帰郷
9.帰郷 船を降りた津太夫ら4名は、7か月に及ぶ取り調べを受ける。 「お前たちは国禁を犯し...
長崎にて
8.長崎にて 津太夫たちを乗せたナジェジダ号は、1804年10月、長崎に到着した。 使...
ナジェジダ号の航海
7.ナジェジダ号の航海 津太夫は目の前に広がる灰色のバルト海を見ながら、つぶやく。 ...
風雲急を告げるヨーロッパ
6.風雲急を告げるヨーロッパ 1801年、ロシア帝国の皇帝に即位したアレクサンドル一世は、行政、経済、軍の改革 を推し進め、ロシアを近代化させようとした。 そして...
残留か帰国か
5.残留か帰国か 津太夫らは、イルクーツクで約8年間を過ごした。 漂流民14名はそれぞれの道を模索する。 津太夫は船大工の腕を生かし、大工の手伝いをした。 善...
シベリアの大地
4.シベリアの大地 津太夫ら15人はシベリア大陸の太平洋岸にあるオホーツクに移された。 オホーツクは、北太平洋でとれる毛皮の集積地として、賑わっていた。 ...
ロシアの東進
3.ロシアの東進 16世紀末、イェルマークに率いられたドン・カザーク部隊は豪商の援助を受け、 金、銀、毛皮を求めてウラル山脈を越える。 そして、モンゴル帝国の末裔...
漂着
2.漂着 半ば破損した若宮丸は、何日も前から深い霧の中を漂っている。 「おーい、陸地だ!...
遭難
はじめに 鎖国下の江戸時代、実際に中国以外の異国を見聞した人が少数いました。 乗船が難破、漂流して、異国に流れ着いたり、異国船に救助された人たちです。 ...
- クリミアの歴史(7)
- 「オリエント急行」バルカンを行く(9)
- ウイルスって何だろう(6)
- 不死身の通信ネットワークを構築せよ!(6)
- ヒトラーのいない第二次世界大戦(7)
- 不思議な病気(8)
- 秀吉の野望と挫折(9)
- 生命の源「アミノ酸」(6)
- 「ドイツ民主共和国」の消滅(8)
- ナイルの水争い(8)
- ドン・カザーク(19)
- 貧者の空軍(9)
- 地震って何?(7)
- 遥かなる海へ(16)
- 北軍兵士の見た「風と共に去りぬ」(12)
- 脳内麻薬を捜せ!(9)
- 19世紀パリの光と影(9)
- 若宮丸の航跡(9)
- 原爆スパイ(8)
- 「北京の55日」番外編(8)
- 「地球外生命」はいるか?(5)
- 「林彪事件」の謎(8)
- 金(きん)(8)
- 国歌いろいろ(6)
- 悪党(鎌倉末期)(6)
- 老化を防げ!(5)
- 森の中に消えゆくトラ(4)
- テスラー成功と挫折(7)
- 国境とは?(25)
- 日記(0)
- 大西洋(696)
- ソマリアの青い海(20)
- 吹雪のバルト海(24)
- ペルシャ湾波高し(24)
- ロック・オン(20)
- ワレ「雪風」ト共ニ(20)
- 騎兵隊、前へ!(26)
- 惑星の動きを探れ!(19)
- 東方見聞録序章(25)
- 元素を捜せ!(25)
- レアメタルは戦略物質だ!(6)
- 種はどこから?(17)
- 智の都、アレクサンドリア(20)
- 文化大革命の嵐(22)
- 世界は微生物で満ちている!(19)
- 連合艦隊の誕生(17)
- 鉄砲見参!(18)
- 成功は失敗の始まり(17)
- 黒船の影(19)
- 石油の一滴は血の一滴(15)
- 前門の虎、後門の狼(8)
- 月をめざして(18)
- 水の不思議と太陽の恵み(17)
- がんの正体をあばけ!(10)
- 旅行(0)
- グルメ(0)