのナチス製広島原爆

「スパイ情報に客観的事実など求めるな!」

・「スパイが入手した情報に、客観的事実を求めるのはナンセンスだ。自分の発言は自分自身が保証したのだから、他人から保証を求められる筋合いのものではない。世間でまことしやかに使われている、客観的事実などという言葉ほど当てにならぬものはない

 

・「大切な秘密は墓場まで持っていく

 ベラスコは口癖どおり、この一件の詳細を黙して世を去った。

 

・「秘密諜報機関は歴史を変えることはあっても、歴史学者に影響を与えることは皆無だ。学者の作る歴史書や指導者が語る回顧録の中にスパイの顔は見えず、その存在はとるに足らぬもの、忌み嫌われるものとして無視されてしまう。諜報員らの恩恵に浴した政治家や外交官ならびに将軍たちが過去を語るとき、最後までかつて世話になったスパイを隠してしまうのである。

 

日本人を大量殺戮した原爆はナチス製

これが、1984年にベラスコから届いた「まとめ文」である。

  • ドイツの新型爆弾はペーネミュンデの工場で完成した。
  • 爆弾は1943年4月21日、チェコスロバキアのボヘミア地方にある原生林で、実験に成功した。
  • ペーネミュンデ市の工場で完成した新型爆弾2個は、その後ベルギーのリエハに移送された。そこから爆撃機に搭載して、ロンドンとリバプールの両市にそれぞれ投下する予定だった。だが投下しなかった。なぜなら、フューラー(ヒトラー総統)が、「死体はもうこれ以上不要だ」と厳命したからだといわれた。
  • ベルギーでロンメル将軍の動向を逐一把握していたアプヴェール(ドイツ国防軍諜報部)の工作員から、2個の新型爆弾が1944年11月にロンメル将軍の手で、アイゼンハワー将軍に渡されたとする情報が入った。

 

  敵に渡った2個の新型爆弾は、その数か月後にアメリカ軍の手で広

島・長崎に投下された。

 

  • 戦後まもなく、ドイツの新型爆弾が連合軍に密かに渡された経緯を知る複数のドイツ人らが、ハベルムル博士やベルギーで敵側に原爆を渡した旧ドイツ軍人らを追跡調査した。だが、追跡者たちの意図と行動は、CIAの手で完全に断たれた。

 

・戦後、ドイツの原爆の開発計画を調査した英米の合同原爆調査団は、「ドイツは幼稚園児程度の原爆知識しかもてないまま、すでに破壊され、再起不能になった工場の中で終戦を迎えた。終戦時には、使えるドイツ原爆などは存在しなかった」と胸を張った。

 

世界の要人はことごとく悪魔的秘密結社でつながっている

・ここで、ベラスコのいう原爆秘話を読者によく飲みこんでもらうために、ひとつの大切な話をしておかねばならない。それは世界に君臨する、ある秘密結社についての話である。

 全世界を網羅するこの秘密結社の名は「フリーメーソン」。スペインでは単に「マソン」と呼ぶこの秘密結社は、なぜか名称だけは秘密ではない。したがって、名称については仄聞の読者も多いはずだ。

 

・「フリーメーソンは、ディアーナ(ダイアナ)、ミネルバ、イシス(セミラミス)を崇拝する古代神秘主義から派生したものだ。中世の石工組合から始まったというのは俗説であり、十字軍時代の聖地エルサレム(マルタ)に生まれた聖堂騎士団こそが、その真の起源である。だが聖堂騎士団は、エルサレムの聖ヨハネ騎士団とともに、新たに秘儀参入者の組織を作り上げた。以来、われわれのロッジは、聖ヨハネ・ロッジと呼ばれるようになった」

 

 以上はイギリスの作家デイビッド・アイクが自著『大いなる秘密』で引用した、ラムゼイ演説の一文である。アイクは人類の精神世界史を、宇宙人との関連から説きつつ、結果として地球は異星人たちの末裔に支配され続けているとする世界観の持ち主だ。アイクがラムゼイ演説を引用したのは、この一文は異星人の末裔であるフリーメーソンリーの出自と沿革とが直截的に語られた格好の説明文とみなしたせいだろう。

 だが驚嘆すべきは、彼(アイク)のいう奇妙な“人類の精神世界史”に対して、なんと古代から近現代までの裏面史に通暁する西欧インテリジェンス世界の長老たちは脱帽している。つまりアイクの世界観は突飛でも驚嘆すべきでもなくなんでもないごく当たり前の人類正史を素直に語っているからだ。

 

・アイクの著書には数多くの真実が含まれている。結社にはなんでもある。悪魔学をはじめ思想、宗教、学術そして政治もある。だが経済はない。なぜなら、世界経済の仕組みそのものが結社の発明品だからだ。結社は発明の秘密部品を除く応用編のみを世界中に解放している、それが信用創造とか市場原理などと呼ばれるマネー操作のカラクリだ。

 聡明な結社はその経済原理、つまり両建て作戦による戦争事業(ゲーム)の発明者であることを世界の人々に知らせてはいない。結社のいわば社是でいう「知識はむやみに語るべからず」だからだ。

 結社のメンバーには、誰もがよく知る歴史上の人物たちが山ほどいる

 

・彼らは、秘教信仰(古代の太陽崇拝カルト)とその儀式をエネルギー源にしている。また、悪魔主義結社とも呼ばれる「地獄の業火クラブ」の中心人物であり、イギリスからの独立を勝ち取ったアメリカの建国の父として、100ドル紙幣の顔でも知られるベンジャミン・フランクリンもメーソンだ。

 

・世界中にネットワーク化された結社の端末、または中枢の諸団体のそれらには、書籍絵画にオカルト的な謎の暗号文字や図形を潜ませて、秘儀と秘密の知識を存分に駆使したことで知られ、「シオン修道会」の総長も務めたダ・ヴィンチも加わった「聖堂騎士団」もある。

 古代ギリシアの神秘主義結社「ピュタゴラス派」の流れを汲み、アドルフ・ヒトラーが全身全霊でのめり込んだ「神智学協会」もそうだ。手を掲げて「ハイル・ヒトラー」と叫ぶ、あの動作の元祖で古代ドルイド教信者には悪魔主義者といわれる英国首相ウィストン・チャーチル卿や詩人イェイツがいる)を分派として支配する団体「黄金の夜明け」もそうだ。これらの団体に連なる一派で、古代エジプトの女神イシスを崇拝する「マグダラのマリア」は、フリーメーソンを語るうえでは欠かせない一派とされている。

 

・この幽幻な風景の中に女神イシスを崇拝する空間、「エホバの証人」の教会も置かれ、古くからメーソン・ネットワークの分派宗教団を育んできた。

 結社に連なる騎士団の数は数えきれない。各団体の多くは、古代フェニキア・アーリア人の太陽の象徴スワティカを祭祀に活用した。パワーを得るための性的儀式を催す魔術師が設立した「東方騎士団」。プロテスタント系の「聖ヨハネ騎士団」と金融組織を介して結ばれているカソリック系の「マルタ騎士団」。「チュートン騎士団」に連なる「黒騎士団」や「プロシア女王騎士団」。秘教黒魔術儀式を基本にしたオカルト教の「コンコルド団」や性的秘儀を共有する「第1、第2徳義団」などがある。

 

・こうした多くの騎士団が、フリーメーソン結社の分派または中枢として連なっている。徳義団は、後年、ナチス党を誕生させる諸団体の一翼を担ったことで知られている

 

・シェークスピア作品の真の作者と噂されるフランシス・ベーコンらが所属したのは「薔薇十字会」だ。後にアドルフ・ヒトラーの名前で知られることとなるドイツ労働党員、シックルグリュバー青年を支援して反ユダヤ、反マルクス主義、ゲルマン支配を教義に打ちだした「トゥーレ協会」や「ブリル・ソサエティ」などは、実はこのナチス原爆の背景を語るうえで欠かせない組織であり、人物たちである。

 結社ファミリーには離合集散もある。メンバーたちは永久的断絶も意に介さない厳しい掟に縛られている。結社の目的に反旗を翻して滅亡させられた国家や一族に、結社メンバーだったナポレオン一族があげられる。

 

同じように、薔薇十字会のメンバーで300年間ロシアを支配したロマノフ王朝も、結社の手で破滅させられた一族である。イタリアのハプスブルグ家も、ドイツのホーエンシュタウフェン一族も、みな結社の目的遂行に逆らって滅亡の憂き目にあったとされている。

世間ではなんの疑問ももたれない個人の死因さえも、結社員であれば謎がつきまとう。

 

結社のルールは、その目的・理想の原理に反するメンバーの行動を許さない。なぜならそれは神のルールであり、悪魔の掟だからである

現代イタリアの結社「P2」やベラスコの次男フェルドナンドが仕えるスぺインの結社「オプスディ=神の仕業」も欧州メーソン結社に連なる下部組織だ。

 

ベラスコ家も弱肉強食の結社世界に棲息する

・ベラスコの十八番に「和平は戦争の一時的中断にすぎない」という言葉がある。

 

・ベラスコ一家は、この弱肉強食を是とする結社世界に棲んでいる。

 

結社は勝つ戦争を作りだして平和を演出する。あるいは平和を求めて勝つ戦争を演出する。これが力に頼る結社の、いわば社是だ。しかし、結社は好戦家たちの集まりではない。知識と知恵で好戦家を選んで代行させるヒエラルキー集団なのである。

 「和平は戦争の一時的中断にすぎない」そう語るベラスコにはもうひとつの十八番がある。「生まれ変わってもまたスパイになる」弱肉強食の裏世界がよほど好きなのだ。

 

・ところで、ベラスコのいう原爆話は公言が許されるのか。当時、本人は元公務員としての守秘義務はないと断じ、とうに終わった戦争の秘密を明かしたところで、ルール違反にはならないといい切っていた。

 先述したようにベラスコは1970年代前半まで、スペイン陸軍省の特別情報顧問を務めていた。公務を退いて10年もたっていない。彼は義務期限どころか、フランコ総統を暗殺しそこなったことのほうが、よほど気になっていたのだ。スぺイン政府にもこの世にも、思い残すことはなかったのだろうか。

 

日本に原爆を落とせ!

日本への原爆投下は1943年5月5日に決めていた‼ >

・これから記すのは、1982年のとある日の午後、スペインはマドリード旧市街にあるマヨール広場のカフェテラスでベラスコと交わした、ナチス原爆に関する対話のすべてである。

 

・Q:「広島に落とされた原爆は、本当にナチス製なのか。アメリカ軍がナチス製の原爆を転用した、ということか」

A:「そういうことだ。実際のところ、アメリカの原爆は未完成だったのだ。それで、ドイツ軍の原爆を使って日本に投下したのだ」

 

 いきなり、核心を突く内容で始まったが、この荒唐無稽な話をどう受け止めて、どう解釈すればいいのか

 

原爆開発独占の結社系企業群は敵・日独にも資金・兵器を提供

・大統領はさらに上位に位置する結社のために奉仕する僕にすぎない。結社は功罪半ば(本元的には罪100パーセント)する欧米史の背景そのものでありつづけ、今もその構図に変わりはない。大統領は結社の舞台で踊る、いわば操り人形なのである。

 かつてイギリスから北米大陸に移住、アメリカ独立宣言に署名した56人のうち50名はこの秘密結社員たちだった。大統領は結社員たちが選んで世界に掲げる「表看板」、すなわちアメリカ大統領のみならず、イギリスの首相もまた、秘密結社メンバーたちが選んだ単なる代理人のひとりにすぎないのである。

 

・アメリカ大統領の第44代までのうち35代までが、イングランドやフランスの王侯貴族をルーツにもつ結社員でありつづけている。

 たとえば、ルーズベルト大統領は名門デラノ家の流れを汲む、結社の上位第33階級の人物で「ビシスの騎士」と呼ばれていた。

 

結社系企業グループの末端には、今述べた日本の複数の財閥会社にも関係する。かれら日本商人たちが、第2次世界大戦直前のスペイン戦争でスペイン共和国軍に売った小銃は1万数千丁を超える。1丁およそ50円前後の小銃と弾薬は大阪の境港から船積みされ、バルセロナ港に荷揚げされ、内戦で使われた。日本の財閥系企業から銃器類を買い上げたのは、かつて日露戦争で日本政府に戦費を貸し付けた欧米の銀行家と金融グループたちなのである。

 余談だが、日本から輸出されたその歩兵銃は、スペイン内戦後に始まる太平洋戦争では38式歩兵銃として、日本の財閥系企業の武器製造会社から日本陸軍省に納入されている。

 

原爆は最初からナチス・ドイツに投下する意志などなかった!

・そもそも、ドイツ(ロンドンも)は結社誕生の地であり、結社メンバー企業の本拠地でもある。そこに死の灰をまき散らすわけにはいくまい。自宅に放火する人はいないからだ。ベラスコのいう原爆の投下先が、ロンドンでもリバプールでもないのは、こんな単純な理由からだともいえる。

 投下目標を日本に決めたのは、秘密結社の決意を世界に明かすためだ。

 

結社は自国の運命を自ら決することを断じて許さない

・それゆえに、ユダヤ・フリーメーソンとキリスト教とコミンテルン(国際共産主義)の三つは三位一体のものであり、これらに対して日本は、すでに早くから敵の正体を見据えていた。

 かつて国際連盟が開かれていたころ、その会合の開催される前日に必ずユダヤ会議が開かれ、その予備会議で決定されたとおりに本会議で議決されていた事実は、会議に参集していた各国の情報官によって伝えられている。

 

・“日本人がユダヤの王の前に立つためには、日本と言う国家を背負った奢り高ぶったままの姿であってはならない。悔い改めによって遜らなければならぬ。日本人はそう簡単には国を捨てない。国を捨てさせるには、国そのものをなくしてしまえばよろしい。それは戦争によって負かすしかないのだ。日本が戦争に敗れて打ちのめされて初めて遜るようになるのである。そうなれば天皇の神格も地に落ち、国民も拠り所を失う。それによって日本も共和国となりうる

 

・他民族ならびに国家の運命は結社が決めてきた。にもかかわらず、結社のその強力な意志を一部の日本人たちは安易に扱いすぎた。かつての日本も、結社と同じ「力の論理」から、自国の利益と安寧をアジア全域に求めた。が、所詮は腕力と知力を扱う点で、結社は日本の比ではなかったことにまで思いがいたらなかったのは、そう思わせないように走り回った“同胞”がいたからだ。

 

結社の哲学「国民大衆には何も知らせずにおくこと」

「国民大衆には何も知らせずにおくこと

 これが結社の社是つまり哲学だ。何も知らされない大衆は結社が掲げる目標を無意識のうちに受け止める。人々は何が余計なことで、どれが大事なことかについては、結社の胸算用に従わざるをえない。

 「知識は隠すべきもので、安易に大衆に与えるものではない

 結社の賢人たちが捻りだしたこんな哲学を、庶民大衆は知らない。人々が何事につけ、疑念や懸念を抱かずに通りすぎてくれる社会こそが、結社が求める理想社会であり、それは今も成功を続けている

 

原爆は戦争事業主である結社の私物

・では、秘密結社の行動原理とはどんなものなのか。

 ひと言でいえば、それは戦争である。戦争は、現状を打破して、理想とする社会と富を手にするのが最適の原理だと結社は信じてきた。結社は当事者間が対立関係となる火種を無理にでも作りだし、争う両者に戦費を喜々として融資する。戦争で荒廃した両国に復興資金を融資して面倒をみる。融資を受けた国々は借金漬け、つまり債務国に転落する。結社は融資主の権限から債務国をイメージどおりに仕立てあげて、他民族の方向性を指図するのである。

 

・結社メンバーの頭の中には、高度な秘教的な科学知識がたっぷり溜め込まれている。その根底はユダヤ・キリスト教を中心とした古代からの神話に拠っている。

 

・結社は分割闘争管理方式で、第2次世界大戦時のヒトラーとルーズベルトの双方を投票箱から選び、双方を敵対させて両国に戦費支援を続けた。というわけだから、核兵器(ナチス原爆)の開発製造国がドイツであれアメリカであれ、その開発権や所有権など、戦う両国に戦争資金を融資する結社にとっては、どうでもいいこと、つまり原爆は戦争事業主である結社の私物なのだ。

 

「ロンメルは原爆をアイゼンハワーに渡した」

・ロンメルは和平を唱え、表面的には打倒ヒトラーを渇望したドイツ貴族、銀行家、高級軍人たちの救世主になり損ねた、同情すべき人物だと定説は今も語りつづけている。つまり、ロンメルは、ヒトラー暗殺を謀議したドイツの貴族グループ(「黒い貴族」と呼ばれ、ヒトラーを政界に送りだした結社メンバーの一部)から利用された、悲劇の軍人だったとして奉られている。

 この定説は事実だが、真実の一部にすぎない

反ヒトラー派と呼ばれる黒い貴族たちを煽った中心人物は、アメリカの情報機関OSSのウィリアム・ドノバンだ。その作戦を補佐したのがアレン・ダレスである。

 

原爆開発者たちは何を作っているのか知らなかった!

・なぜ開発者たちは、自分たちの開発目的を知らなかったのか。その理由を定説は、ドイツの核開発がふたつの統制のもとで別々に進められ、ヒトラーはそのプロジェクトの相互間で交流禁止を厳命していたからだとしてきている。

 

アイゼンハワーを監視していたウォーバーグ一族

ベラスコ、アイゼンハワー将軍、ドイツ国防軍カナリス長官、それにヒトラー総統、そしてルーズベルト大統領はみな結社メンバーである

 

フィルビー、カナリスともつながる凄腕ドノバン将軍はロスチャイルド一族の代理人

・ウィリアム・ドノバンは、かつてはウォール街では知られた法律プロだった。

 

・戦後、ドノバンは「CIAの父」と呼ばれるようになる。世界中のCIA支局員に向かって彼をそう呼ばせたのは、CIA長官を務めたアレン・ダレスだ。

 

ヒトラーに第2次大戦開戦を約束させたダレス兄弟

・だが、その資金提供には条件があった。

 第1次大戦にドイツに対する短期信用貸しを行っていたクーン・ロエブ商会は、その融資金の回収をダレス兄弟に依頼していた。兄弟はヒトラーを首相にするための資金を提供する見返りに、ロエブ商会への融資貸付金を返済するように求めたのである。ヒトラーは返済保証を承諾した。つまり、ダレス兄弟はクーン・ロエブ商会の代理人として、ヒトラーに第2次大戦の開戦を約束させた兄弟というわけだ。

 

・ドノバンもアレンも、金融と情報が結社の目的達成を推進させる2大柱であることをよく心得ていた。とはいえ、ふたりも結社の中では単なる代理人のひとりにすぎない。

 

繰り返しになるが、結社のヒエラルキーとポリシーは下位階の者たちに、重要な「知識」を与えないその意味でいえば、日本は、知識を与えられないレベルのトルーマン大統領から、原爆を投下されたさらに低いレベルの国家としてみなされているのである

 

オカルト先端科学技術センター、「ペーネミュンデ工場」

・ヒトラーはその魂をどう備えていたのだろうか。それについては、彼が意識と霊的回路を開いた結果だとする説がある。その回路を通じてドイツ国民は熱狂させられ、人々はヒトラーにカリスマ的魅力を感じといったのだという説もある。

 

・また、ヒトラーは霊媒資質と催眠的磁力をもった人物とする見方もある。すでに知られていることだが、ヒトラーは第1次世界大戦後、ドイツのバイエルンで国粋主義的反ユダヤ主義者らの秘密結社「ゲルマン騎士団」の分派、ドイツ労働党に入党している。また、ドイツ騎士団から生まれた秘教団体には、後にヒトラーを応援する「ハウネブ教団」や「トゥーレ協会」、それに「ヴリル・ソサエティー」など秘密結社の分派がある。巷間でUFOと呼ばれた飛行物体は、これらの団体の名にちなんでいる。

 

・ちなみに、ヴリルとはインドでは蛇の力を象徴するものとして知られ、変身や次元転換の能力を意味するものとされている。信者は血液の中に潜むヴリルの力で、同盟関係にあるチベットの地底に住む超人の「恐怖の大王」なみに変身できると信じていた。ナチス幹部のヒムラーもゲーリングも、「ヴリル・ソサエティー」のメンバーだった。

 

ペーネミュンデ工場の原爆情報をスターリンも知っていた

・ベラスコは技術者たちからの秘密漏洩はなかったという。だが、原爆開発の進捗状況は、逐一ソ連のスターリンにも伝えられていた。原爆に関する定説は、米英ソの首脳が協議したヤルタ会談で、スターリンにはアメリカの原爆開発の一件は内緒にされていたとしている。が、事実はまったく違う。スターリンも結社のメンバーのひとりであり、彼が知らないふりをしていただけなのだ。

 

ロックフェラー一族の融資で運営されていた原爆工場

・ラッセル一族はアメリカの結社メンバーである奴隷貿易企業と組んで、中国でアヘン貿易を仕切って中国全土に巨財を残した一族である。

 

・中国社会と経済を麻薬で構造化した結社は、犯罪者の地下組織も完成させた。三合会(天地会)、紅幇、暗殺団など、中国マフィアは結社メンバー企業とイギリス軍の意を体して、町の隅々を荒し回った。マフィアは麻薬常用者を「量産」し、軍隊や警察が解決できない法律や道徳の「壁」を突破した。後に日本軍は中国に進攻して、それまで結社が築いてきた麻薬工場と中国大陸の富を奪う。

 

「天皇の金塊」運用にブレトンウッズ協定が大活躍

・1944年6月、国務長官ハルがまとめた国連創設草案に続いて、7月に結社の金融カルテルは世界通貨制度案を決定させた。こうして、結社は金融制度の世界支配をほぼ確実にする。戦争による「経済破綻や貧困を救う」ためのブレトンウッズ協定がその制度だ。

 

原爆はナチスに作らせろ!

捕虜交換を隠れ蓑に、ロンメルは原爆を敵・アメリカ軍に引き渡した

Q:「ベルギーへの爆弾移動はロンメルが担当したのか」

A:「いや違う。ペーネミュンデで完成した爆弾は、ゲーリングの指示でベルギーに運ばれた。ベルギーで原爆を受け取って保管したのがロンメルだ」

 

広島に投下された“見捨てられた迷子爆弾”ウラン型原爆

・ところが、ベラスコはナチスの爆弾が広島、長崎に投下されたのだときわめておおざっぱに決めつけている。とはいえ、広島に投下された爆弾はウラン型であり、長崎上空ではプルトニウム爆弾が炸裂している。だから、広島原爆はウラン爆弾だったと断言はできても、はたしてそれが100パーセント、ナチス型原爆だったとはいえない。

 

ベラスコがロンメルよりフランコ総統の暗殺を謀るほど憎んだ理由

・ところで、ヘッセン家はスペイン、ロシア(ロマノフ)をはじめとする、欧州の王室にヘッセン一族特有の血友病を持ち込んだ哀しい歴史を背負っている。ベラスコの胸中に留まりつづけるチャーチルへの恩讐は、まさに「ヘッセン家の呪い」なのかもしれない。

 

賠償地獄でドイツを戦争に追い込むバルーク、ラモント、ウォーバーグ、ダレスたち

・総攻撃は金融カルテルが軍の背後から命じた貸し金回収作戦そのものだった。この合図をきっかけに第2次世界大戦は終戦を迎え、ドイツ国民は再びあの第1次世界大戦敗戦後の地獄を味わうことになる。

 

「戦争屋」結社企業に連なる東洋の“愛国”企業集団(三井・三菱・住友)

ハリマン一族は、日本の三井合名社を使って、日本陸軍に資金を提供して、満州事変を勃発させた一族としても知られている

 一族とその仲間たちは、日本の天皇周辺に配した皇族と陸海軍の官僚ならびに政治家と商人たちに、至って安普請の建前である「興国の意欲」を動機づけて、国家方針に干渉させていた。

 

・日本の三菱、三井、住友の資本家グループも、結社企業に連なる東洋の“愛国”企業集団だった。結社系の資本家は、日本の三菱に日本海軍の造船や兵器、それに金融支援による軍事、政治工作を施して戦争事業に加担させた。

 

・ベラスコは、東郷茂徳外相ら日本海軍上層部の「宥和派」グループとともに、結社系の企業群のための情報収集機関「TO」の機関長として働いた。しかし、日本の宥和派、つまりアメリカとの友好を旗印にした日本人の一部は、結果としてイギリス外相チェンバレンと同じ運命を余儀なくされた。

 

・日本政府は1941年の暮れから、ベラスコに巨大な情報活動費を支払っている。その費用の大半は、結社系の欧米ユダヤ・キリスト教会へのお布施として還流した。アルゼンチンの政治家ペロンは、ベラスコ経由の日本からの情報活動資金で大統領になった。戦後、ペロン夫人エビータはベラスコに付き添われてスペインに“凱旋”帰国している

 

さらにヴィッカース社は1904年に、ロシア皇帝を追い払って王室財産を奪い、共産主義革命を支援するために日露戦争を仕掛けた。ロシア王朝と日本に、大量の兵器需要と戦費融資を創出させたのだ。結果、日露戦争では日露両軍の兵士は、三井、三菱ほかのヴィッカーズ系企業ネットワーク各社が製造した砲弾に当たって死ぬことになった。

 

ナチス原爆は身内から身内に“移動”した爆弾にすぎない

・ナチス原爆はドイツのナチスからアメリカのナチスへ、つまり身内から身内へと「移動」した爆弾にすぎない。ベラスコは、原爆の移動を悔やんでいるのではない。師と仰いできたアドルフ・ヒトラーの末路を悲しみ、悔やんでいるだけなのだ。

 

マンハッタン計画のアメリカ製原爆も「ナチス製原爆」そのもの

・真のナチスの系譜には、現在のアメリカ大統領ジョージ・ブッシュたちが、堂々と名を連ねている。ブッシュ一族はナチズムに源流を置く家系だ。アメリカでの秘密の本拠地は、前にも述べたように、エール大学の敷地にある。ブッシュ一族は中国とのアヘン戦争で財を成した、大富豪ラッセル卿たちとともにアメリカ国内にナチス結社を創設した一族である。

 エール大学は、ラッセル卿のコネティカット州の私有地に建てられている。

 

・髑髏をシンボル・マークに掲げたアメリカのこの秘密結社は、聖堂騎士団、円卓会議などと結びついて、フリーメーソン結社の一翼を成している。

 現在のエール大学が建てられている敷地に、1832年ごろ、ドイツ本部の第322番目の支部として設けられたもので、初期の名前は「死の同胞団」。その後、この悪魔主義結社を「スカル・アンド・ボーンズ」と改名して現在に至っている

 

・プレスコット・ブッシュは、ドイツ最大の貴族結社(フリーメーソンの下部組織)「ヘーレンクラブ」とヒトラーの政治支援組織「トゥーレ協会」を通して、ナチ党に献金を支出しつづけた人物だ。

 

<「天皇の金塊」をさらに貯めこませるため終戦を長引かせた

・日本は1945年9月2日に正式に敗戦を迎えた。

 ところが実際には、そのほぼ2年前の1943年5月5日(先述の投下目標を日本に決定した日付で)戦争は終わっていた、と筆者は憶測している。その理由は、原爆の完成と日本投下のタイミングは結社のいわば家庭の事情による、つまり本書で述べている事柄のすべてに含まれている

 いってしまえば、19世紀中ごろから日本が朝鮮、清国、ロシア、満州、中国、インドシナ、東アジアで強奪して貯め込んできた「天皇の金塊」=「金の百合」を横取りするタイミングを、結社が1945年まで待ちつづけたということなのだ。

 

ヒトラーの監視と保護を結社から命じられていたベラスコ

・ベラスコはカナリスが処刑されるおよそ2~3週間前の1945年3月中旬ごろ、ヒトラーの地下官邸詰め情報員に配転されている。暗号名はドクトール・ゴメス、つまり医者を装ったスパイである。ベルリン陥落がカウントダウンされているさなかに、なぜベラスコはヒトラーの周辺に配属されたのか。

 ベラスコは大戦後、アイヒマンとボルマン南米への極秘避難を幇助、その行為はなぜかナチスの大物戦犯を追跡するユダヤ人の民間関係機関からは目こぼしを受けている。ベラスコは、ナチスの背後機関(結社の下部組織)から特別な扱いを受けていたのだろう

 つまり、ベラスコがベルリン地下官邸に配属された理由は、ヒトラーの保護をナチスの上部組織から命ぜられていたからだといえる

 こうした背景から憶測すれば、ナチス原爆がヒトラーによる暗黙の指示でアメリカに渡され、その原爆が広島に投下された可能性は十分に考えられる。

 ベラスコは、原爆とヒトラーの関係を語りたがらない。どちらかといえば、隠したがっている。原爆授受の一件でロンメルが絡んだとする熱心で批判的な態度とは逆なのである。

 

障害物ロシア、ドイツ、日本を潰せ!

いまなお、ヴァージニア会社に所有されるイギリスの僕アメリカ

・この契約の年からほぼ300年後の1604年、イギリスのグリニッジとケントの両州で関係結社員による特別集会が次々と開かれ、イギリスは世界経済を一手に支配する新会社を誕生させている。

 

・ヴァージニア会社はふたつの会社で構成されていた。ロンドン会社とプリマス会社(ニュー・イングランド会社)である。

 

アメリカ金融界は、ロンドンの“胴元”から指揮されることになっている

・アメリカ大統領はあらかじめ、結社メンバーたちの手で(ロンドンで)念入りに検討され、候補として選ばれてきた。副大統領も対立候補も同様である。イギリス首相も同じように選ばれている。むろん、国民に対しては民主主義の手法である選挙を用意したうえで、投票の結果を尊重するという形式はとってはいたが、実のところ残念ながら貧乏人の倅は、努力だけではアメリカ大統領にもイギリス首相にもなれないのである

 

CIAもイギリス情報部の支配下にある

・それは、アメリカ情報部(CIA)がイギリス情報部の支配下に置かれている事実だ。かれらのする情報活動(マスコミ活動を含む)は英米金融事業の儲けの半分、あるいはほぼ全額を生みだしているともいわれている。