ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

イ・ビョンホン主演 『美しい夜、残酷な朝』

2005-11-12 | 韓国映画
香港、日本、韓国の3人の映画監督の共演が実現した映画「美しい夜、残酷な朝」を見ました。韓国編ではイ・ビョンホンが、日本編では長谷川京子が主演をつとめていることでも話題となりました。あまりに残酷ゆえ、食前、食間に見ることはお勧めしません。

韓国編「cut」
イ・ビョンホン、カン・ヘジョン主演。イ・ビョンホンがノーギャラで出演したことでも話題に。そして監督は「オールドボーイ」でお馴染みパク・チャヌク。パク・チャヌク監督ワールドでした。あの救いようのない世界観は彼にしか描けない。彼の作品は人間の奥底に秘める憎しみだとか恨みを大胆に表現するので人間の一番嫌な部分を見せ付けられている感じがする。その中でイ・ビョンホンが挑んだ役はまさにそれ。誰もがうらやむ人生を歩み、誰からも好かれる性格のリュ・ジホ(イ・ビョンホン)。ある事件に巻込まれたことにより、彼の人生の暗部が暴かれていくことになる。

彼の妻役にはカン・ヘジョン。あの恐怖におののく演技を目だけで表現するのはさすが。

ストーリーはとにかく、救いようがない。「復讐者に憐れみを」もそうだし、「オールドボーイ」もそうだったけど、なんか見終わった後、妙に気持ちが重くなる。。グロさはこの2作に比べて押さえ気味だけど・・。
ビョンホンssi、演技はさすが。でもこの作品ではカン・ヘジョンに軍配があがるかな。

評価:★★★☆☆

日本編「box」
長谷川京子、渡部篤郎主演。監督は、「着信あり」などでお馴染みの三池崇史。3作品の中でこの映画の意味が一番分からなかった。。。映像的には一番綺麗。でもいったいあの最後はなんだったんだろう。。あの渡部篤郎の道化師メイクなどは映画「呪怨」を手がけた松井祐一。なるほど、確かにあの「呪怨」のあの男の子のメイクっぽい感じ。なんとなくこの映画はストーリーというよりは映像かな。長谷川京子も頑張ってる感じ。

評価:★☆☆☆☆

香港編「dumpling」
ミリアム・ヨン、バイ・リン主演。監督はフルーツ・チャン。共演にはなんと懐かしい!「愛人(ラマン)」に出ていたレオン・カーファイ。歳とっててびっくりした!で、この映画、、、一番グロい・・・なんというか、、肉々しい、、というか。道徳的にもちょっとどうかと思う・・・。ただ、ストーリー的には一番釘付けに。香港では90分のロングバージョンが公開されたようで、ストーリー展開からエンディングが違うらしい。そっちもちょっと見たくなった。

永遠の美を手に入れるために特製の餃子を食べるリー夫人(ミリアム・ヨン)。その餃子の中身をしって驚愕するが・・・・。

評価:★★★☆☆

美しい夜、残酷な朝 オリジナル完全版

角川エンタテインメント

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1 コメント

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はじめまして (aki)
2005-12-12 08:52:31
私もすっかり「韓国ドラマ・映画」にはまっていますakiと申します。

色々なブログを検索していて、こちらを見つけました。私も見たものから、これから是非見たいと思うものまで沢山の記事がありますね。



早速TBさせていただきました。

またお邪魔させていただきますので、宜しくお願いします。
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