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金魚世話係の日記(日常の小さな発見を金魚的な視野から探るナノ的な日記)

更新は毎週日曜日の一回ですが、21年目になりました!

挨拶の保険~自分を知ってもらうこと

2015-05-31 19:13:13 | 何でもあり
最近は怖い事件がたくさん有りますね。
ニュースは凶悪事件で持ち切りです。
国内では隣人を殺したり、家族と無理心中したり、海外ではテロ事件が続けて起きてます。

貧困も憎悪も昔から人間の世界では、絶えることはないようです。
しかし今の時代は便利過ぎて足らなくなっている物が国内の事件の要因のひとつです。
それはコミュニケーションです。

隣の人は誰かも知らない。
どんな生活をおくり、どんな仕事しているかも知らない。
挨拶さえしたこともなければ、顔さえ知らないかも。

ただ夜中に帰って来て大きな物音を立てるだとか、子供の泣き声がうるさいだとか。
それくらいしか知らない人。
そうなるとマイナスは目立つので、嫌な人だというイメージしかないと思う。

それって国同士の紛争と似ています。
国際紛争は宗教や習慣の違いがコミュニケーションの壁になっていることも多いと聞いています。
同じ日本人でさえ、コミュニケーションが取れないのですから、国際紛争の解決が難しいことは理解できそうです。

地震や火山噴火などの災害が国内ではあちこちで起きています。
災害時には救助や物資が間に合わないと思われます。
そんな時は近所の人の力を借りなければならない場合が多いそうです。

プライバシーや価値観の違いを盾にして、コミュニケーションを全く取らないというのはその方の勝手です。
しかし災害時に助け合うことも考えたら、向こう3軒両隣りとは挨拶くらいはした方が良いと思います。
さらに同居家族とのコミュニケーションが取れない場合はもっと深刻ですよね。

そういう人は一人で生きていると思っているかも知れない。
コンビニがあれば、会話しなくても生きていけるかもしれない。
それって平常時だからこそであり、病気や怪我の時は誰かに助けてもらうのですから、自分を知ってもらうこと、挨拶くらいはそんな時の保険とも思います。
コメント
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