直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

福祉経営研究会~福祉事業に潜むリスクと対策

2015年05月21日 | 日記
5月21日、さわやかな風が吹く一日。仕事が終わった後、福祉経営研究会に参加するため、名古屋に向かいました。

もう少し早い時間に園を出る予定でしたが、お電話を頂戴したりしていて、園を出たのは18時近くになっていました。
車で走ると、30分以上の遅刻かぁ。
んん、18:14岐阜羽島駅発の新幹線があるなぁ
…瞬時の判断で、新幹線を選択。

なんとか定刻を10分ほど遅れて会場に到着。
お話が始まる直前に席につくことが出来ました!

今日は弁護士の宇佐美芳樹先生をお迎えして、「福祉事業に潜むリスクとその対策」というテーマで、過去に発生した事故の民事裁判における判例を基に、普段からリスクを見逃さないことや、防止策、対応策を講じることを、分かりやすく説明していただきました。

その後の質疑。今回も活発に行われました。
ある介護事業所の従事者の方が
「周りの仲間を誘わなくて良かった。(もし来たら)ビビッてしまって仕事を辞めてしまうかも…」
と本音トークも飛び出しました。
現場はそういうリスクと隣り合わせなんだ!
と、何度もうなづいてしまいました。

ある病院の事務長さんの言葉
「しっかりと仕事をしていて起きてしまったことは、会社(施設)が責任を持つ。そう従業員に言ってあげないと、仕事が出来なくなってしまう」
本当にその通りだと思います。

職員が安心して精一杯働ける環境を作ること。
それは賠償保険であったり、リスクを減らす環境であったり、職員のスキルアップであったりします。

やらなくてはいけないことは山積みだということが認識できました。
毎回、岐阜羽島からはるばる来た価値がある研究会です。
ありがとうございました。