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アミノ酸はどこから?

2.アミノ酸はどこから?

  私たちの体を作っている源、アミノ酸はどこから生まれたのだろう。

 

 〇太古の地球環境の中で生まれた

 1953年、シカゴ大学の大学院生、スタンリー・ミラーが実験装置の中に推定された太古の地球環境を作り出し、実験を行った。

 沸騰する水(原始の海)、メタン、アンモニア、水素(原始の大気)、放電(雷)、冷却のサイクルの中で、5種類のアミノ酸が検出された。

 しかし、後に原始の大気はミラーが推定したものと違うことがわかり、この説に疑問符がつけられている。

 

 〇地球外から地球に持ち込まれた

 宇宙から飛来したすい星や隕石からアミノ酸が検出されており、アミノ酸が宇宙から地球に持ち込まれた可能性が出てきた。

 その可能性を強めたのが、2022年6月に日本の探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂だった。

 その砂の中に、20種類以上のアミノ酸が見つかったのである。

 

引用:朝日新聞、2022年6月6日

     

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