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STOP劉備くん!!・GOGO玄徳くん!!

2005年10月26日 | 書籍
私が吉川英治の『三国志』と出会ったのは高校生のとき。友人が貸してくれたものだ。面白くて一気に読んでしまったっけ(蜀が滅ぶ最終巻だけは悲しすぎて未だに手がつけられていないでいる)。
その吉川三国志につけて一緒に貸してくれたのが、白井恵理子さんの『STOP劉備くん!!①』。
その後その友人とは音信不通になってしまったが、『STOP劉備くん!!①~③』と続編『GOGO玄徳くん!!①~③』はまだ私の本棚に並んでいる。

この2シリーズは、グラフィックデザイナーだった白井恵理子さんが三国志への愛を激走させて作った4コママンガ。
『STOP劉備くん!!①』が出たのが1991年。その後掲載誌が移ってタイトルが『GOGO玄徳くん!!』になったものの、2~3年に一冊のペースで、どうにか計6冊まで出た。

なにが好きって、特にキャラ。
とにかく濃い!

どんな窮地に陥っても、いつでもハイテンション、ポジティブシンキングな劉備。
首切られようが槍で刺されようが、死んでることに気付かない超体育会系の馬超。「ライダーカード」を集めるのが趣味で、戦に負けそうなときはつい現実逃避しちゃう姜維。
劉備の息子・阿斗を背中に背負って戦に出かけても、いつも頭にあるのは「紙おむつの安売り」の趙雲。
目に刺さった矢を抜いたら、何故か鬼太郎状態の夏侯惇。
いろいろな才能を持ってるのに、今ひとつ器用貧乏の雑兵A。
孔明にライバル心をむき出しにしつつも、いつもいいようにあしらわれてしまういじられキャラの周瑜。
魏の皇帝なのに、どこにでもいるサラリーマンのおっさんみたいな曹操。
いじけると古切手の水はがしをはじめ、地面に掘った穴の中に入ってしまう、引きこもりの諸葛瑾。
乙女系デブの董卓。
存在感が薄すぎて、ついにはマッチ棒なみの大きさになってしまった献帝。
財政難で戦争すら起こせない黄巾党(三国志始まらないぞ!)。
ひきこもりで全く姿を現さない仲達(五丈原にすら現れない(笑))。
一日千里走るまで止まらない赤兎馬。
幼稚園児みたいな蜀の家臣団をまとめる保父さん、孔明。

とまあ・・・アホばっかり。
はっきりいって、三国志を良く知らなくても読めてしまう(笑)

私は呉の雑兵Aが好きです。
狼煙あげながら携帯電話かけたり、底引き網漁船に核搭載したり、海岸に総工費1億5000万円の砂の城を建てたり。そして料理の腕はプロ並で新体操もできる。
なのに雑兵Aで出世できない(笑)

あとは妙にツボのギャグセンス。
例えば『GOGO劉備くん!!①』の巻頭で「三国志のストーリーとは?」とあるんだけど、
①なんか黄巾の乱が起こって漢王朝がやばくなった
②劉備玄徳がいた
③諸葛孔明もいた
④あとなんかいっぱいいた
⑤戦やった
⑥三つの王国ができた
⑦だめになった。おわり。

・・・ああ、確かにその通り(笑)

あと、当時の時事ネタやマイブームを取り入れているのが懐かしくていい。
「近鉄の『のものも』」や「折り紙で作った綾波○イ」や「沈黙の底引き網漁船」や「オ○ム」「ぼっけえ、きょうてえ」「新体操のカバエワ」とか。
ほんと、すべてのギャグに勢いがあってステキです。

「STOP劉備くん!!①~③」に関しては絶版になっていて、「GOGO劉備くん!!」は④巻出る気配なしで、ファンとしては悲しいところ。もっと読みたいんだけどなあ。
・・・と思っていたら、なんと11月にメディアファクトリーから『STOP劉備くん!!』の新刊が出るそう。
1巻ということなので、廃刊になった分の復刻かな? よくわかりませんが、チェックしてみたいと思います。
書店で見かけたら、立ち読みでもしてみてください。笑いをこらえるのが大変だと思いますが。

KEY JACK

2005年09月30日 | 書籍
昨日、阪神が2年ぶり5度目の優勝を果たしました。
一方カープは、今日も今日とてカープです。
と、それは今日の内容には全く関係ありません。

久々にマンガの紹介を。
潮見知佳さんの"KEY JACK"①~⑤です。

潮見さんの作品の特徴といえば、シャープなタッチと、オカルトがかった登場人物たち。みんな霊能力やら超能力やら持ってるんですよね。代表作「B-EYES」や「ゆららの月」、そしてこのあいだ別花で連載が始まった「らせつの花」。みんなそうです。内容が重たくならないのは、いっぽうでコメディのセンスが冴えてるから。とてもストーリーのバランスがいい。
そんな潮見ワールドの最近の掘り出し物が、ボニータで連載してる「KEY JACK」。
試しにコミックスを買ってみたら、いやーこれが面白い! とっても痛快。

主人公・御厨 秋(みくりや あき)は、どんな鍵でも開けられる能力をもっている。もし開けてほしいものがあれば、新宿駅のコインロッカーにメッセージを入れればいい。ただし、報酬は1千万円からと高額だが・・・。
そんな彼が遭遇する事件は、不思議なものが多い。依頼人も一癖ある人ばかりだ。

ノリとしては、「必殺仕事人」と「シティーハンター」を足して2で割り、エロい部分と人死にをさっぴいた感じ?(笑)←わからんがな 
裏の世界を舞台にしてるんですが、なんだか読後感がすごくさわやかなんですよね。展開が勧善懲悪だからかな? 
ハードボイルドは確かにハードボイルドなんですが、ちょっとグッとくるところもあったりして。

主人公の秋は普段ヤクザみたいだし、すごい色のジャケットを着てるし、タバコもポイ捨てするとんでもないヤツですが、時にとっても人情に厚くていい。
性転換した過去のある(っていうか、今も心は立派に女の子だけど)情報屋の神林、透視能力をもってる強欲シスターのリンといった脇キャラたちも素敵。特に神林さんがいいんですよね・・・ケナゲに秋にベタぼれだし(報われないけど)。

潮見さんのきれいな絵がいっそう物語を盛り上げています。
シャープな絵柄にあった物語だな~と、いつも感心して読んでます。

蝉しぐれ

2005年09月21日 | 書籍
山本周五郎は何冊か読んだことがあるんですが、実は藤沢周平って初めてだったんですよね。自分でも意外なんですけど。
ていうか、山本周五郎と藤沢周平が自分の中でごっちゃごちゃになってる(笑)
大体「橋ものがたり」と「柳橋物語」がすでにどちらの作品かわかんなくなってますし。だめじゃん・・・。
(「橋ものがたり」が藤沢周平、「柳橋物語」が山本周五郎)

そもそも、藤沢周平をきちんと読んでないから、頭の中でごっちゃになってるんでしょうけども。
あっ、「樅の木は残った」(仙台藩・伊達騒動の話)は山本周五郎で、「漆の実のみのる国」(米沢藩・上杉鷹山の話)は藤沢周平・・・なのよね? あってる?
「用心棒日月抄」と「隠し剣~」は・・・藤沢周平・・・。

というわけで(何がだよ)、来月映画公開なのも手伝って、ちょっと読んでみました。藤沢周平の「蝉しぐれ」。

普請組、牧助左衛門の息子・文四郎は15歳。隣家の娘、12歳のふくには何かにつけ世話を焼いてやっていた。そんな時、父の助左衛門が藩の派閥争いに巻き込まれて切腹。家は取り潰しにならなかったものの、減俸のうえ住む場所も変えられた。ふくは落ち込む文四郎の力になろうとする。
そして時は流れ、ふくは藩の江戸屋敷に奉公することになり、文四郎は元服を果たす。やがて、文四郎はふくが藩主の側妾になったことを知るのだが・・・。

随分と骨太な文章ですね。内容が重たい割にどろどろしたところを感じさせず、さくさく読めてしまいました。全編に渡ってさわやかで。
どちらかというと、事件を追いかけるというよりは、文四郎くんの成長過程を描いた作品・・・と言ったほうがいいんでしょうか。罪人の子として周囲から冷たい視線を浴びながらも、真面目にまっすぐ大人になっていく感じが、なんかとても気持ちがよくて。もうちょっと鬱屈したものがあってもいいんじゃない?と思えるほど。

そして、彼は少年時代の淡い初恋(恋をしていた、とは一言も書かれてませんが)を忘れるでもなく、引きずるでもなく、淡々と生きていく。けれどあるとき、ふと「ふく」の名前がとげのようにちくちく痛んだりして。この辺は妙にリアル。

やがて藩主の子を産み「お福さま」となったふくと、思いがけない形で再会するのですが、これがまた悲しいほどにさわやかで。あ、もうちょっと何かあっても・・・とも思うんですけどね。

文四郎が純粋なだけに、濁るものが一片もないのがほっとします。
強い怒りや悲しみにも負けず、ここまで清廉に生きていけるものかな、と不思議にもなりますが、彼には親友や剣の道があったからこそなのかな・・・。

ハラハラドキドキっていうのはあまりないんですけど、最後までさわやかな感動がある、不思議な作品でした。




おふくさんサイドのエピソードがちっとも出てこないので、読んだ後にいろいろ妄想してみましたが、きっと山本周五郎なら、こっち側(おふくさんの視点)から書いたらうまいんだろうな・・と思ったりして(あくまで私の妄想なので、ありえませんけど)。
女性心理を書くのに長けてますからね。

のだめカンタービレ13巻

2005年09月17日 | 書籍
「のだめ」最新刊の発売日をすっかり忘れていたので、昨日買ってきました。

感想、というより、最近KISS本誌なんかを立ち読みしてて、しみじみと思うことがあります。
(不快に思われる方がいたら、申し訳ありません・・・)

のだめが好きなのは変わらないんですが、最近以前のような破壊力が落ちてきているような気がしてなりません・・・。
なぜだろう。
千秋やのだめたちが「ブレイクスルー」することで得られる「快感」が少ないせいか?
それとも、以前に比べて変態の数が圧倒的に少ないからか?(多分これが一番でかいような)

とにかく、SオケやR★S立ち上げの頃のような「ワクワク感」に欠けるんですよね・・・。
みんな活動の場所が海外に移ったこともあり、展開としてはちょっと停滞してるのかもしれませんね・・・。

今後に期待。

それにしても、千秋に飛び蹴りとは・・・。
以前の2人の力関係だったら、絶対に考えられないっすね。
これもラブコメの宿命ですけど、2人の関係が変わりつつあるのが、私としてはとっても寂しくて。
千秋も、のだめにやたらと優しいし。
こんなの千秋真一じゃないよ・・・。ああ、寂しい。

正直なところ、2人がくっくつの、早すぎたんじゃないかな~、と思うんですよね・・・。できれば、もうちょっとじらしてほしかった。
千秋がのだめの首をマウスのコードで絞めたりしてたころが、とても懐かしい。

これも、仕方ないことですね。
ファンとして、暖かく見守っていきたいと思います・・・。

ちなみに、13巻のふろくのブックマークは、チェロの菊地くんでした。
しおり自体あんまり興味ないんで、どなたか集めてる方がいらっしゃったら差し上げます(笑)

修道士ファルコ

2005年08月19日 | 書籍
試験勉強の息抜きに、ちょっと歴史マンガに手を出した。
青池保子さんの「修道士ファルコ」を紹介しようと思う。

舞台は14世紀後半のヨーロッパ。
ナヴァール王国の騎士だったファルコは、血なまぐさい戦場の日々に嫌気がさし、修道士に。
単身スペインからドイツに渡り、シトー派の修道院・リリエンタールへ向かう。
しかし修道士になっても、生来の騎士道精神や腕っ節の強さが災いしてか、彼の毎日はトラブルが耐えない。
聖遺物を飲み込んだり、殺人事件や修道院ののっとりに巻き込まれたり・・・。
真面目だけどどこかユーモラスなファルコが、とても可愛らしい。
「トンスラ(頭頂部のハゲ)のない修道士」の生活をコミカルに描いた、ちょっと風変わりな作品。

青池さんといえば、ドイツのスパイものやスペインの王様の話とか、話もダイナミックでテンポのいいものが多い(残念ながらほとんど未読だが)。初め「修道士のマンガ?」ということで展開としてどうかと思ったが、やっぱり青池さんらしさが全面に出ている。
主人公のファルコを初め、全員キャラ立ちしているところが面白く、展開にもまったくの中だるみがない。教会の「聖」と「俗」の部分をうまく利用しつつ、アクションを盛り込んだコメディになっている。

最後はもちろんハッピーエンド。かなりすっきり。
時代劇みたいな展開で(笑)とにかく面白い! 
ストレスのたまってる方には特にオススメ。
コミックス2冊で完結しているのが残念。もっと読みたかったなあ・・・。

しかし、「聖なる場所」の教会なのに、これだけ暴力沙汰が耐えないのも珍しい・・・。

ハリー・ポッター読了・・・orz

2005年08月16日 | 書籍


ちまちま読んでた"Harry Potter and the Half-blood Prince"(ハリー・ポッターと混血のプリンス)を、とうとう読了してしまいました。
5巻に引き続き、かなり衝撃のラスト(涙)。

かなりネタバレありの感想は↓に。(ドラッグすると見えるようにしてあります)

ここから
児童書だってえのに、こんなに死と血にまみれた展開でいいんでしょうか。私的にはPG-13(「13歳以下のおこちゃまは、ご両親の指導のもとでご覧になってください」という意味)にしてもいいくらいだよ。
4巻からこっち、ずっと人が死に続けてますけど、6巻も例に漏れず・・・。
それも、大好きな人が立て続けに!! 
思わぬ展開に、愕然としております。涙が止まらない~~

話自体は、ハリーの不倶戴天の宿敵・ヴォルディモートの過去について書かれているので、割と緩慢な感じでしょうか。5巻のほうが正直面白かった、と言えるくらいなんですが・・・。
まさか、あのお方が、無駄足踏まされたあげく、あんなにあっさりと・・・。
そして、「絶対やべえって」という人が、予想通りに裏切ったり。
最終巻にむけて、物語は急展開の様相を見せています。
うがー、ラストはどうなるのさ!!

それにしても、5巻~6巻で、ハリーがいきなり成長したので、これにも驚きです。
男の子は、ある日突然大人になっちゃうんだねえ・・・、と、母親の心境でしみじみ(笑)
あっちでもこっちでも、恋バナ満開です。
ロンとハーマイオーネがくっつくのはある程度予想してたものの、ハリーとジニーは超意外な組み合わせでした。(このこと以外でも、2巻とのリンクが多いかな・・・今回)
そして、ラストシーンでは、ハリーがジニーに「僕といると、きみが巻き込まれる。あいつ(ヴォルディモート)は僕の大事な人たちを利用してるんだ。前にきみも、親友の妹だっていうだけで危険な目にあった。だからもう、ぼくとは一緒にいないほうがいい」なんてことを言ってるんですが・・・。
もうすっかり、君は大人のオトコやねえ、ハリーくん。

「ぼくにはもう、守ってくれる人はいない・・・一人でやらなくちゃならない」と、決死の覚悟で敵討ち(時代劇ちっく)に臨もうとするハリーの明日はどっちだ?!(笑)

ここまで

そんなこんなで、最初の頃(1~3巻)の平和な展開が懐かしいなあ、としみじみ。
最終巻(7巻)が出るのは、いったい何年後でしょうか・・・。

魔法使いの到着。

2005年07月16日 | 書籍
予約して半年。ようやく待ちに待ったハリー・ポッターの新刊です。
"Harry Potter and the Half-Blood Prince"(「ハリー・ポッターと混血の王子」)という、相変わらず謎めいたタイトル。
アマゾンで予約していたので、発売日の午前中に宅急便で届きました。
だからアマゾン好きさ~。

あああ、今すぐ読みたいですが、とりあえず仕事が全部片付いてから。
今回は、夏休みでダーシー家に帰省しているハリーのところに、ダンブルドア校長が直接やってくるところから始まるらしく。く~、気になる。前回のラストがラストだっただけに、余計に気になる・・・。涙が止まらなかったのを思い出します。どうなるんじゃ?

ところで、同じ英語版でもイギリス版とアメリカ版があるのは、みなさんご存知でしょうか。
←イギリス版
←アメリカ版

イラストだけではなく、使ってる英語もちょっと違います。
アメリカ版はアメリカ用に英語を書き換えていますので。(イギリスなまりが強いキャラクターもいますので、わかりやすくローカライズしているようです)
なので、書店でお買い求めになるときは、充分注意してください。どう違うのか、読み比べてみるのも一興かも。
ちなみに私はイギリス版を買っております。

イギリス国内でも、日本と同じで読書する人たちが年々少なくなっているそうですが、ハリー・ポッターのおかげで読書人口が増えたんだとか。いいことですね。

映画の次回作も、早々と前売り券が発売されてました。
公開11月だってえのに。気が早いな~。

reading baton!

2005年06月28日 | 書籍
またまたあさかさんからリレーが回ってきました。今度は"Reading Baton"です。
ミュージカルバトンの亜種ですねえ・・・。今度は書籍関連。
これはお二人の方が考えたようで、お題が二種類。
うーん、どうしようかなあ。
まあ、お題はミックスしてもいいらしいので・・・こんな感じでいかがでしょう。

Q1:お気に入りのテキストサイト(ブログ)
Q2:今読んでいる本
Q3:最後に買った本(マンガ)
Q4:よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊
Q5:次にバトンを渡すヒト3名



A1:いろいろ読んでますが、イチオシは「館長日誌」ですね。
こういう遊び心のあるブログ、大好きです。やはりユーモアがないと。
みならわなければ・・・。

A2:英語の本で恐縮ですが・・・。
Daniel Mason 作、"The Piano Tuner"という本です。
イギリス人医者が書いた本で、タイトルからもお分かりのとおり、「調律師」の話です。
時は19世紀。ロンドンで評判の高い調律師・エドガーのもとに、「エラード」というメーカーのグランドピアノを調律してほしいという話が舞い込む。発注元はイギリス陸軍。従軍医師が持っていったピアノを調律するため、イギリス領ビルマの最前線まで行けという依頼(というか命令)だった。エドガーはしぶしぶそれを了承するが・・・。
という、音楽がらみの歴史大河モノ(笑)。文章が精緻で、面白いです。

A3:よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」の2巻です。
なんかこう、突拍子もない設定の話が多いんですが、やはりストーリーテラーは一味違う。面白いですねー。
フツー(でもない?)の高校生の日常を笑いと共に描いてます。
筋金いりのヲタ・真島くんの鬼畜っぷりがなんとも・・・(笑)

A4:5冊かよ・・・(涙)
マンガも出すとキリがないので、英語の本にしぼってみましょうか。
映画の原作になってるのが多いですね・・・ミーハーだなあ(^^;

"The Rain Maker" John Grisham 
私が初めて読みきった長編のペーパーバックです。
(短編集とかはのぞいて)
でも内容は、映画のほうが面白かった・・・。
最後が気にくわなくて。

"The Different Seasons" Stephen King
天才スティーブン・キングの4つの中篇を集めた本。「四季」を題材にした短編が四つ入ってます。タイトルは、それぞれ"Shawshank Redemption", "Apt Puple", "Stand By Me", "Breathing Method"となっていまして、映画「ショーシャンクの空に」、「スタンド・バイ・ミー」の原作が入ってます。
泣けるのと怖いのと、交互に入ってますが、どれを読んでも「うまい!」と思える作品ばかり。ホラーがダメなので、他の作品はなかなか手が伸びないのが実情なんですが・・・。怖くない話は必ず泣けるという、不思議な魅力の作家さんです。
英語もそんなに難しくないので、夏休みに原書に挑戦したい!という方には、お勧めです。スティーブン・キング。
"The Green Mile"もよかった! 号泣。

"253" Geoff Ryman
カナダ人で、現在はロンドンに住んでる作家ジョフ・ライマンの変り種小説。
元はネット上でインタラクティブ小説として公開されていたものを、ペーパーバックにしたもの。発売されて5年以上たちますが、イギリスの書店ではまだしつこく並んでます。売れてるのね。
舞台はイギリスのチューブ、ベイカールーラインのサウスバウンド(南行き)。地下鉄はウォータールー駅からエレファント・アンド・キャッスル駅に向けて走っていた。時間にしてわずか10分、地下鉄の253席はすべて乗客が座っており、立ってる人がいないという状態。その乗客の10分間のドラマを、253人分描いている。
きっとこの中に、自分にシンクロする人が必ずいるはず。
マンウォッチングが楽しくなる一冊です。

"Whirligig" Paul Freischman
薄いジュブナイル向けの本ですが、結構考えさせられます。
ブレント少年はどこにでもいる10代の少年。特に生きる目標も夢もない。ある日パーティで友達にひどくバカにされたブレントは、自殺するつもりで酒を飲み、車を走らせた。その結果、一人の女の子をひき殺してしまう。
被害者の母親は、彼に償いとして、「娘の顔を描いた木製の風車を作って、アメリカ本土の四隅に立ててほしい」と依頼する。ブレントはパックパックを担いで、グレイハウンド(長距離バス)でワシントン州、カリフォルニア州、フロリダ州、メーン州へと向かう。
行く先々でのブレント少年の物語と、彼の作った風車を見た人々の話が淡々と描かれている。

"Harry Potter And The Philosopher's Stone" JK Rowling
ハリポタシリーズは全部好きですが、とりあえず一冊目を。
なぜだか、これを読んでるといいことばっかり舞い込んでくるので、内容の面白さとは別に、思い入れのある作品です。
新刊ももうすぐ発売です! 楽しみ~!

あとは「ダヴィンチ・コード」とかもあるんですけど、あえてはずしました。好きなんですけどね。
それにしても、「積んどく」状態の本も多くて、我ながら「いい加減にしようよ」と思うんですけどね・・・。

A5:うわあ、ミュージカル・バトンも回したばっかりだから、なんか気分的に辛いなあ・・・。
よし、こうするかな。

たれぞーさん(再度・・・ほんとすまんっす!)
いーぐるさん(orz状態になっちゃうかな~?)
館長さん(愛のバトン、うけとって~!)


というわけで、よろしくお願いいたします!

秘密―トップ・シークレット―

2005年06月20日 | 書籍


あなたには、誰にも言えない秘密がありますか?
墓の中まで持っていかなくてはならない秘密がありますか?
しかし、自分が命を賭けて守った秘密を、死後に暴かれてしまうとしたら・・・?
清水玲子さんの作品「秘密」では、そんな突拍子もないことが起こっている。

2060年、警視庁が導入したMRIスキャナにより「MRI捜査」が可能になった。
これは死後まもない死体から脳を取り出してMRIスキャナにかけることにより、生前被害者が見ていた目の「記憶」をスクリーンに映し出し、捜査を行うというものである。これにより、迷宮入りかと言われた難しい事件が激減した。
しかしプライバシーの問題もあり、これが行われるのは極めて事件性の高いケース(つまり猟奇殺人とか)に限られる。
このMRI捜査を専門に行っているチームが、科学警察研究所・法医第九研究室―――通称「第九」。
ここで扱う事件は、まともなものが一つもない。

「このマンガ、絶対R指定かけるべきだわ・・・」と思えるほど、やり口が残酷な事件ばかり。
まあ、清水さんの描く死体がやたらときれいなせいか、あんまりそんな感じがしないんだけど・・・人体解剖図みたいな感じで・・・。
詳しくは語れませんけど・・・。残酷すぎて。

この作品を読んでいて、ちょっぴり気持ち悪くなるのと同時に、色々と考えさせられることがある。
人間とは、これほどまでに同じ人間に対して残酷になれるのか、ということだ。
マスコミで毎日のように取りざたされている事件の数々ともリンクして、なんだか妙に悲しくもなってくる。

しかし、MRIスキャナに映し出される映像は、決して悲しいものばかりではない。
あふれんばかりの愛や希望に彩られた世界もある。

もしも、自分の脳がMRIスキャナにかけられるようなことになったら・・・出来れば、そういったまぶしい記憶ばかりが映し出されるといいなあ・・・と思ったり。

あっ、秘密もばれるのか。
といっても、バレて困るのはヘソクリの隠し場所くらいだな・・・。

「のだめ」英語版

2005年05月24日 | 書籍
まずはお断りを。
昨日、寝ぼけてとんでもない記事をUPしてました。やっちまった!って感じ・・・。
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、忘れてください! 
記事も削除しました。
(ほんと、バカだよな~、私。慣れない記事は書くもんじゃないよ)
平謝りです。
ブログ書くのもうやめようか・・・と思うほど反省しました(しくしく)。

皆さんの目に触れるものだってわかってるつもりなのに、何やってんだか。
大変失礼しました。
謹んでお詫び申し上げます。



えーと、で。
先日「のだめ」の英語版の話をしましたが、それが今日ようやく届きました。
中身ですが、ギャグまで忠実に英訳しています。
「ヨネスケ」が出てくるところなんか、まんま"Yonesuke"でしたしね(笑)
アメリカ人に通じるのか?と思ったら、ちゃんと最後のほうで解説があるんですよ・・・ヨネスケの。

「ヨネスケとは、日本のバラエティ番組の司会者である。のだめのセリフが、番組の中で彼が言うことに似ている。」
てな具合に。あと、「阪神タイガースの応援ソング」とか。それと、ごみの出し方もちがうのか、のだめの部屋に散乱するゴミ袋の解説までありました。

そして、二ノ宮先生の書き文字や日本語の表記まで、忠実に英語に直ってました。例えば、裏軒→Urakenとか。

あと擬音ですが、基本的にはそのまま日本語で残っていますが、脇のほうに英語がルビみたいに小さく書いてあります。
「ぎゃひー」は「LIGHH」ですし。

それにしても、これを読んでいると、妙に日本通(笑)になりそうです。外国の大学で日本語をとっている人たちが、教材として使用しているっていうのもわかります。

「怪談」の作者・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の日本に関するエッセイなどを読んだときも思ったのですが、「外からの視点」で日本文化を見つめたものを読んだり聞いたりすると、結構新鮮です。「ああ、こんな風に思われてるのね~」というような、再発見が多くて。面白かった。

もちろん英語の勉強にもなりましたが、「日本」という国を見つめなおすという点で、結構役には立ちました。
しかし、日本人が「のだめに出てくる人みたいな変人ばっかり」だと思われたらどうしよう(汗)