カンテレあんさんぶる

皇帝

先日久し振りにピアノ協奏曲(コンチェルト)を聞きに札幌コンサ-トホ-ルKitara大ホ-ルへ行ってきました。
演奏は札幌市内のO音楽大学の定期演奏会。
ソリストは在学中の学生たちでしたがプロのピアニスト並みの素晴らしい演奏でした。

演目はメンデススゾ-ンやバッハなどの演奏曲もありましたが最後に演奏したベ-ト-ベンのピアノ協奏曲”皇帝”は小編成ながら十分に満足のいく演奏でした。

この曲はベ-ト-ベン最後の協奏曲で、1811年に初演されましたが2度目の時にはピアノを習った人なら誰でも知っているツエルニ-が演奏しました。

カンテレを指導する際、即興的な要素が強いので生徒には余り厳格なことは言わず
”カンテレは楽しく弾けば良いのよ”と言うことが多いのですが、こうして改めてベ-トベンの曲を聞くと構築された音楽、時間をかけて磨き抜かれた一人一人の技術が総合されてホ-ル全体に荘厳且つ華麗な音が響き渡るとつくづくクラシックは良いなあと思いました。


フジコ・ヘミングの演奏でベ-ト-ベンのピアノ協奏曲”皇帝”をお聞きください。

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”皇帝”と名付けられたのは
この曲はフランスのナポレオン軍が連日にわたりウィ-ンを砲撃した頃に作曲され、ベ-トベンは清らかな静けさと祈りをこの曲に託したのではないかと言われています。
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