そんなキレイな仕事ではない。

プライベートではじめてお会いする方と、お仕事の話などすると・・・「建築セッケイ！デザイナーさんなんですね～♪」という言葉が★一瞬、固まってしまうのです（＠＠）

kaoの感覚では、自分は＝現場命！モノづくりの人間＝だと思っているので、デザイナーなんてお洒落なフレーズの職業とは・・・もろに対極に位置すると思う（笑）　もちろん【デザインする】ことはやっているのですが、それを実現するために色々と試行錯誤する過程の方がウェイトが大きいから、ついつい「モノ造り～」という方がしっくりいくような気がします（＾＾；

もちろん、デザイン画だけチャチャッと描いて「あとは現場でヨロシク★」なんて・・・ビックネームにならなければナイでしょうね＝ｘ＝（ナイナイ！

まぁ、建築家って皆サンが想像しているようなカッコイイお洒落な仕事ばかりではないんですよね★どのお仕事も、イメージと実情は違うかもしれませんが・・・とにかく足元の悪い現場での仕事が多いkaoには、バンソウコウが欠かせません★生傷が絶えない日々なんですよ・・・（T△T）マジ

先日も、現場で派手に転んでしまい、かなりヒドイすり傷をつくったのですが・・・良いもの発見～～～TVでお馴染みの「キズパワーパッド」（＾＾ｖ　触れ込み通り、信じられない早さで傷が直りました！同業者の皆様～お勧めですよ～～～♪

傷が治る過程は、【ジュクジュクした傷に張る】⇒【自分の体から直す成分（水）がドンドン出てくる】⇒【5日間装着したままで過ごす】⇒【キズPパッド内の水分が無くなったら（蒸発？）はがす】⇒【傷跡は残るけれど、新しい皮膚が出来ている】⇒【もう痛くない！】・・・こんな感じでした（・_・）カナリイイッス。

傷からドンドン液体が出てきてパッドから溢れそうになるので、傷に対して、なるべく大きいサイズを使用することが唯一の注意点かな？水も染みないので良いですよ♪

ちなみに、現場でのバトル（言い合い）もしばしば・・・心の方のキズは、スペシャル・マッサージとお風呂でしょうか（笑）　そして、寝るに限りますね

二世帯住宅のオープンハウス報告

先週の土曜日（10月25日）、二世帯住宅のオープンハウス（内覧会）が無事に終了致しました★お忙しい中、足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

事前連絡を頂いたお客様の他にも、近隣の方々もお寄り頂いて大盛況でした！　対応しきれなかった方、スミマセンでした。。

今回、都合が悪くて来られなかった方のためにも、早めに完成写真をフォトギャラリーにアップしたいと思います！しばらくお待ちくださいませ～（＾＾ノシ

この二世帯住宅（仮称：M＋S HOUSE）は、打合せがスタートしてから1年半程かけて完成★特に水廻りの計画に力を入れていますので、見所満載の作品となりました。

とにもかくにも、これは全てクライアント様のお陰です（＾＾）　kaoは幸せ者です～ありがとうございました！！

手前味噌ですが・・・

今年は、初旬から設備の勉強をしていたことはご承知かと思いますが、先日、ようやく結果が出ました！これで更に仕事に集中できるというものです★お陰様で、建築設備士と設備設計一級建築士という2つの資格をGETすることができました（＾＾

建築設備士は、以前のエントリーで簡単にご説明しましたが（関連記事へ飛びます⇒GO！）、設備設計一級建築士なんて・・・聞いたことがないですよね？＝ｗ＝；

耐震偽装事件から、建築に関わる法律がドンドン改正される中で、「構造設計一級建築士」と「設備設計一級建築士」という資格が生まれました。来る11月28日からはじまる法改正から、この2つの資格の名前が世に出回ると思われます。

この2つの新しい資格は、「一級建築士」の中から試験を受けて選抜されるのですが、その設備系の考査（試験）を設備士の試験と一緒に受けたワケです≧ｗ≦　もちろん、全国で3000人程度（現時点では2300人程度）の狭き門だし、一級建築士の上位資格と言われるシロモノですから・・・合格するなんて思ってもみませんでした・・・ハイ。

まぁ、試験の結果も出たし、今週は二世帯住宅（新築）のお引渡し＋オープンハウスだし★公私共にひと段落して、気持ちもリセットできそうです（＾＾ｖ

とりあえず、週末はぱぁ～っといきますかね～♪♪

※写真は、HPのプロフィール用に撮ってみました。「笑うと目が細い・・・」というコンプレックス丸出しです（T△T）　皆さんの反応を伺ってみようと思います＿｜￣｜○＜コワイケド。

オープンハウスのお知らせ★二世帯住宅

もうすぐ完成する二世帯住宅のオープンハウス（内覧会）を行ないます＾＾

お施主様のご厚意でお引渡し前に1日だけ内覧会を行なわせて頂くこととなりました★これから二世帯住宅をご検討の方はもちろんのこと、単純に「興味ある！」って方も、このチャンスにご覧になってくださいm(_ _)m　詳細は、下記の通りです↓↓

　■　日時　・・・　2008年10月25日（土）12：00～17：00

　■　場所　・・・　神奈川県横浜市神奈川区

　■　備考　・・・　地階：RC造＋地上2階：木造

尚、個人邸のため詳細情報は公開できないので、来場希望の方は事前に申込をお願いします。追って詳細をご連絡致します。

今回は、旗竿（はたざお）地に建つ建物なので、四方に隣家が迫っています（＾＾；　建物全体の姿を確認できるポイントは皆無・・・建物の形状はこの3Dの画像でイメージを掴んでくださいm(_ _)m

＝＝旗竿地とは＝＝

旗竿（とかとか）のような形状の敷地で、狭い竿（棒）の先が道路に接しているケースが多い。敷地の性格上、四方から隣家に囲まれてしまい、採光や通風を確保するのが難しいので敬遠されがちである。メリットとしては、相場より安く土地を手に入れられるため、建物にお金を掛けられる（？）。

ただし、旗竿地の場合は、建築家と一緒に家造りをしてください★採光や通風を確保できるような、工夫された建物を考えてくれるはずですよ（＾＾ｖ

イロイロ、階段♪

ジャ～ン★もうすぐ竣工する現場に階段が設置されました♪ （内装はまだ未完成ですが・・・汗）

今回は、螺旋（らせん）階段です！

階段スペースを小さく抑えたい時によく提案するのですが、「目が回りそう」とか「段板が三角形で上り下りし辛そう」とか、様々な要因で受け入れられ辛い螺旋階段です。。今回、初めての採用となり、出来上がるのがとても楽しみでした（＾＾ｖ

出来栄えは・・・自分で言うのもナンですが、美しい曲線にウットリ≧ｗ≦　職人サンには感謝・感謝でございますm(_ _)m

「階段」って、上下階に行き来する装置という役割だけではなく、上階からの光を落とす役割を果たしたり、吹き抜け的な開放感を得られたりと、使い方によって様々★主役にもなり得るアイテムなんですよ。ですからkaoも階段のデザインには、毎回、かなり気合を入れて取り組んでおります！

その階段の可能性を最大限に利用したプランの「ビール坂の家」　↓↓↓

あえて南側のコンディションの良い場所に階段をもってきましたが、スケルトン階段にすることで存在感を小さくし、光や風の確保、そしてテラスへの往来も問題なくできるようになっています。階段下も、かなり空間として利用できるスペースなんですよ（＾＾

なにより、奥にある畳コーナーが明るくなり、家中の何処へ居ても快適な空間となっているのです。

もし、居室を南へ階段を北側へと配置したら・・・階段は暗いところとなり、上下階に行き来する装置程度のものにしかならなかったでしょう。

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上の2つの写真は、いずれもリビング内に配置したストレート階段ですが、階段下の利用は色々です。通路としたり、収納としたり。。（左：J&P／右：小さくて広い家）

今までで一番デザインで苦労したのが、「リフォームNo,1」の階段です★「とにかく華奢でシンプルな階段！」というリクエストがあったので・・・行き着いたのが「鉄板で薄い段板」の採用。裸足だとヒヤッとするかな？という心配もありましたが、「とにかくデザイン重視」ということで実現しました。

・・・まだまだ沢山の階段を造らせて頂きましたが紹介しきれなくて残念です（＾＾；

こうやって形になる階段の背景には、クライアントさんの努力と理解があってこそ★私一人だけの力では、実現しないのです。これからも素敵な階段を造っていけるように頑張りたいと思います！