そのさきへ -Deep Sky Blue version-

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@St Louis 2004/9/15(その2)

2004-10-09 18:29:06 | トラベル
この日の試合についてはこちら

ホテルでテレビを見ながら時間をつぶし、17:00ごろ部屋を出発。また電車に乗ってスタジアムへ行きます。
電車に乗ってと言っても2つ先の上、大回りしていくので歩いても行けそうな距離なのですが、地理がわからないので、
一応電車で行きます。某ガイドブックにはダウンタウンでは電車は無料と書いてあったのに、実際行ったら
昼間だけタダでした。なんじゃそりゃ。

この日は少し早めに行かなければならかったわけですが、それは本来なら自分の家に届いているはずの
チケットがなぜか郵便局から戻ってきたということで、窓口指定でチケットを貰いに行かなければ
ならなかったのです。こういう複雑な事情をどうやって英語で説明すればいいのかはわからなかったので、
一応申し込みをした時の紙を窓口で渡したらすぐにわかってくれたらしく、チケットもらえました。

セントルイスカーディナルスの本拠地、ブッシュスタジアムは2006年には隣に建設中の新しいスタジアムに変わるということで、
この球場で野球が見られるのもあと少しです。

センター方向:


ホームベース方向。


そして、セントルイスといえばバドワイザー、ということで売店ではホットドッグとバドワイザーを注文。
このときはID見せろとは言われなかったのだけれども、次の日はID見せろとうるさかったです。

カーディナルス、相手のアストロズ両方とも、これでもかといわんばかりのスターぞろい。特にカーディナルスは
MVPを取れそうな選手が3人(プーホールズ、エドモンズ、ローレン)がいるので、そのプレイが楽しみでした。
残念ながらこの日と次の日もサードのスコット・ローレンは軽いケガで休み。かっけーサードのプレイが見れませんでした。

試合は投手戦。2回にアストロズのジェフ・ケントが2ランHRを打ちます。当たり前なのだがものすごい静か!
セントルイスのファンはメジャーで一番マナーがいいと言われており、シカゴと違ってやじったりするような人はいません。
カーディナルスはすぐ裏にジム・エドモンズが左中間のソロHR。その後4回裏にマセニーのヒットで同点に追いつきます。
しかしながら、緊迫した投手戦のためか、試合中は攻撃のときでもヒットが出たりしない限り、
うわぁ~~っと盛り上がることも少なく、カーディナルス守備のときはアウトを取らない限り静か。
スコアシートを付けていたおじさんが近くの席の人と話し込んでいる間、バッダーが四球で1塁に出たのですが、
「なんであいつは1塁にいるんだ?」と聞かれてしまいました。ある意味マナーがいいのと同時に、
メリハリというのか、ハッキリしているファンです。でもスタジアムはチームのイメージカラーと同じで真っ赤な
服を着ている人が圧倒的に多いわけです。こういうファンの熱さも他のメジャーの選手が「セントルイスがうらやましい」と言う所以。

8回裏、ジム・エドモンズの犠牲フライとレジー・サンダースの3盗が活きてアストロズのエラーを利用した得点で、
カーディナルズが逆転。そして最終回はイズリングハウゼンがきっちり抑えて優勝へのマジックが2つ減りました。

実は帰りがまた大変。別に野球の試合があったからといって電車が増発されるわけでもなく、
スタジアム前の駅もただ単にコンクリートで固めたプラットホームがある程度なので、それほど広くありません。
一気にすごい人が電車に乗ろうとするわけだから、当然ながら入場制限がかかり、やっとホームに入れたとしても
電車はいつも通りの本数でしか来ないから待たされます。そして電車が来るとどこからともなく大歓声(笑)
これもチームが勝ったからこそできることです。

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