VistaにてApacheでPHPを

Vista上でApacheをサービスとして動かし、さらにApache上でPHPを動作させるようにするには、インストールにちょっとしたコツが要るようです。次は自分が試行錯誤して判ったことですので、それに従ってトラブルに見舞われても責任は持てません

PHPをインストール版でインストールした場合、httpd.confに次の赤矢印で指し示す2行を追加してApacheサービスをリスタートさせようとすると次のエラーでApacheはリスタートしません。2行を追加なしだとリスタートします。

結論を言ってしまえば、PHPをインストーラー版でインストールしてはいけないという事です。Apacheはどちらのやり方でもかまいません。要はhttpd.confに追加する先の2行の指定をApacheが読んで処理できるかという事です。PHPをインストール版でインストールするとUACの関係でApacheが処理できない（そのフォルダにアクセスできない）という事です。なお図の2行は、私の場合のフォルダ構成でのものです。
又、httpd.conf内の元からある記述のコメントを外す行とか、語句を追加修正する行とかのことについては、別にネット上でも検索して確認して下さい。

次の１．のパターンは私が実際にやって成功した例です。２．のパターンは試していませんが、大丈夫だと思います。httpd.confの修正が少し多くなるかもしれません。３．のパターンも試してはいませんが、いけそうな気がします。これはhttpd.confの修正が一番少なくて済みそうです。でも、セキュリティの面からチョット？ね．．．私の場合、ApacheはC:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2に、PHPはC:/Program Files/Apache Software Foundation/PHPに。

インストール先は下図の通りです。

１．Apacheをインストーラー版でインストール、PHPはZip形式のを解凍して、どこかにおく。パスの問題がありますから、あまり変なところにしないでネ。

２．Apache、PHPともにZIP形式のを解凍して、どこかにおく。こちらもパスの問題があるから、あまり変なところにしないでネ。

３．Apache、PHPともにインストール版でインストールして、UACをオフにする

ただ、PC起動後にApacheサービスは起動しているのに、下の図のように赤い丸ポッチンになっている場合があります。嫌ならサービスリスタートをさせるか、一度Apache service monitorをEXITして再度起動してください。その時UACの画面が出たら許可してください。また1回目のstop時にもUAC画面が出ます。Apacheをインストール版でインストールした時は仕方のないことだと諦めてください。すべての場合を確認してはいませんので、その他の場合にも出るかもしれませんが、その時も許可してください。

それと、エディタでhttpd.confを修正する時、必ず「管理者として実行」してください。でないと修正が反映されません。老婆心かも知れませんが、「管理者ユーザー」と「管理者」の権限は厳密には同じでないですから。

Vistaの場合、Program Filesにインストーラーでインストールした場合、そのプログラムは同じものがVirtualStoreフォルダにも配置 され、起動時にはそれが使われます。これによってプログラムの保守性か高まります。これもXPとは違うところでしょうか

時間があれば、次はMySQL、phpMyAdmin、SQLiteManager、CMSツールのfreo、WordPressなどのインストール、文字化けのことについて書いてみましょう。