直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
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普通の暮らしを支える視点

2017年02月24日 | 日記
2月24日
今日は合同職員会議。
来月は、実践報告会を予定しているので、今年度最後の合同会議。
私からの提案で「普通の暮らしを支える視点」というテーマでお話をさせていただきました。

普通の暮らしを支える視点
私的2016ふくしトピックス
①社会福祉法人制度改革
②障害者差別解消法
③我が事・丸ごと地域共生社会実現本部

まず、今年度の大きな福祉に関する出来事を私なりにチョイスして説明しました。

社会福祉法人制度改革については、「何故そうなっているのか」を説明するとともに、障害者差別解消法では、津久井山ゆり事件にも触れて、私たちの使命の尊さを確認しました。

地域共生については、ずっと私が注視していたことがいよいよ実現(法制化)に向けて動き出すということで、皆さんに紹介するとともに、私たちの仕事の専門性が大切になるということを伝えました。

次に、私たちの法人の出来事を例に挙げながら、この合同職員会議も含めて、「やらされることから自分たちで考える」ことの必要性をお伝えしました。

自分たちで考えるとは、自分たちでPDCAを進めること。
そう簡単なことではありません。
PDPDに陥らないために大切なことは、「視点」をしっかりと持つこと。

私たちに必要な「視点」とは何か…
入所施設においても普通の暮らしを目指す大切さ。
施設(支援者)の都合に適応することが支援ではない。
当たり前のことが出来ない「心の声」を聴く。

最後に、悩み→考える→目標というお話をしました。
悩んでいる状態は、状況の整理が出来ていない状態。
悩みを目標へと結び付けていくプロセスが「考える」ということ。

大切なことは、自分一人で悩むのではなく、みんなで語り合うこと。
たくさん語り合う中で、自分を見つめ、問題を整理して、悩みを目標へと結び付けてほしい…

私の準備不足で、十分な説明が出来ませんでしたが、活発な話し合いを通じて、「普通の暮らしを支える視点」を持った、新年度プランを考えていってほしいと願っています。

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