彼方の青空

目指した空は、「こっちだよ~」って笑ってた。理想のようなもう一人の自分はあの空の下にいる。追いかける!彼方の青空へ!

二人はいい。二人がいい。

2007-01-31 | 旅日記と心の詩
僕はなんで君を好きになるのだろう?
この思い、何だろう?
海はなんで水だらけなんだ?
なんで魚は空を泳げないんだ?
生まれたのはわかる、でも誰かがいなければ僕はやがて死ぬと知らない
もらいすぎてる
知識も便利も何もかも、もらいすぎてる
いつの間にか操られてる
いつに間にか流されてる
サバンナと海の中がそう僕に思わせた。

僕はなんで「君」にこんなにも色々な沢山の思い?感情?気持ち?心?
・・・

 砂浜で二人、風を受けている。潜った海のかけらが波となって『やぁっ』て挨拶しては白く、また何処かへと。
『タマは死ぬのか?』って訊ねる
「死なないよっ、マサが死ぬまで」
・・・

不思議なもんだ、黄昏時の空と海は一瞬一瞬で色が違う
太陽が消えてから再び燃えるように赤く染まる空
君も見てるかっ?その瞬間を・・・
二人がいいな。

ファン・ダイビング!!

2007-01-30 | 旅日記と心の詩
バックパッカーがナップザックをボンベに変えて海の中を旅します。海の中には人の町とか村とかは無いです。トイレや屋台も無いです。ここは魚の国。僕らは観光客。ナンユアン島近くのTwinsというポイント。タマは早速トリガーフィッシュ(モンガラ)の縄張りに入ってしまったらしく襲われてます、フィンを噛まれています。かと思えばサメさんがやって来て寄ってってます。他のみんなも近づいていきます。僕は水中で『アホか~~っっ!!』って喚いて両手を広げサメさんより大きいぞのポーズ。僕は皆が食べられないか心配で心配で・・・。ハリセンボンがのんびり泳いでいる。『何してるんだろう?』って本気で思うほどのんびりしてる。
不思議な所だ。カラフルな珊瑚、奇妙な海草、まるで歩いているかのような魚達。凄いな、もう少しであのアオブダイさんとは友達になれそうなんだけどなぁ。『今夜のおかずは何』みたいな・・・。

『プハーッッ』っと空気を吸った。水面に顔を出し空気を噛んだ。水の深さがあって、それぞれに誰かさん達が住んでいて、・・・???ん~~~???不思議だ・・・。

君カワイイ・・・、・・・

2007-01-26 | 旅日記と心の詩
生きる意味を探し続けている。生きる意味を探し続けていた・・・。だいたいまず大きく言うと地球、そして謎の三大宗教絡む国という・・・カテゴリー??。人間として生まれた命は誰かと何かを比べながらその中で“自分”という安心を常にユラユラ揺れ感じながら、創りながらいつも不安でいる。そんな20世紀。

ある日のコ・タオ。どうだっていいじゃんっていう場面。含み笑いが止まらないんだ。何が生きる意味だっ、うんたらかんたらだっっ・・・。
わかっているよ、人は“独り”では生きていけない。あなたの為に生きていこう。あなたと一緒に生きて行きたい。そう思った、そう感じた、そういう思いがつらぬいた瞬間、何でなんだっっ、何もかもが止まってしまった、そしてとてつもなくドヨーンっと重い何かが僕を地面に埋めようとする。僕は、まわりの何かと比べて彼女にアピールするべき点数はゼロ点。それはステージが“そういう所”ならば。

すまん・・・。追っかけてみなければわかんないよっ。
・・・すまん。君は、君には羽がある。うらやましいな・・・。愛おしいな・・・。

砂浜と平行に頭を、首を、何度も、何度も揺らし自分勝手に頷きながら夕日に、いやっ、沈んでしまった残り陽が照らす・・・

フィッシング

2007-01-25 | 旅日記と心の詩
ショウタとナリと三人で釣りに行く。てくてくジャングルをぬけ、釣れそうな岩場のポイントで。まず皆で潜り、エサにする貝をさがす。凄く綺麗で魚もいっぱいいる。ちょっと深く潜ればハタやタイもいる。何だか複雑な気分だ、君達釣られるなよって思ってしまう・・・。
竿の長さのところにたらして釣る。ベラやシマシマの熱帯魚が入れ食いだっ。一度凄い当たりがきて、ハリスを切られてしまった。その瞬間飛び込む僕等は釣り人ではないようだ・・・。
さんさんと照らす太陽。溶けない肌を身に着けた。暑さが心地良いく、眩しさがちょうど良い。

人生で一番海と共にいる

2007-01-24 | 旅日記と心の詩
『南』はとても穏やかでのんびり、そしてあたたかい。海がこんなにも身近にあるなんて夢のようだ。海がこんなにも素敵だなんて、あこがれは実感に変わる。空から見れば広く青い海にポツンと在るこのタオ島。精一杯空へ伸びるヤシの木。海から上がり、地上で生きることを選んだ生き物達。その中の一つの人間。
生きるのは大変で難しいのだろう、このあたたかな地でも。でも海と一緒に暮らしたいな。だから遠く離れてても大切に、大事にしよう。いつか僕等人間も海へ帰る時がくるのだから・・・

8月16日

2007-01-23 | 旅日記と心の詩
ゆっくり眠ったつもりが7時ごろには寝覚めてしまう。外に結んだハンモックに揺られながら本を読んでいたらいつの間にかまた眠っていた。別に予定はない。何かしたいという気持ちも今日はない。でもなぜかとてもすがすがしい。

心と海はどちらが深いのかな?
心と空はどちらが広いのかな?
心と海と空、一番綺麗なのはどれかな?

8月15日

2007-01-21 | 旅日記と心の詩
今日は朝から海へ。すこし遠くのポイントまで行き、僕はすでに船酔い。ふらふらで機材をセットし海に飛びこむ。波に揺られてフワフワ浮き、それが拍車をかけてゲロッパ~~!!デイブが元気に『20メートル潜ったところで待ち合わせだーっ』なんて待つ気ゼロ・・・。少し遅れて呼吸整えて潜る。潜りながら吐く。吐いた後笑ってしまった。海の中でも吐けるんだと・・・。潜っていくうちになんかスーっとしてきて、待ち合わせ場所ではもうスッキリ。シーザーの練習に水抜き、そして中性浮力の復習にコンパスを持って自分の位置を確認しながら進む練習、そして浮上。少し休憩してる間にまた船酔い復活。そんなのかまわずまたデイブのGOサイン。海に飛びこみみまた吐く。たっぷり水を飲んでおいたので楽に吐く。またみんなに少し遅れて潜る。最後はデイブの後についていきながらのファンダイブ。いやァ~~『感動!!!!』
もういっかい『感動!!!!!!』。凄い!海の中はっ、ナンだろう?この気持ちは?!言葉では言い表せない。素敵だ!!!
惜しみながらも浮上する。水面に皆が浮かんでいるのをデイブが確認すると『You are open diver!!』と叫ぶ、「イエェ~~~イ」と僕らも空に両手を突き上げる。
船に上がり皆でハイタッチ。船酔いなんていずこへのハイテンションのままビックブルーのショップに到着。気持ち胸を張って陸を歩く、けどにやけてる。
ビーチクラブのレストランでパーティーだっ。色んな日本人、気付けばこのちっちゃな島にけっこう日本人。

我、魚に近づく・・・

8月14日

2007-01-19 | 旅日記と心の詩
今日はオープンウォーター最後の授業。今までの復習をかねての筆記テスト。ここで規定点以下の人は落第なのだが、我がクラスにはそんなヘナチョコはいない。
さぁ、ビックブルー(海)へっ。午後の授業はデイブというアメリカ人先生にチェンジ。再び10メートル程潜ったところでの今までのおさらい。そして中性浮力を保っての前進。これをダイビングときっと呼ぶのだろう。珊瑚スレスレに先頭を行くデイブ先生。必死についていくが珊瑚より微妙に遠く、ときに珊瑚にタッチ・・・しながら進む僕等・・・。
必死、ほんとに必死。海の中でも汗をかくんだと感じた。そしたらねっ、亀!!!!!!!!!!!!!海亀がの~~~~んびりと僕等の前を横切っていくの!!!コバンザメをひきつれて『お前らアホかっっ』みたいな感じで堂々とノッソリ・・・。

今夜は久々にタマと二人きりのディナー。と言っても屋台でさっと食べ、ビールを一本ずつ買って、ビーチクラブの前の砂浜にドカーンとまずは大の字になってぶっ倒れ何気なく星空とにらめっこ。どちらからだろう、声をかけたのは?。むくっと起き上がりプシュッと缶ビールを開け乾杯をする。
静かな微笑み。確実に僕らは疲れている。
酔っ払って砂浜で寝てしまう僕に彼女は『ちゃんとバンガローで寝なさいと言った・・・』。言っていた・・・
ふふふっっ、いいだろう、砂浜のベットに生暖かい掛け布団。ちゃんと良い夢の途中で僕が“安全”なところまで運んであげるよっ。

始まりの朝

2007-01-17 | 旅日記と心の詩
目覚めてしばらくは何も聞こえない
自然とタマの顔の凸凹をさすり存在を確認する
ほころぶ
ほころぶ
また新しい朝がやってきた
ローリングでベットから脱出しバンガローの階段をシカトして砂浜にダイビング
ほのかに温かいそこをでんぐりがえしでクリアー
もたれそうな足は地球の法則で海を目指す
『ザッパーーンッッ』

しばらく流され『プッハ~~っ』と息を吸いに、自然と太陽と目が合う
新しい朝だ

真っ白なノートに・・・ふっふっふ・・・
また訳の解らない足跡(ストーリー)・・・