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Songs About Jane

2005年09月29日 | 音楽(その他)
引越し作業ですっかりばたばたしているので、クラシックもゆっくり聴ける状態じゃない・・・うう。気分的な問題なんでしょうけども。おまけに移動も多かったので、癒されるようなピアノジャズとか、激しくないポップスやらロックやら聴いてます。

そんなわけで、初秋の雰囲気に合う(と思う)アルバムを一枚。
Maroon 5 の"Songs About Jane"です。
これ、ジャンル的にはロックに入るのかな・・・? 一応、ロックの棚には並んでおりましたが。
有名どころでは、ノエビアやヴィッツのCMソングが収録されてます。

発売されたのは去年の2~3月くらいかな。(間違えてたらすみません)
雑誌の評価がやたら高くて、チェックしようと思ってたのに・・・すっかり忘れてました。

ベン・フォールズほどではないにしろ、ここもわりとピアノロックに近いものがありますかね・・・。しっとりめの曲が多くて、とっても癒されます。メロディが私にちょうどよいうえに、キャッチーな歌詞が心地よい。

それにしても、内容は悲しい曲が多いかな・・・。めそめそしてるというか。もちろん、ハッピーな歌も収録されてますが(笑)
TR2"This Love"とTR4"She will be loved"を立て続けに聴くと、なんだか悲しくなってきます。
永遠に報われない片思いをしてるような内容で、切ない。それでも、最後まできみのそばにいるのは僕なんだ・・・と言ってるような気がします。
さわやかに暗い歌を歌うなってばよ。


この一枚でドラマが出来上がってしまうのではないかと思えるくらい、印象的なメロディが多い。
なかなか素敵ですよ。

Sweet Lorraine

2005年09月19日 | 音楽(その他)
久々にジャズです。
エディ・ヒギンズのCDは前に一度ご紹介しましたが、今回もまた彼のピアノトリオ。アルバム「スイート・ロレイン」です。
このレーベルのジャケットって、なんかみんなセクシーなんだよな・・・。それで売ってるようですけど(笑)

これはピアノがメインで、かなり落ち着く感じに仕上がってます。
1980年に録ったアルバムなのですが、エディ・ヒギンズのピアノがまたいい。
テクニックをひけらかすわけでもなく、どちらかといえば飾り気のない弾き方なんですが、抜群のスイング感の中にも癒しを感じるんですよね。
トラック11の"Take The A Train"なんかは定番中の定番ですが、 随所に彼のセンスが光ってます。素敵~。

耳を傾けずにはいられない一枚。
やっぱすごいわ、この人。
また何か買おうっと。

エディ・ヒギンズ。70すぎても第一線。
けれど何事にも急かされず。
こんな生き方したいなあ。

ボビー・コールドウェル

2005年07月30日 | 音楽(その他)
なんとなく、こう暑いとクラシックを聴く気分にならなくて、今日は「まったり系」のポップスを聴いてみました。

ときに、「AOR」というジャンルはご存知でしょうか? 
"Adult Oriented Rock"の略です。
要するに「大人が聴ける、まったりしたロック」という位置づけで、普通のロックやポップスよりもメロディラインがしっとりしていて、「はじけない」感じの音楽です。
日本でいうと・・・んーと・・・昔の「オリジナル・ラブ」とかでしょうか。「クレイジーケンバンド」とかもこれになるのかな~? ちょっとよくわかりませんが・・・。

私は中学生の頃からボズ・スキャッグスやピーター・セテラ、そしてピーター・セテラがもといたバンド"Chicago"なんか聴いていて、わりとAORも好きだったんですよね。 
何年か前に"Chicago"の曲、"Hard to say I'm sorry"が車のCMに使われてて、シカゴの人気も再燃したのはおどろきましたけど。
な~んだ、みんなAOR好きなんじゃん、って感じで。
うちのダンナも、うっかりその戦略にはまって、chicagoのベストアルバム買ってましたけど・・・(笑)

それはおいといて、今日ご紹介するボビー・コールドウェルはアメリカのシンガーソングライター&プロデューサーで、AORの名手といわれています。高橋真理子にも楽曲を提供している人なんですが・・・。
日本でも有名な曲が多いのに、名前はほとんど知られてない不思議な人。
昔、タバコの「パーラメント」のCMで、彼の曲がよくかかってました。あのシリーズ、すごく好きだったのに、いつの間にかなくなっちゃいましたね。
うう。覚えてる人も少ないだろうな~。

彼のアルバム"Songmaster"なんかは、夏の夕暮れにぴったりの曲かな~、と勝手に思っています。もしくは「ドライブでデートに行ったときにかけたいアルバム」(笑)。
メソメソした失恋の曲なんかが多いんですが、メロディがとってもロマンチック。
"Heart of mine"なんか、結構泣けてきますよ。
夜にバスで帰ってくるときによく聴いてます。
その他にも有名な曲が結構入っています。
多分"Come to me"なんかは有名なCMに使われていたので、聴けばみなさん「ああ~」と言うんじゃないでしょうか。
"down-to-earth"(地に足がついた)な大人のポップスは、どこか懐かしい、落ち着くような楽曲の宝庫です。疲れたときには、けっこう癒されます・・・。

ここ10年くらいはジャズシンガーとして活躍していたボビー・コールドウェルですが、このあいだ出したアルバムは、久々のAORで嬉しいです。・・・って、まだ買ってないんですけどね~(笑)
「パーフェクト・アイランド・ナイツ」(静かな島の最高の夜)ってアルバムの名前も憎い。

マイ・ファニー・ヴァレンタイン

2005年07月16日 | 音楽(その他)
今日はジャズです。ジャズは記事初めて書くんじゃ? うん、そうだ。

先週、デオデオ(広島の電気屋さん)のCDショップでクラシックを見たあと、久しぶりでジャズの売り場に行きました。
前にもちらりと書きましたが、ジャズははまりたいけど身近に教えてくれる人もいないので、手付かずになってる領域。
で、まあなんとなくCDの海を眺めていたら、ふと耳に入ってきた、カッコイイピアノとサックス。
むむっ?と流れてるCDを確かめて見ると、EDDIE HIGGINS QUARTETというグループの「My Funny Valentine」でした。ジャケットもかっこよくて、即買。画像が今ひとつ見づらいですが。ちょっとセクシーで。

カルテットとジャケットには書いてありますが、正しくはトリオらしく、スコット・ハミルトンというサックスプレイヤーをフィーチャーして「4人」のようです。詳しくは知らんけど。

で、一目ぼれならぬ「一聴きぼれ」で一枚買ってきたんですけど、どんな人たちがこんなカッコイイ演奏をしてるんだろ?と思ってジャケット裏を見てみたら、結構なおじいちゃんたちでした。プレイヤーというか、職人ぽい風情。なんか妙に納得してしまいました。

ゆえに、演奏のほうも「安定した熟年の魅力」といった感じです。テクニックはもちろんですが、全てにおいて安心感があるというか。それでも渋くなりすぎないところが「かっこいい~」と思ってしまうのですね・・・多分。

タイトルにもなっている"My Funny Valentine"をはじめ、収録されている曲は有名どころも多い。"Stardust"とか"You'd be so nice to come home to"とか。
どれも重すぎず、かといって軽すぎず。テクニックばかりを全面に押し出すこともなく。
人生を楽しんでる人たちの奏でる音・・・というような気がします。
スコット・ハミルトンのテナーサックスもいいんですが、ピアノのエディ・ヒギンズの職人技、炸裂してます。いい感じ。
甘いんだけど、どこか荒削りなタッチが印象に残ります。
普通にサックス抜きのピアノトリオでCDも出してるようなので、チェックしなければ。

久々に「いい買い物だったな~」と言える一枚でした。
こういうカッコよくて、元気なお年寄りになりたいものです。


結婚式に使った曲

2005年04月02日 | 音楽(その他)
こちらはテーマサロンのお題より。「結婚式にオススメの曲を教えてください!」とのことなのですが、私の結婚式で実際にかけた曲をご紹介しようかと。
4月2日で、ちょうど結婚して半年たったことですし・・・。

はっきり言って、私の中では結婚式をやる予定じゃなかったんですね。
そういう儀式的なことは大嫌いで、ウェディングとかに夢を抱かない女なんです。だいたい紙切れ一枚ですむことなんだから、そんな金があるなら新婚旅行に使いたいと言ったんですが、うちのダンナ(当時は東京と広島で遠距離恋愛中の彼氏)が「友人だけでも集めて、パーティをやろう」と言い張ったんですね。
ダンナのほうが結婚にドリーム持ってたのかもしれません。
内心もう「結婚すんのやめようかな~」というところまで行きかけたのですが、二つだけ条件をあげて、結婚パーティをすることに決めました。

①親族は一切呼ばない。(←これは土壇場で親兄弟だけ呼ぶ方向に切り替えました)
②音楽と衣装は全て私が決める。

パーティの場所は、ダンナのお友達が勤めている東京のホテルでやることになりました。
私は出身が福島県で、友人も福島と東京に集中してましたし、ダンナのほうもゲストはほとんど広島か東京の人ばかり。なんで、福島と広島の中間地点である東京は、都合がよかったというわけです。

しかしいざ準備が始まると、決めなくちゃいけないことだらけで吐きそうだったんですが、広島からほぼ週イチで打ち合わせに駆けつけてくれる彼のことも考え、頑張って計画を立てていきました。でもやっぱり嫌なものは嫌で、「当日さあ、チェリー(ダンナの実家で飼ってるミニチュアダックスフント)を代理にたてるから、私逃げてもいい?」と思わず言ってしまったこともありますが、当然却下。

思えば、衣装合わせもいい加減だったなあ。一時間でちゃちゃっと決めちゃったし。(衣装室の方に「こんな短時間で衣装が決まるのって、あんまりないですよ」と言われる始末)
仕事のし過ぎで精神的にちょっぴり病んでたこともあり、そうとうきつかったんですが、その中でも、選曲だけは楽しい仕事でした。

若い人しかいない、カジュアルな雰囲気のパーティだったので、思いっきり遊ばせてもらいましたよ。洋楽ばかりでしたね。
ざっとこんな感じです。(いちいち読まなくてもいいですからね~)

お客様の出迎え:ABBA "Definitive Collections"Disc2
入場:Celine Dion "Because you loved me"
指輪交換:Mariah Carey&Boyz II Men "One Sweet day"
会食中:Queen "Greatest Hits Vol.2"
ケーキカット:Eternal "I wanna be the only one"
お色直し:Mariah Carey "Butterfly"
再入場:Hot Chocolate "You Sexy Thing"(from "Full Monty" Sound track)
    ポルノグラフィティ「ミュージック・アワー」
ゲーム中(ビンゴやりました):Earth, Wind & Fire "Greatest Hits"
ブーケプルズ:Mariah Carey "Honey"
花束贈呈:Stevie Wonder "Overjoyed"
新郎新婦のお礼のあいさつ:Areosmith "I Don't Wanna Miss A thing"
退場:Mariah Carey "Open Arms"
Backstreet Boys "Drawning""The Perfect Fan"

ブーケプルズっていうのは、ブーケトスの代わりにやったやつです。場所が狭いので投げられなかった・・・。ブーケにリボンが人数分つながってるんですが、一本だけがあたり、というものです。
指輪の交換やビンゴまでパーティでやっちゃいましたね。なんでもありだ。
料理は食べ放題のバイキング形式だったし。デザートも取り放題にしました。
ほとんどカラになってたらしいですが。

こうやってみると、圧倒的にマライア・キャリーが多いですね。
つうか、はまる曲が多いんですよ。さすが歌姫・・・って感じ。
聴いててハッピーで、耳障りのいい曲を選んだらこうなりました。
というわけで、オススメはこのアルバム。マライア・キャリー「グレイテストヒッツ」です。
上のリストにある彼女の曲は、全部ここに入ってますので。

式の最中で誰も歌詞を聴いてないということはなかったみたいで、みんな「ノリがよくて面白かった!」と言ってくれました。
衣装も、直感で選んだ割に、似合ってたと評判よかったし。結果オーライでした。

親族(お年寄り)が多かったら、もうちょっと大変だったかもしれません。ゲストに誰がいるか、ということも考慮にいれて、選曲したほうがいいと思います。