searching for The Answer.

今週のマンデーナイト（イーグルス＠カウボーイズ）やっとみることできました。
それで、オープニングアクトはなしですか！？ｗ

米ＡＢＣ、宣伝スポットの不適切な表現で謝罪 (ロイター) - goo ニュース

まぁいいや。日本でやってるドラマじゃないし省略しても不思議じゃない。ちなみにこのドラマは
ABCのドラマとしては久々の大ヒットらしいです。

さて本題。語るまでもなくイーグルスが強すぎました。WRのテレル・オーウェンスはこのままいけば
間違いなくMVPを獲ります。確かにトラッシュトークや度の超えたパフォーマンスを嫌う人も多いのが事実ですが、
オーウェンスがすごいところは、そういうことをやってもこちらが文句のつけようのないほどに
きっちりと結果を出す、いや想像以上の結果を出している点にあるかと思います。ホームの同じフィラデルフィアには、
"The Answer"のニックネームを持つアレン・アイバーソンという大スターがいますが、このまま行けば、
もう一人の"The Answer"が現れるかもしれません。そういえば、どちらもトラッシュトークが得意ですね。

かたやカウボーイズにも素晴らしいWRがいます。キーション・ジョンソンです。やはりジョンソンも
トラッシュトークというよりは「ホラ吹き」が好きで、フィールド内外でお騒がせな選手ではあります。
しかし、やはりジョンソンもそれだけをやっても、見ているほうを黙らせるだけの才能がある選手・・・
のはずなのですが、この試合では完全にオーウェンスの影に隠れてしまいました。いや、パフォーマンスの面では、
完全にオーウェンスの後塵に拝する状態です。

カウボーイズは、2年目を迎えた「名将」ビル・パーセルズが心得ているオフェンスの選手をそろえて挑んでいるのですが、
いかんせん昨年リーグトップのディフェンスが弱い（放送内でそのような説明がなければ忘れかけていた）、
スペシャルチームもボロボロで今年はプレイオフ進出が難しいでしょう。思えば、NFCイーストには
80年代に最強ヘッドコーチとして名を馳せたパーセルズとジョー・ギブス（レッドスキンズ）という
2人がいます。その2チームが奇しくも苦しんでいるわけです。この2人には残念ですが、
今のNFLはもうギブスやパーセルズが思い描いていたようなNFLではないのでしょうか。

パーセルズはこの試合前やハーフタイムでも弱音とも受け取れる発言をしていますが、
崩れかけていたジェッズをうまく立て直したときのように、なぜうまくいかないのか答えを求めているのかもしれません。
その一方で、先発QBを超ベテランのテスタバーディからニューヨーク・ヤンキーズからカウボーイズへ転進した
（ある意味どちらのチームも全米中で人気があるわけだが）若いドリュー・ヘンソンへ変えるべきではという問いに、
「実際に長い間プレイをしてないやつに変えられるか」と一蹴することで、やはり自分が当たっているということを
実際に信じているのか、それとも「振り」なのかもわからなくなってきています。