好きな番組

最近は年毎に、見たいと思って見るテレビ番組が、NHK・民法ともに少なくなりました。唯一見たく思ってみるのは、教育の金曜10時から放送される「美の壷です」。前の谷啓さんの枯れた軽妙洒脱さ、今の草刈正雄さんのダメ男風なおとぼけ、いいですねぇ。
草刈さんは、シリアスな侍を演じたり、本当にハンサムでかっこいい人なのに、コミカルな雰囲気を持った役も演じたり出来るいい俳優さんになられましたね。金曜はこれを見て、10時半過ぎに寝床に着くことにしています。
あと、「今日の料理」と「野菜の時間」も好きですよ。簡単にできて美味しそうな食べ物を見て「こんなのが簡単に作れるらしいよ」と家の者にいうと、「自分が作れば」と顰蹙をかいます。

民放の、タレントや芸人の遊びの様な番組の多さにも呆れてしまいます。それにしても公共放送を謳って受信料を取りながら、最近のNHKの偏向放送や不祥事には、嫌悪を超えて怒りさえ覚えます。
「マスコミとは彼らが恣意的に選別したニュースを放送しているのだ」という明確な意識を持たないまま見ていると、我々は無意識のうちに、思わぬ思想に洗脳され、思わぬ方向に行動づけられてしまいます。
有料無料を問わず、マスコミという物は心を許してはならないものです。今のこの世の中、向こう側から垂れ流されるものにあふれています。我々は眉に唾して見聞きすべきであります。

閑話休題
家に、根付の様なものと、小銭入れが、昔からあります。いつ頃からあるものか不明です。小銭入れは大正頃かなぁ？とか思います。根付の様なものは、材質が胡桃の殻のような肌触りで、元の色が落ちているようで、いったい何の形か最初解りませんでした。ある時、見ていて「ああ」と合点がいきました。お分かりですよね。子宝に恵まれるようにと誰かが買ったのでしょう。ひもを新しく付け替え、鈴も付けました。

我が家には脇差もあったのですが、引っ越しの際に人にあげたか、紛失したか、捨ててしまったのでしょう。残念です。天保銭や寛永通宝などもあった気がします。さすがに大判小判はありませんでしたよ。「ダメな先祖だなぁ」なんて言ったら罰があたりますかな？

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