ノーベル賞の決闘(2)
8.ノーベル賞の決闘(2) 1970年代の同じころ、ついに二人は別々のホルモン放出ホルモンの抽出に成功し、 その化学構造を明らかにした。 それらのホルモンに働きか...
ノーベル賞の決闘(1)
7.ノーベル賞の決闘(1) 話は本筋からそれるが、アルファ・エンドルフィンを発見したロジェ・ギルマン に関する興味深い話がある。 ギルマンはフランス生まれの...
アヘンの作用
6.アヘンの作用 アヘンやモルヒネはなぜ習慣性を持つのだろうか? エンケファリン、エンドルフィン等はアヘン剤と構造が似ている。 そのため、アヘン剤が入ってくると、脳は...
エンケファリン発見
5.エンケファリン発見 1974年、コスターリッツとヒューズはついに、脳内でモルヒネ類似作用を 起こす物質を発見する。 「この物質はペプチ...
脳内麻薬は存在するのか?
4.脳内麻薬は存在するのか? 脳内神経系にアヘン剤受容体のあることが確認された。 マウスの脳のある部分を電気刺激すると、痛みに対する反応を大幅に減らせる。 電気...
アヘン受容体発見
3.アヘン剤(モルヒネ)受容体発見 1970年のある日、ジョンズ・ホプキンス大学医学部のソロモン・スナイダー博士は 学長に呼ばれた。 「スナイダー君、君もベトナム戦争に...
脳内のしくみ
2.脳内のしくみ 人の身体各部からの情報は、脳に集まって処理され、 その出力は脳から身体各部に送られる。 人間の脳には約1000億個の神経細胞があり、それらは 複雑な...
アヘン
1.アヘン ケシの実からとれるアヘンは古代ギリシャ、エジプトの時代から鎮痛薬として、 またリラックス効果をもたらす嗜好品として少量使用されてきた。 ...
はじめに
はじめに ケシの実からとれるアヘンは、古代より全世界で痛み止めや陶酔を 得る薬物として使われてきました。 20世紀後半の脳科学の発展に伴い、...
- クリミアの歴史(7)
- 「オリエント急行」バルカンを行く(9)
- ウイルスって何だろう(6)
- 不死身の通信ネットワークを構築せよ!(6)
- ヒトラーのいない第二次世界大戦(7)
- 不思議な病気(8)
- 秀吉の野望と挫折(9)
- 生命の源「アミノ酸」(6)
- 「ドイツ民主共和国」の消滅(8)
- ナイルの水争い(8)
- ドン・カザーク(19)
- 貧者の空軍(9)
- 地震って何?(7)
- 遥かなる海へ(16)
- 北軍兵士の見た「風と共に去りぬ」(12)
- 脳内麻薬を捜せ!(9)
- 19世紀パリの光と影(9)
- 若宮丸の航跡(9)
- 原爆スパイ(8)
- 「北京の55日」番外編(8)
- 「地球外生命」はいるか?(5)
- 「林彪事件」の謎(8)
- 金(きん)(8)
- 国歌いろいろ(6)
- 悪党(鎌倉末期)(6)
- 老化を防げ!(5)
- 森の中に消えゆくトラ(4)
- テスラー成功と挫折(7)
- 国境とは?(25)
- 日記(0)
- 大西洋(696)
- ソマリアの青い海(20)
- 吹雪のバルト海(24)
- ペルシャ湾波高し(24)
- ロック・オン(20)
- ワレ「雪風」ト共ニ(20)
- 騎兵隊、前へ!(26)
- 惑星の動きを探れ!(19)
- 東方見聞録序章(25)
- 元素を捜せ!(25)
- レアメタルは戦略物質だ!(6)
- 種はどこから?(17)
- 智の都、アレクサンドリア(20)
- 文化大革命の嵐(22)
- 世界は微生物で満ちている!(19)
- 連合艦隊の誕生(17)
- 鉄砲見参!(18)
- 成功は失敗の始まり(17)
- 黒船の影(19)
- 石油の一滴は血の一滴(15)
- 前門の虎、後門の狼(8)
- 月をめざして(18)
- 水の不思議と太陽の恵み(17)
- がんの正体をあばけ!(10)
- 旅行(0)
- グルメ(0)