ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

キム・ヒソン主演 『天国からの手紙』

2005-07-12 | 韓国映画
キム・ヒソン、シン・ハギュン主演の映画「天国からの手紙」(原題:火星に行った男)を見ました。韓国では2003年に公開され、日本では先日の韓流シネマフェスティバル2005の上映作品となった映画です。主演は「悲しき恋歌」でもお馴染みのキム・ヒソンと「マイ・ブラザー」「JSA」でお馴染みのシン・ハギュン。話の中心はどちらかと言うとシン・ハギュン。彼は「マイ・ブラザー」で演じたお兄ちゃんと同じく心優しい田舎の青年役を演じています。

幼い頃父親を亡くしたソヒ(キム・ヒソン)は父親が最後に残した「火星に行って来る」という言葉を信じて火星に手紙を送っていた。そんな様子を見ていたスンジェ(シン・ハギュン)は父親に成り代わってソヒに手紙を書く。その後ソヒはソウルへと引っ越ししまい、17年の月日が経過し、スンジェは郵便局の配達人に、ソヒはソウルの大学に通う洗練された美しい女性に育っていた。そしてある日ソヒが田舎に帰ってくるが・・・。

話は幼少時代から始まります。なんとも韓ドラチックな展開(笑)。でもソヒとスンジェの幼少時代を演じる子役が可愛い。ソヒの幼少時代を演じるのはハ・スンニちゃん。ドラマ「ガラスの靴」のソヌの子役を演じた子かと。目が離れていて可愛らしい感じだったのでよく覚えている。田舎育ちの子役がとってもよく似合う大人顔負けの演技力。そしてスンジェの幼少時代を演じるのがメン・セチャン君。彼もとってもいい!この二人のやりとりが本当に微笑ましい。好きな女の子のために父親に成り代わって手紙を書くなんて、、こんなこと普通出来ないでしょ。しかも手紙の内容が可愛い。自分に都合よく書いてあったりして(笑)。それにしてもよく似た子役を選んでくること。シン・ハギュンの子役に限っては「マイ・ブラザー」の時の子役の方が激似だったけど(笑)。

大人になったスンジェとソヒ。スンジェは純粋に育ち、いつまでもソヒを思い続ける。一方、ソヒはソウルで育ち、都会に住むいわゆる現代人になっていた。この二人の再会とその後の様子がなんとも痛々しい。そして最後にスンジェがとる行動は私的には「???」だった・・・・けど、この映画のタイトル(原題の方ね)を考えれば「まあ、そーゆーことなんだろうけど・・」と無理やり納得した。でもね、やっぱりよく分からないのはスンジェに思いを寄せていた薬局の女の人は?って感じだし、ソヒもソウルの彼と別れた後何してたの?って感じだし・・・。

この映画の原題はちょっとどうかと思う。あまりにロマンチック度にかける??ファンタジーちっくな感じはするけど、日本マーケットでは「天国からの手紙」で正解かも。

映画を見終わって、、、都会に住む女性の現実をつきつけられている感じがしてチョット心苦しかったです。。

評価:★★★☆☆

天国からの手紙

エスピーオー

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る