11日、9回目となる感泣亭例会が行われました。今年は、中原区木月に出来上がった「スペース感泣亭」が会場。狭い会場ですが20人以上の方が集いました。
メインスピーカーは、渡邊啓史さん。
感泣亭秋報7に掲載されている「灰色の抒情」を下敷きに、小山正孝の詩を読み解く 提案をされました。
「夏」と「倒さの草」の二つの詩を比較し、その共通点と相違点を一語一語を読み解きながらの提案。この提案を基に、正孝詩の読み方について、様々な方向から、活発な意見が出され、深められました。とても刺激的な会になりました。
その後は懇親会。和気藹々の雰囲気の中で、参加者のそれぞれの活動や、渡邊さんの提案についての意見が更に出されるなど、楽しい会になりました。
最後に、女優の梶三和子さんによる詩「手負い」が朗読され、その余韻に浸りながら閉会しました。