はずかしさうにうつむいて
起きあがつた お前のえりに
私は朝のくちづけをしよう
戸のすきまから銀色の光が
線のやうに ゆれてさしこんでゐる
胸のはだけた白い肌の所にも
強く 打ちつけるやうに
光はさしこんでゐる
小さい ごみが いつぱい 舞つてゐる
行き 交ひ ぶつかり
もう 雀の鳴いてゐるのも聞える
私の目にも まぶしい光がさしこんだ
お前の指が 私の肩にかかり
支へようとするお前を押したふす時に
ノートD より
はずかしさうにうつむいて
起きあがつた お前のえりに
私は朝のくちづけをしよう
戸のすきまから銀色の光が
線のやうに ゆれてさしこんでゐる
胸のはだけた白い肌の所にも
強く 打ちつけるやうに
光はさしこんでゐる
小さい ごみが いつぱい 舞つてゐる
行き 交ひ ぶつかり
もう 雀の鳴いてゐるのも聞える
私の目にも まぶしい光がさしこんだ
お前の指が 私の肩にかかり
支へようとするお前を押したふす時に
ノートD より