酔いどれ烏の夢物語

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酔いどれ烏の夢物語 君を

2022-12-10 23:11:59 | 日記

                     『君を』            

君の声が聞こえる 僕を呼ぶ君の声 

少しだけ高くて 少しだけ掠れた君の声

こんな天気の良い秋の日には

こうして二人で手を繋いで公園を散歩したね

僕の前を歩く君の柔らかな髪が

優しい日差しに透けて キラキラと

紅葉した木々に溶け込んで見えた

君の声が聞こえる 僕の名を呼ぶ君の声

遠い空の彼方から 君の声が聞こえる                 

                         

窓に映る君の泣き顔が見える

少し俯きながら 唇を嚙み締める君の顔

窓の外は雨 色とりどりの傘が行き交う

些細な事で喧嘩になってよく君を泣かせたね

冷たい雨がやがて雪に変わるこんな寒い夜は

二人で毛布に包まってミルクティーを飲んだ

ラジオから流れるラブソングを聴きながら

涙ぐんで僕を見上げる 君の顔が見える

唇に触れると頬を染める 愛しい君の顔

 

君の声が聞こえる もう何処にも居ない君の

大好きだった君の声が聞こえる

逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて

もうすぐ君の好きな春が来るのに

僕の傍に君は居ない もうすぐ桜も咲くのに

 

逢いに行くよ君の居る空の彼方へ

そしたら二人でワインでも飲もう

何時もの様に 手を繋いでくれるかな

酔っぱらった僕が 雲の上から落ちない様に

 

もうすぐ君に逢いに行くよ

君を見つけたら二度と離さない

愛してる誰よりも 愛してる君を

 

              

 

 



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1 コメント

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Unknown (1021akira)
2022-12-12 05:45:30
初めまして。
ご訪問ご投票ありがとうございました。我流で拙作ですがよろしくお願いいたします。
簡単ですが、先ずはお礼まで・・・
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