彼方の青空

目指した空は、「こっちだよ~」って笑ってた。理想のようなもう一人の自分はあの空の下にいる。追いかける!彼方の青空へ!

霧をぬけて

2007-07-31 | 旅日記と心の詩
PCハウスにいると出会った皆の声が何処からか聞こえてくる。突然だがマレーシアへ行く事にする。ファランポーン駅でチケットを手に入れ、明日出発する。
カオサンの貸しロッカーにゴルフクラブやお土産や大きな荷物を預け身軽に。
再び。再び進む。その先に何かがある。前へ前へ、止まることなく。

雨が降っている

2007-07-27 | 旅日記と心の詩
父は無事日本に上陸できただろうか。母さんと仲良くやっているだろうか。
PCハウスに宿を変え、リトルリッチからパッカーへ。今日はザーーっと土砂降り。PCいつものテーブルで頬杖ついてぼんやりしてる。

雨が降っている
雨の香りがする
雨時間がただよう
PCハウスのいつもの椅子に座り、頬杖ついて大粒の雨を眺めてる
今日は僕の雨
今日は僕の涙
父とうまくいかなかった冷たい涙
何故だか分からない寂しい涙
ぽっかりどこかに穴のあいた虚しい涙

明日は雨、上がるだろう

乾杯!!

2007-07-22 | 旅日記と心の詩
レールウェイゴルフコースで最後の勝負。結局一度も父には勝てなかったが、周りの景色に見とれながらと、日本とは違う時間の流れの中でのプレーはとても心地よかった。
ソイ24のドイツビヤホールで乾杯!!。「父に、旅はどうだった?」とは聞けなかった。
酔い心地のままドンムアン空港へ父を見送りに。笑顔で手を振った。

父の空

2007-07-20 | 旅日記と心の詩
僕は父の目指す空を訊ねたことはない
でも、何か言ってたな・・・、これからはお前達だっ!!とか・・・

小学生の頃、父が大工に『真正面』って大きな声で指を指してたその姿が途轍もなくかっこよく憧れだった。『真正面』の言葉の意味が分からず、でもその言葉は途轍もなく“カッコイイ”まま心に刻まれ、何日か経って父に「真正面ってどういう意味なの?」と訊ねると、いつかと同じ様に指を指し・・・・・・・。

友達は“真正面”の意味を知らなかった。僕は意味もなく“真正面”を父と同じような格好で指を指し、「真正面だよっ」っと喚き大人〟を感じてた。
「いいかっ。真正面にあるあの木にタッチして戻ってくる。」


気分よく飲みすぎたかなぁー。今、父が語ってくれる昔話(父の子供の頃の話)は、まさに旅の途中・・・である。
生きる、生きてることは凄い。僕が父の年齢まで生きれる保障も約束もないのだから。
それプラス、彼方の青空へ!!