挨拶の保険～自分を知ってもらうこと

最近は怖い事件がたくさん有りますね。
ニュースは凶悪事件で持ち切りです。
国内では隣人を殺したり、家族と無理心中したり、海外ではテロ事件が続けて起きてます。

貧困も憎悪も昔から人間の世界では、絶えることはないようです。
しかし今の時代は便利過ぎて足らなくなっている物が国内の事件の要因のひとつです。
それはコミュニケーションです。

隣の人は誰かも知らない。
どんな生活をおくり、どんな仕事しているかも知らない。
挨拶さえしたこともなければ、顔さえ知らないかも。

ただ夜中に帰って来て大きな物音を立てるだとか、子供の泣き声がうるさいだとか。
それくらいしか知らない人。
そうなるとマイナスは目立つので、嫌な人だというイメージしかないと思う。

それって国同士の紛争と似ています。
国際紛争は宗教や習慣の違いがコミュニケーションの壁になっていることも多いと聞いています。
同じ日本人でさえ、コミュニケーションが取れないのですから、国際紛争の解決が難しいことは理解できそうです。

地震や火山噴火などの災害が国内ではあちこちで起きています。
災害時には救助や物資が間に合わないと思われます。
そんな時は近所の人の力を借りなければならない場合が多いそうです。

プライバシーや価値観の違いを盾にして、コミュニケーションを全く取らないというのはその方の勝手です。
しかし災害時に助け合うことも考えたら、向こう3軒両隣りとは挨拶くらいはした方が良いと思います。
さらに同居家族とのコミュニケーションが取れない場合はもっと深刻ですよね。

そういう人は一人で生きていると思っているかも知れない。
コンビニがあれば、会話しなくても生きていけるかもしれない。
それって平常時だからこそであり、病気や怪我の時は誰かに助けてもらうのですから、自分を知ってもらうこと、挨拶くらいはそんな時の保険とも思います。

雨無し、紫陽花無し

5月に入ってから、まとまった雨が少なく、特に先週から乾燥しています。
作物に必要な雨が少ないと、生育に影響がでます。
また火事にも注意です。

公園の紫陽花が少し色づくようになって来ています。
6月が近くなっている証拠ですね。
しかし雨が降らなければ、紫陽花にとっても問題になるでしょう。

これからの一週間も、東京では雨が降らないようです。
そして水曜日の最高気温は30℃まで上がる予報です。
しかし気温は上がっても、雨が降らないので、紫陽花の季節はまだお預けのようです。

毎朝、気になるカバンの人

朝の地下鉄の車内で最近よく一緒になる人がいる。
途中の乗換駅で多くの人が降りたあとに、入れ違いで乗り込んでくる。
その人は席が空いても座ることはなく、立って吊革に掴まる。

肩にはショルダーバッグを掛けている。
そのバッグは横が50センチの、幅20センチはある大きな物で、肩に掛けたままである。
座席の前に立ち、カバンは身体の幅よりはるかに大きい。

空いた車内は立つ人はほとんどいないので、次の駅で出口に近い車両に向かう人が通路を歩き始める。
当然次々とそのカバンを避けて行く。
しかし電車が揺れて、カバン同士が触れてしまうこともある。

どちらかと言うと、走行中の車内を歩く人が、よりマナーが悪いと思う。
カバンに接触があると、その人は通り過ぎて行く人に一瞥をくれる。
それがほぼ毎回なので、とても気になる。

この人は2つ先の駅で下りることも分かってきた。
重そうなカバンを網棚に載せるのはめんどくさいだろう。
カバンの接触が嫌なら、空いているからドアの前に立てばいいと思う。

忠告したくなるが、我慢している。
会わない日もあるが、最近ストレスになりそう。
私が途中の駅で座れる所なので、乗るドアを変えないからイケナイのだが（笑）

明日から始まります

この土日休みは早かった。
6日までの休みが長いかったから。
7と8の2日が出勤でまた土日で休み。

この平日2日はいつも通りに電車は混んでいましたね。
多分有給休暇が取れるほど、余裕も無いから出勤するでしょうね。
大昔と違って人員の余裕は無いのですからw

明日からは平日5日が始まります。
身体が拒否反応を出しそうです。
しかし待ってくれない仕事があるから、会社へ行くのです。

気楽なサラリーマンの時代は夢の更に向こう側です。
おそらくそれは映画やＴＶドラマの中だけです。
夏休みを目指して、また明日から仕事を頑張りましょう。

夕方の空に

殺伐とした感じと表現する小説が多いと思うが、都会の風景の、ごみごみとした感じや、統一感のない様を指しているのだろうか。

外出の時に何処かでブログ用の東京の風景を撮るつもりだったが、何も撮らずに帰宅した。
都会の風景をそこに住む人は見慣れており、それは日常の中で直に見て、またテレビでも映し出された中で間接的に見ている。
だからそこからは感動を得られない、つまり無関心な状態になりがちだ。

夕方の帰路で、東に向いて歩いていた真っ直ぐ伸びた道路。
そのうえを薄墨色の空に登り始めた丸い月。
白く大きくて、綺麗だったので、電線さえ無ければ撮りたかったな。

都会の中では、邪魔が多くて真の良さや美しいものが見えないのかもしれない。
月を眺めながら歩いていたら、そんなことを考えた。
太古の月は今よりも大きく見えたというが、見馴れた今の大きさが一番良いと思う。