たしか?
59歳の頃だったと記憶しているのですが
ある日、ふと自分の手を見た時、気がついたのですが
あれ?
なんで?
痛くもなく、かゆくもなく、特に使い勝手が悪いわけでもないのですが
整形外科の先生に診てもらいました。
.
先生が、いとも簡単に
「あ、これは、へバーデン結節と言うんですよ」
「治るんですか?」
「治らないです」
「原因は何なんですか?」
「遺伝とか体質で歳をとるとなる病気です。そのうち全部の指がなりますよ」
「治療はあるんですか?」
「特にないです。」
「えー!」
「特に痛くなければそのままでいいでしょう。不自由も感じないですよ」
と、先生と私の問答でした。
.
あれから2年
先生の予言どおり、となりの薬指も曲がり始めています。
中には痛い人もいるようですが
私の場合痛くないのでそのまま放っています。
.
今日これを話題にしたのは、
けっこう多くの方が、気にして生活していることがわかったからです。
私も、最初、もしかしてリュウマチでは?とか
手が使えなくなるのでは?とか
いろいろ心配しましたが
お年寄りの方で、もっともっと体が利かなくなっている方を
大勢診察しているお医者さんにあっけらかんと診断されて
その時、はっとしたのです。
「そんなことを気にしないで、老いは老いとして認めなさい」
って、言われたような気がしたからです。
.
だって、私の母の時代だったら
農作業に明け暮れて、この程度の指曲がりには気づきもしないで
働いていたに違いないと思う。
やっぱり、老いは老いとして認めたうえで、明るく生きようと・・
そうだねぇ・・・・・この指の曲がりを発見した頃から
そう、思うようになりました。
そしたら、次はどの指が、どんなに曲がっていくのか
楽しみにさえなってきました。
.
しか~し。
フラダンスの趣味に目覚めたカンレは
指先にしなやかさがないのでありま~す。
ぎし、ぎしぎしっ。。。
ま、いっか。(^_-)-☆